第29回東京国際映画祭〈WOWOW賞〉受賞作 『ブルーム・オヴ・イエスタディ』に決定
株式会社WOWOW(本社:東京都港区、代表取締役社長 田中 晃、以下WOWOW)が、第29回東京国際映画祭コンペティション部門において実施した〈WOWOW賞〉の受賞作が決定しました。
受賞作は、クリス・クラウス監督の『ブルーム・オヴ・イエスタディ』(2016 年 ドイツ/オーストリア)です。
選出理由は以下の通りです。
125 分 ドイツ語 カラー | 2016 年 ドイツ/オーストリア |
タイトル ブルーム・オヴ・イエスタディ
[原題 The Bloom of Yesterday [ Die Blumen von Gestern ]]
スタッフ 監督 クリス・クラウス
プロデューサー ダニ・クラウス
プロデューサー カトリン・レンメ
共同プロデューサー ゲルト・フーバー
共同プロデューサー クルト・シュトッカー
撮影監督 ソニア・ロム
プロダクション・デザイナー ジルケ・ブール
衣装 ジョイア・ラスぺー
編集 ブリギッタ・タウフナー
音響 アンドレ・ツァッハー
音楽 アネッテ・フォックス
キャスト ラース・アイディンガー
アデル・エネル
ヤン=ヨーゼフ・リーファース
ハンナ・ヘルツシュプルング
あらすじ
ドイツの著名なホロコースト研究者であるトトは、家族の経歴、自分の職業、普段からの人間関係に悩んでいる。その悩みが極限にまで達したとき、フランス系ユダヤ人の女性・ザジに出会う。ドイツ人コンプレックスをもつ、情熱溢れる風変りなザジは、おそろしくカジュアルで、型破りな態度によって、トトの仕事と家族生活を大混乱に陥れる。そのおかげで、彼が身の回りに築き上げてきたバリアも崩れてゆく。あり得ないラブコメ、それは自己破壊から始まる愛の物語。
作品解説
日本を含め世界でヒットを記録した『4分間のピアニスト』(06)にて、獄中の天才ピアニスト少女と戦中の辛い記憶を抱える老女の交流を描いたC・クラウス監督は、今回もホロコーストというヘヴィーな題材を、ユーモアや恋愛を交えて鮮やかに語ってみせる。凄惨な歴史の記憶を継承する重要性と、人間味溢れるラブ・ストーリーとを両立させる巧みさに、職人技が伺える。主演のラース・アイディンガーは、舞台俳優として活躍する一方、いまや国境を越えて活躍する欧州映画に欠かせない存在である。共演のアデル・ハネルは現在のフランスきっての売れっ子であり、ダルデンヌ兄弟監督新作でヒロインを演じて今年のカンヌ映画祭の話題をさらった。
以上
受賞作は、クリス・クラウス監督の『ブルーム・オヴ・イエスタディ』(2016 年 ドイツ/オーストリア)です。
選出理由は以下の通りです。
『ブルーム・オヴ・イエスタディ』選出理由 本来重厚なテーマである“ホロコースト”を、軽快なラブロマンスとして描いた新しさ。“ホロコースト” の被害者と加害者という立場にある第三世代同士の恋愛というタブーに挑みながら、未来に対する希 望を感じさせました。この作品を世界中の人たちにぜひ観て欲しいです。 |
〈WOWOW賞〉は、24 時間映画専門チャンネル「WOWOWシネマ」を通じて映画を放送し続けるWOWOWとして、映画文化への貢献を目的に一昨年創設した賞です。映画をこよなく愛するWOWOW加入者が選考委員となり、東京国際映画祭のコンペティション部門に出品された作品の中から、“新しさ・挑戦を感じられ、その映画の感動を世界中の映画ファンと共有したい”と考える1 作品を選ぶものです。受賞作品には、10,000 米ドルを贈呈します。
第29 回東京国際映画祭の模様や受賞作品結果は、11 月7 日(月)夜8:30 からWOWOWシネマで放送する「斎藤工×板谷由夏 映画工房 第29 回東京国際映画祭スペシャル」(無料放送)で紹介します。
WOWOWは、コーポレートメッセージ「見るほどに、新しい出会い。」のコンセプトのもと、今後も上質なエンターテインメントをお届けしていきます。
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第29 回東京国際映画祭〈WOWOW 賞〉受賞作
『ブルーム・オヴ・イエスタディ』概要
(C)2016 Edith Held / DOR FILM-WEST, Four Minutes Filmproduktion
125 分 ドイツ語 カラー | 2016 年 ドイツ/オーストリア |
タイトル ブルーム・オヴ・イエスタディ
[原題 The Bloom of Yesterday [ Die Blumen von Gestern ]]
スタッフ 監督 クリス・クラウス
プロデューサー ダニ・クラウス
プロデューサー カトリン・レンメ
共同プロデューサー ゲルト・フーバー
共同プロデューサー クルト・シュトッカー
撮影監督 ソニア・ロム
プロダクション・デザイナー ジルケ・ブール
衣装 ジョイア・ラスぺー
編集 ブリギッタ・タウフナー
音響 アンドレ・ツァッハー
音楽 アネッテ・フォックス
キャスト ラース・アイディンガー
アデル・エネル
ヤン=ヨーゼフ・リーファース
ハンナ・ヘルツシュプルング
あらすじ
ドイツの著名なホロコースト研究者であるトトは、家族の経歴、自分の職業、普段からの人間関係に悩んでいる。その悩みが極限にまで達したとき、フランス系ユダヤ人の女性・ザジに出会う。ドイツ人コンプレックスをもつ、情熱溢れる風変りなザジは、おそろしくカジュアルで、型破りな態度によって、トトの仕事と家族生活を大混乱に陥れる。そのおかげで、彼が身の回りに築き上げてきたバリアも崩れてゆく。あり得ないラブコメ、それは自己破壊から始まる愛の物語。
作品解説
日本を含め世界でヒットを記録した『4分間のピアニスト』(06)にて、獄中の天才ピアニスト少女と戦中の辛い記憶を抱える老女の交流を描いたC・クラウス監督は、今回もホロコーストというヘヴィーな題材を、ユーモアや恋愛を交えて鮮やかに語ってみせる。凄惨な歴史の記憶を継承する重要性と、人間味溢れるラブ・ストーリーとを両立させる巧みさに、職人技が伺える。主演のラース・アイディンガーは、舞台俳優として活躍する一方、いまや国境を越えて活躍する欧州映画に欠かせない存在である。共演のアデル・ハネルは現在のフランスきっての売れっ子であり、ダルデンヌ兄弟監督新作でヒロインを演じて今年のカンヌ映画祭の話題をさらった。
以上
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