劇団おぼんろ×講談社×ホリプロインターナショナル!劇団おぼんろ第19回本公演 『瓶詰めの海は寝室でリュズタンの夢をうたった』2021年8月Mixalive TOKYOにて公演決定!

株式会社講談社


劇団おぼんろは大人のための寓話を紡ぎ出すことを特徴とし、その普遍性の高い物語と独特な舞台演出技法によって注目を集めてきた。主宰の末原拓馬の路上独り芝居に端を発し、現在は4000人近くの動員力を持つ劇団に成長。抽象舞台を巧みに用いるおぼんろは廃工場や屋形船、オリジナルの特設テントなど様々な場所でも公演を行い、どんな場所でもまるで絵本の中に潜り込んだようなエンターテインメントを紡ぎ出してきた。語り部の息遣いが聞こえ、温度さえも伝わる迫力に参加者(観客)は胸を高鳴らせ、日常を忘れて物語の世界に浸る。2019年にはサーカスパフォーマンスとの融合にも挑戦し、老若男女、国内外の観客から絶大なる人気を誇る。前作の「メル・リルルの花火」は感染症予防対策のために上演形態を変更し、オンラインでの音声のみの配信での上演となったため、本公演は2年ぶりの有観客での待望のオリジナル新作の上演となる!
 


<あらすじ>
窓から入ってきた少年は、男の目の前に瓶を掲げて言った。
「海を盗んできた」
瓶の中に閉じ込められた海を見つめた初老の男性は、この少年に見覚えがある気がする。
「ベッドにつかまって」と少年は優しく叫んだものだから、男は慌てて従った。
瓶が床に叩きつけられ割られると、中から海は溢れ出し、ベッドは大海原に浮かんだ。少年は言う。
「お前を裁きの場に連れてゆかないといけない。」
「俺が何をした?」
「夏休みの宿題をまだ提出していないだろう」
「・・・いつの話だ?」
「小学3年さ」
「バカ言うな、俺は今年で59歳だ」
「なんてこった!だったら早く提出しなければならないな。さ、シーツを帆にして風を受けるんだ」
男は困ってしまった。
「今夜は眠り薬をたらふく飲んだ。せっかく、死のうとしたのにな。」
目の前に広がる海は、あまりに美しく輝いていた。
おぼんろ最新作は、夏の夜に繰り広げられる老人による不思議な海の冒険譚。
今を生きろ。今、ここにある美しさに目を凝らせ。それでダメなら想像するんだ。心の底からのしあわせ願いながらに。

<末原拓馬コメント>
1年ぶりの新作です。幸せの権化みたいな物語を創るにはどうしたらいいのだろう、と日夜考え続けてます。

素敵で大切な1年でした。世界がどうであろうと、僕は愛する人を愛し続けたし、毎日を一生懸命過ごしました。

人には言えない悲しみや怒りをこっそりどこかで叫びたくて物語を創ることもあります。でもそれはとっても自分の心に余裕が残っている時のことで、本当のところ、いまのぼくには、そんな余裕がない。神様は、泣いても許してくれない。嫌なことを本気で嫌だと言っても、淡々と時計の針を回し続ける。ならばせめて、僕の大切だと思う人を笑わせることが、いま僕のしたいことだと思いました。

この文章を発表したこの瞬間から初日の8月12日までの間、僕にもあなたにもたくさんの出来事が起こります。それでも、何が起きても、僕はこの作品をあなたに届けます。届けられるように、創り続けます。それが僕のお祈り。生きる手がかりだから。

僕は幸せなのです。僕を幸せにしようと命がけで戦ってくれた人たちのおかげです。だから僕は、いかに自分が幸せか、どれほどに幸せを願うことのできる僕になれたかを、ちゃんと伝えたい。2021年8月、ただただ、大笑いをしたい。この先いつか泣いても泣いても忘れないような、大笑いをしたい。

目を凝らす、この瞬間の世界の美しさに、過ごしてきた時間の美しさに。もしも何も見えなかったとしても、僕らには想像力がある。一番きれいな瞬間を想像する。

おぼんろ第19回本公演。お会いできることを心から願ってます。

キンキラキンのラブをあなたに。
あなたがくださったものだから、上等にしてお返しします。

末原拓馬

<公演概要>
◆タイトル 劇団おぼんろ第19回本公演 『瓶詰めの海は寝室でリュズタンの夢をうたった』
◆期間 2021年8月12日(木)~8月17日(火)
◆劇場 Mixalive TOKYO  Theater Mixa
〒170-0013 東京都豊島区東池袋1-14-3 Mixalive TOKYO 6階
https://mixalive.jp/
◆脚本・演出 末原拓馬
◆出演者 さひがしジュンペイ・塩崎こうせい・末原拓馬・高橋倫平・わかばやしめぐみ
◆タイムテーブル


<チケット>
◆発売日 2021年7月1日(木)12:00〜
◆価格(全席指定席)
プレミアムチケット 10,000円(税込)
プレミアム特典:『リュズタンの夢』舞台裏の記憶
チケットをご購入いただいた各ステージごとの開演前、本番中、終演後の舞台裏の様子を、実録スタッフによって撮影・編集された記録映像によってお贈りします。語り部、スタッフたちが必死で物語を紡ごうとする姿を覗き見してはみませんか?そこには、またひとつ、別の物語が潜んでいることでしょう。
公演終了後、撮影と編集が完了するや否や大急ぎで映像データをお送りします。物語の 余韻とともにお楽しみいただければ幸いです。
一般チケット 7,500円(税込)
ひよっこチケット 4,000円(税込) ※18歳以下。各ステージ20枚限定で発売します。
いいねチケット 投げ銭
※13日(金)13:00/16日(月)13:00は40席限定でいいねチケットを発売します。いいねチケットは基本入場無料。終演後に言い値での投げ銭チケットになります。

※本公演は政府および東京都の方針・要請等に従い、最大限の感染拡大予防を講じた上で公演を実施いたします。お客様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解とご協力の程、何卒よろしくお願いいたします。感染予防対策の詳細につきましては改めて公式webサイトにてご案内いたします。


◆チケット取り扱い ローソンチケット
■Lコード:33691
WEB予約 https://l-tike.com/obonro/(パソコン・携帯・スマホ)
店頭販売:ローソン・ミニストップ店内Loppiで直接購入いただけます。
※座席選択予約はWEB予約のみ対応(店頭販売ではお選びいただけません)
 

「Mixalive TOKYO(ミクサライブ東京)」とは、 池袋駅東口サンシャイン60通り沿いに誕生したLIVEエンターテインメントの複合施設ビル。
講談社、テレビ東京、キングレコード、ブシロード、ネルケプランニングほか様々なエンターテインメント企業が集まり、舞台、音楽ライブ、トークショー、イベント、ライブカフェなど、6つのホールから多種多様なLIVEエンターテインメントを世界に発信する。ソフトバンクとの協業により全フロア5G化し、リアル&リモートのLIVEエンターテインメントを発信する「ハイブリッドシアター」として本格始動した。

おぼんろ公式サイト: https://www.obonro-web.com
おぼんろ公式Twitter:@obonro_new
公演に関するお問い合わせ: おぼんろ制作部 obonro.info@gmail.com
劇場に関するお問い合わせ:https://mixalive.jp/

主催:劇団おぼんろ/株式会社講談社/株式会社ホリプロインターナショナル

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会社概要

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URL
http://www.kodansha.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都文京区音羽2-12-21
電話番号
03-3945-1111
代表者名
野間省伸
上場
未上場
資本金
3億円
設立
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