“AI万能”の時代、世界的経営コンサルタントが独自に開発したビジネス思考法が話題! 大前研一著『RTOCS 他人の立場に立つ発想術』、小学館より大反響発売中!

〈進化し続けるAIに仕事を奪われないためには、0から1を生み出す「構想力」「発想力」を身につける必要があり、その土台となるのは「思考力」だ〉
「RTOCS(アールトックス)」とは ── リアルタイム・オンライン・ケーススタディ(Real Time Online Case Study)の略。「もし自分が○○だったら」と仮定し、企業の社長や国・自治体のトップなど、組織のリーダーとしての立場から現状を踏まえて将来像を予測し、今後の具体的な打ち手を1週間で考えるBBT(ビジネス・ブレークスルー)大学大学院独自のケーススタディ。2005年の開校以来続けられており、2026年夏には1000回の大台に到達予定(添付のテーマ一覧を参照)。
BBT大学大学院での「RTOCS」の要点── 従来のビジネススクールの教科書に載っているような過去の事例ではなく、今まさに我々が目にしている企業や組織の「現在進行形」のテーマを取り上げ、①その企業や組織の本質的な問題がどこにあるかを考える、②解決策は何か、打ち手は何かを考える、③考えた打ち手をどのように成し遂げていくかを考える─という流れを毎週繰り返す。
なぜ「RTOCS」が必要か?──「自分のことは自分が一番知っている」と過信しているケースが多いが、実際には自分(自社)のことがわかっていない。▶だから、自分の問題に関しては、イノベーションが出てこない。▶したがって、「思い込み」と「クセ」を意図的に排除し、思考するために、「他人の立場」に立って考える訓練が必要。▶その結果、他人の立場に立って徹底的に考えることで、思考回路が劇的に変わる。▶RTOCSは4~5人でアイデアを出し合ってブレーンストーミングをしたほうが発想が広がる。▶行き詰まった場合には、上のレベルで考える……こうした訓練を通じて、問題解決力が上がる。
「もし私が○○だったら?」とテーマを設定し解決策を考える──「もし私が対米関税交渉を任されたら」「もし私が日鉄社長だったら」「もし私がセブン&アイ社長だったら」「もし私が石川県、あるいは静岡県知事だったら」「もし私がデジタル担当相だったら」……など、本書でも大前氏による具体的なケーススタディを紹介。
《プロローグより》
「RTOCS」は、テーマが無限にある。ビジネスに限らず、政治や経済や社会的な課題についても「もし私が○○だったら?」と問うことができる。そういう多様なトレーニングを繰り返していくことで「思考力」が磨かれていくのだ。本書でその要諦をつかみ、今後のビジネスに活かしてもらえれば幸いである。 大前研一
(参考)BBT大学大学院のRTOCS演習テーマ一覧(本書より)



『RTOCS 他人の立場に立つ発想術』
大前研一著
定価1,650円(税込)
四六判 224ページ
2025年11月6日発売 小学館
ISBN978-4-09-380132-4
https://www.shogakukan.co.jp/books/09380132
電子版も発売中!
大前研一【おおまえ・けんいち】…… 1943年福岡県生まれ。経営コンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニーで本社ディレクターなどを歴任。『企業参謀』『ボーダレス・ワールド』などの著書が世界的ベストセラーとなり、各国の経済アドバイザーとしても活躍。1998年、経営指導と人材育成を行なう「ビジネス・ブレークスルー(BBT=現Aoba-BBT))」を設立。現在、BBT大学学長などを務める。著書に『日本の論点』シリーズ(プレジデント社)や『低欲望社会』『発想力』『稼ぎ続ける力』『シニアエコノミー』『第4の波』など多数。

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