エコ素材ラベルへの好感度向上は3割弱にとどまる一方、企業の「細部までの環境配慮姿勢」を求める声は半数以上

株式会社NEXER Group・環境意識とサステナブルなパッケージ・ラベルに関する調査

株式会社NEXER Group

■パッケージやラベルの環境配慮、消費者はどう受け止めている?

環境に配慮した取り組みは、商品の中身だけでなく、パッケージやラベルなど「包むもの」にも広がっています。

買い物袋を持ち歩くことが定着し、ラベルのないペットボトル飲料も店頭で見かけるようになりました。身近なところでも、環境への配慮を意識する機会が増えています。

では、商品に貼られた小さなシールやラベルについて、消費者はどの程度環境への配慮を意識しているのでしょうか。

ということで今回は繁盛シール工房(ARC株式会社)と共同で、全国の男女500名を対象に「環境意識とサステナブルなパッケージ・ラベル」についてのアンケートをおこないました。


※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。

・引用元が「株式会社NEXER Groupと繁盛シール工房による調査」である旨の記載

・繁盛シール工房(https://www.seal-koubou.com/)へのリンク設置


「環境意識とサステナブルなパッケージ・ラベルに関するアンケート」調査概要

調査手法:インターネットでのアンケート

調査期間:2026年9月21日~9月28日

調査対象者:全国の男女

有効回答:500サンプル

質問内容:

質問1:商品を購入するとき、パッケージやラベルの「環境への配慮」(再生素材・プラスチック削減・エコマーク付きなど)を意識したことはありますか。

質問2:「環境に配慮した素材のラベルやシールを使っている」と明記された商品に対して、好感度は上がりますか。

質問3:その理由を教えてください。

質問4:「環境に配慮した素材のラベルやシールを使っている」と明記された商品に対して、購入意欲は変わりますか。

質問5:その理由を教えてください。

質問6:企業や店舗が環境への配慮を発信するとき、パッケージやラベルの素材にもこだわるべきだと思いますか。

質問7:その理由として当てはまるものを選んでください。(複数回答)

質問8:シールやラベルの素材が「環境にやさしいもの」であれば、追加で費用を払ってもいいと思いますか。

質問9:そのように回答した理由を教えてください。

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

■80.2%が、商品を購入するときにパッケージやラベルの「環境への配慮」を意識したことが「ない」と回答

まずは、商品を購入するとき、パッケージやラベルの「環境への配慮」(再生素材・プラスチック削減・エコマーク付きなど)を意識したことがあるか聞いてみました。

その結果、「よくある」が3.8%、「ときどきある」が16.0%と、合わせて19.8%が環境への配慮を意識したことがあると回答しています。

一方で、「あまりない」は37.8%、「まったくない」は42.4%となり、合わせて80.2%が、パッケージやラベルの環境への配慮を意識したことが「ない」と回答しました。

買い物の際、まず目に入るのは価格や内容量、商品の特徴などではないでしょうか。包装の素材や環境配慮を示すマークまで意識して商品を選ぶ人は、まだ多くないようです。

ただし、「まったくない」と回答した人は42.4%でした。37.8%を占める「あまりない」と回答した人を含めると、環境への配慮を購入時の判断材料として強く意識している人は限られる一方で、まったく関心がないわけではないようです。

■27.2%が、「環境に配慮した素材のラベルやシールを使っている」と明記された商品に対して好感度が「上がる」と回答

続いて、「環境に配慮した素材のラベルやシールを使っている」と明記された商品に対して、好感度は上がるか聞いてみました。

その結果、「とても上がる」が3.8%、「やや上がる」が23.4%と、合わせて27.2%が、好感度が上がると回答しました。

一方で、「やや下がる」は3.8%、「下がる」は7.0%となっています。また、「変わらない」は62.0%でした。

それぞれの回答を選んだ理由も聞いてみたので、一部紹介します。

「とても上がる」「やや上がる」と回答した方

・その商品を買うことでいい商品を選べたと自信を持てそうだから。(30代・女性)

・環境に配慮していることが伝わるから。(30代・男性)

・地球環境へ少しでもプラスになるなら、買いたい。(40代・女性)

・クリーンな会社のイメージに繋がるから。(40代・男性)

・未来を考えた企業だという姿勢が評価できるから。(40代・女性)

「やや下がる」「下がる」と回答した方

・あまり気にしないから。(20代・女性)

・時代に合ってないから。(40代・男性)

・エコに興味がないので強調される圧がかかるのも嫌。(40代・女性)

・広告するとイメージが悪くなるため。(40代・男性)

「変わらない」と回答した方

・そんなに意味があると思えないので。(20代・女性)

・行動力のある会社だなとは思うけど、好感度までは上がらない。(30代・女性)

・どう配慮しているのかよく分からないから。(30代・女性)

・積極的にアピールしているだけな気がするから。(30代・女性)

・申し訳ないが、環境問題にそこまで関心がないので、買う時にわざわざ見て選ばない。買い物は早く済ませたいし、コスパの良いものを選びたい。(40代・女性)

「とても上がる」「やや上がる」と回答した方からは、「環境に配慮していることが伝わるから」「地球環境へ少しでもプラスになるなら、買いたい」といった声が寄せられました。また、「クリーンな会社のイメージに繋がるから」「未来を考えた企業だという姿勢が評価できるから」といった、企業の姿勢を評価する声も見られました。

一方で、「やや下がる」「下がる」と回答した方からは、「あまり気にしないから」「エコに興味がないので強調される圧がかかるのも嫌」といった声が寄せられました。環境への関心の度合いや、表示の受け止め方によって、感じ方に違いがあることがうかがえます。

また、「変わらない」と回答した方からは、表示そのものよりも、どのような取り組みなのかがわかりにくいことや、環境配慮を示していることだけでは好感度の変化につながらないという声が寄せられました。「行動力のある会社だなとは思うけど、好感度までは上がらない」という回答からも、環境への取り組みを評価しながらも、商品への好感度とは別に捉えている人がいることがわかります。

環境に配慮した素材を使用していることを伝える表示を好意的に受け止める人がいる一方で、表示だけでは商品の印象が変わらない人もいるようです。環境への取り組みをわかりやすく伝え、その内容まで理解してもらうことが、取り組みへの関心や評価につながるのかもしれません。

■72.6%が、環境に配慮した素材のラベルやシールの明記で購入意欲は「変わらない」と回答

続いて、「環境に配慮した素材のラベルやシールを使っている」と明記された商品に対して、購入意欲は変わるか聞いてみました。

その結果、「とても高まる」が4.2%、「やや高まる」が15.6%と、合わせて19.8%が購入意欲が高まると回答しています。

一方で、「やや低くなる」は2.4%、「低くなる」は5.2%となっています。また、「変わらない」は72.6%でした。

前問では、環境に配慮した素材のラベルやシールを使っていることが明記されると、27.2%が好感度が「上がる」と回答しました。これに対して、今回の質問では購入意欲が「高まる」と回答した人は19.8%でした。環境への取り組みを好意的に受け止めても、それだけで購入意欲が高まるとは限らないようです。

それぞれ理由も聞いてみたので一部紹介します。

「とても高まる」「やや高まる」と回答した方

・地球にいいことをできそうだから。(30代・女性)

・自分も環境に配慮しているか気になるから。(40代・女性)

・エコの意識が高まるから。(40代・男性)

・環境に気を使っている会社のものを使いたいので。(50代・女性)

・同じ商品であれば、環境に優しい物を選びたいから。(50代・男性)

「やや低くなる」「低くなる」と回答した方

・アピールする必要性が無いから。(30代・男性)

・気にしない。(30代・女性)

・興味がないので。(40代・女性)

・嘘に加担している企業は評価が下がる。(60代・男性)

「変わらない」と回答した方

・環境に配慮しているかどうかは商品を選ぶ上では何の影響もないから。(30代・女性)

・ラベルレスとかでない限り違いがわからないから。(30代・女性)

・環境に配慮していることを重視していないから。(30代・女性)

・商品の内容がラベルとかに環境に良い素材を使っていてもいいとは限らないから。(30代・女性)

「とても高まる」「やや高まる」と回答した方からは、「地球にいいことをできそうだから」「自分も環境に配慮しているか気になるから」「同じ商品であれば、環境に優しい物を選びたいから」といった声が寄せられました。環境に配慮した商品を選ぶことで、自分自身も環境への配慮につなげたいと考えている人がいるようです。

一方で、「やや低くなる」「低くなる」と回答した方からは、「気にしない」「興味がないので」といった声が寄せられました。また、「アピールする必要性が無いから」「嘘に加担している企業は評価が下がる」といった回答もあり、環境への取り組みの伝え方や企業への信頼が、商品の受け止め方に影響していることもうかがえます。

また、「変わらない」と回答した方からは、「環境に配慮しているかどうかは商品を選ぶ上では何の影響もないから」「ラベルレスとかでない限り違いがわからないから」といった声が寄せられました。従来のパッケージやラベルと比べて、どのような点が環境に配慮されているのかがわかりにくいことも、購入意欲の向上につながりにくい理由の一つといえそうです。

商品の価格や品質、内容などを踏まえたうえで、環境への配慮が具体的な価値として伝わることが、商品を選ぶ際の後押しになるのかもしれません。

環境に配慮した素材を使っていることだけでなく、「どのような素材を使い、どのように環境に良い働きをするのか」まで伝われば、取り組みの意味をイメージしやすくなり、購入意欲につながる可能性もありそうです。

■51.8%が、環境配慮を発信するならパッケージやラベルの素材にも「こだわるべきだと思う」と回答

続いて、企業や店舗が環境への配慮を発信するとき、パッケージやラベルの素材にもこだわるべきだと思うか聞いてみました。

その結果、「そう思う」が8.8%、「ややそう思う」が43.0%となり、合わせて51.8%の人が、パッケージやラベルの素材にも「こだわるべき」と回答しました。

一方で、「あまりそう思わない」は31.2%、「そう思わない」は17.0%でした。

前の設問では、商品を購入する際に、パッケージやラベルの環境への配慮を意識したことがある人は19.8%でした。

これに対して、企業や店舗が環境への配慮を発信するのであれば、パッケージやラベルの素材にもこだわるべきだと考える人は51.8%にのぼっています。

普段の買い物では、パッケージやラベルの素材まで意識する人は限られている一方で、企業や店舗が環境への取り組みを発信する場面では、「その取り組みが商品の細かな部分にも反映されているか」を気にする人が多いようです。

環境への取り組みだけでなく、その目的や具体的な内容までわかりやすく伝えることで、取り組みへの理解が深まり、パッケージやラベルの素材にも目が向きやすくなるのかもしれません。

■企業や店舗が環境への配慮を発信するときにパッケージやラベルの素材にもこだわるべき理由、1位は「環境配慮を発信するなら、細部まで徹底すべき」

続いて、企業や店舗が環境への配慮を発信するとき、パッケージやラベルの素材にもこだわるべきだと思う方に、その理由を聞いてみました。

最も多かったのは、「環境配慮を発信するなら、細部まで徹底すべき」で39.8%でした。

次いで「目に見える部分なので、本気度が伝わる」が36.3%、「発信と実態が違うと信頼を失う」が27.8%で続きます。

上位に挙がった理由からは、企業の環境配慮に対して「一貫性」を求める意識がうかがえます。

パッケージやラベルは、消費者が商品を手に取ったときに目にする部分であり、企業の姿勢を伝える顔ともいえます。だからこそ、環境への取り組みを発信するのであれば、目に見える細かな部分まで配慮されているかどうかが、その取り組みの本気度を判断する一つの目安になっているのかもしれません。

また、「発信と実態が違うと信頼を失う」という回答からは、環境への配慮を実際以上に良く見せることへの警戒感もうかがえます。

環境配慮を発信する際には、言葉だけでなく、商品そのものやパッケージ、ラベルなど、消費者が実際に触れる部分にも取り組みを反映させることが、企業への信頼につながるといえるでしょう。

■88.0%が、環境にやさしい素材のシールやラベルに追加で費用を払ってもいいと「思わない」と回答

最後に、シールやラベルの素材が「環境にやさしいもの」であれば、追加で費用を払ってもいいと思うか聞いてみました。

その結果、「思う」は12.0%にとどまり、88.0%が「思わない」と回答しました。

そのように回答した理由も聞いてみたので一部紹介します。

「思う」と回答した方

・たぶんそれだけで極端にそこまで値上がりするようなものでもないだろうから。(40代・男性)

・地球にやさしいことに少しでも参加したい。(50代・女性)

・コストは消費者側である程度は負担しないと企業もやってられないだろうし。(60代・男性)

「思わない」と回答した方

・物価高なので、そこにまでお金を払えるほど余裕が無い。(20代・女性)

・環境は大事だと思うけど、追加料金は払いたくない。(30代・女性)

・それは会社の負担だろう。(30代・女性)

「思う」と回答した方からは、「それだけで極端に値上がりするようなものでもないだろうから」という声がありました。

シールやラベルは、商品全体から見れば小さな部分です。そのため、追加負担がわずかであれば、環境に配慮した素材を選ぶための費用として受け入れられると考える人もいるようです。

また、「地球にやさしいことに少しでも参加したい」といった声からは、環境への取り組みに消費者自身も参加したいという意識もうかがえます。

一方で、「思わない」と回答した方の理由には、物価高や家計への負担を挙げる声が多く見られました。

特に、「環境は大事だと思うけど」と前置きしたうえで、追加料金には否定的な声もあります。環境への配慮そのものに反対しているわけではなく、そのための費用を消費者が負担することには慎重な意見もあるようです。

今後、環境に配慮した素材を取り入れていくには、環境負荷の低減だけでなく、消費者の負担にも配慮しながら、コストとのバランスを考えていくことが重要になりそうです。

■まとめ

今回の調査では、商品を購入する際にパッケージやラベルの環境への配慮を意識したことがある人は19.8%にとどまりました。また、環境にやさしい素材のシールやラベルに追加で費用を払ってもいいと考える人も12.0%となっています。

一方で、企業や店舗が環境への配慮を発信するのであれば、パッケージやラベルの素材にもこだわるべきだと考える人は51.8%と、半数を超えています。

この結果からは、消費者が普段の買い物でパッケージやラベルの素材を積極的に意識しているわけではないものの、企業が環境への取り組みを発信するのであれば、その姿勢が商品の細部にも反映されていることを求めている様子がうかがえます。

消費者は、エコ表示だけを理由に商品を選ぶわけではありません。それでも、企業が発信していることと、実際の商品やパッケージが一致しているかどうかには目を向けているようです。

コストとのバランスを見ながら、ラベルやシールといった細かな部分から素材を見直すことは、企業の環境への姿勢を誠実に伝える一つの方法といえるでしょう。



<記事等でのご利用にあたって>

・引用元が「株式会社NEXER Groupと繁盛シール工房による調査」である旨の記載

・繁盛シール工房(https://www.seal-koubou.com/)へのリンク設置


【ARC株式会社について】

代表者:代表取締役社長 井川 敏隆

本社所在地:〒492-8502 愛知県稲沢市陸田一里山町53番地

電話番号:

0587-21-2231(代表番号)

0587-77-1011(商品に関するお問い合わせ)

事業内容:プライスラベル / 計量プリンターラベル / ラベルプリンター / ポップシール / オリジナルシール / レジスター用ロールペーパー / 包装機 / ハンドラベラー / バーコードプリンター / 磁気記録駐車券 / 園芸用ラベル / 挿し札 / 紙器 / パッケージ等の開発・製造・販売 / シルク印刷


【株式会社NEXER Groupについて】

本社:〒170-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F

代表取締役:宮田 裕也

URL:https://www.nexer.co.jp

事業内容:SEO、Webブランディング、Web広告、サイト制作、メディア

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会社概要

株式会社NEXER

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URL
https://www.nexer.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
電話番号
03-6890-4757
代表者名
宮田 裕也
上場
未上場
資本金
1億500万円
設立
2012年02月