【新刊情報】「サイ」が絶滅するかもしれない。NHK記者がアフリカで見た、密猟との知られざる戦いとは?児童向けノンフィクション『この世界からサイがいなくなってしまう アフリカでサイを守る人たち』発刊。
第8回子どものための感動ノンフィクション大賞受賞作品の書籍化。SDGsにも深く関わる、野生動物の危機と保護活動の現場を伝える一冊。
株式会社学研ホールディングス(東京・品川/代表取締役社長:宮原博昭)のグループ会社、株式会社学研プラス(東京・品川/代表取締役社長:南條達也)は、5月27日(木)に、児童書『環境ノンフィクション この世界からサイがいなくなってしまう アフリカでサイを守る人たち』を発売した。
専門家によると、あと20年でアフリカからサイがいなくなってしまう可能性があるという。角をねらった密猟によって、サイの数が激減しているためだ。
NHK記者としてアフリカ30か国以上での取材経験がある味田村太郎氏は、現状に危機感を覚え取材を開始。サイの保護と密猟の最前線を伝える原稿を、『子どものための感動ノンフィクション大賞』に応募した。
この原稿が大賞を受賞し、この度発刊されたのが、児童書『この世界からサイがいなくなってしまう』だ。
- ♦あらすじ♦
<目次>
はじめに
■第一章 とてもユニークなサイ
コラム①サイのフンにかくされたなぞ
■第二章 いま、アフリカで起きていること
コラム②シロサイ「旅は道連れ」
■第三章 科学の力でサイを救え!
コラム③サバンナの自然を支えるサイ
■第四章 女性レンジャーが出動
おわりに
- ♦3つの「わかる」ポイント♦
★サイのことがよくわかる
巻頭や第一章ではサイの種類や祖先について紹介。また、コラムではサイの最新研究も紹介。人気の動物サイのユニークな習性や特集を知ることができる。
★サイをすくうためのさまざまな取り組みがよくわかる
サイを救おうと、さまざまな現場で日々たたかう人々を取材。
国立公園をヘリコプターでパトロールするレンジャー隊や、母親を密猟者に殺された子どものサイを保護する「サイの孤児院」。それから、iPS細胞の活用も期待される、科学技術による「復活プロジェクト」や、角を失ったサイ「ホープ」への医師たちの必死の治療などについても取り上げている。
★社会や世界の問題についてよくわかる
サイの密猟の問題から浮かび上がってくるのは、貧困や男女格差、人と自然との付き合い方などの世界が抱える問題だ。これらはどれも、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」として近年掲げられている目標である「1.貧困をなくそう」「4. 質の高い教育をみんなに」「5.ジェンダー平等を実現しよう」「10.人や国の不平等をなくそう」「15.陸の豊かさも守ろう」などと密接に関わっている。
- <味田村太郎 プロフィール>
- 【新刊概要】
●『環境ノンフィクション この世界からサイがいなくなってしまう アフリカでサイを守ろうとする人たち』
作/味田村太郎
定価:1540円 (本体1400円+税10%)
対象年齢:小学校4・5・6年生
発売日:2021年5月27日(木)
仕様:A5判ハードカバー、 120ページ
ISBN:978-4-05-205327-6
発行所:(株)学研プラス
学研出版サイト:https://hon.gakken.jp/book/1020532700
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楽天ブックス:https://books.rakuten.co.jp/rb/16677855/
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