極微細ミスト搭載 屋外用ミスト式冷却機「グリーンエアコン」を発売

パナソニックグループ

パナソニック株式会社(以下、パナソニック)は、夏の屋外における暑熱対策として、屋外用ミスト式冷却機「グリーンエアコン」を発売し、2019年4月19日より受注を開始します。

グリーンエアコンは、独自開発した2流体ノズル(※1)から、粒径が約10 μmのぬれ感の少ない極微細なドライ型ミスト(シルキーファインミスト)を噴霧し、気化冷却により冷気を生成します。そのため、熱交換を行うヒートポンプ方式よりも排熱量が少なくなり、環境負荷が小さく、効率的に冷却が出来るため、屋外での使用に適しています。

また、ミスト噴霧時に旋回気流を発生させることで、噴霧口の直下に横風の影響を受けにくい直径2 mほどのドーム状の冷却空間を形成するとともに、極微細ミストの蒸発を促進し、気化冷却の効果を高めます。

さらに、通信機能を搭載しており、株式会社ウェザーニューズから配信される気象予測データ(※2)と連動して、気温に応じた噴霧流量の切り替えや停止などを自動制御するほか、異常時にはメールで通知する遠隔監視にも対応しています。

パナソニックは、グリーンエアコンを通じて公園や駅、商業施設など、多くの人が集うさまざまな屋外空間でのクールスポットを創出し、快適な屋外活動をサポートします。

<グリーンエアコンの主な特長>
1. ぬれにくい極微細ミスト「シルキーファインミスト」
パナソニック独自開発の2流体ノズル(※1)を採用。平均粒径10 μmの極微細「シルキーファインミスト」を生成することにより、ぬれ感が少なく、かつ素早く気化するため、効率的な温度低下を実現します。

2. ドーム状の冷却空間を形成するトルネード型「エアカーテン送風」
旋回気流を採用したトルネード型「エアカーテン送風」により、屋外のオープンスペースでも、横風の影響を受けにくいドーム状の直径約2 mの冷却空間を安定的に形成します。

3. 体感温度(SET*値)(※3)で摂氏7度低減
直径約2 mの領域で約摂氏4度(※4)(体感温度(SET*値)で摂氏7度)、直径約4 m領域では約摂氏1~2度(※5)の温度低減。広範囲に心地よい冷却空間を創出します。

4. 管理運用を省力化する「遠隔監視・制御システム」
通信機能を搭載し、株式会社ウェザーニューズから配信される気象予測データ(※2)に基づく自動運転制御が可能。雨天時の自動停止や気温による噴霧流量の切り替えを自動で行います。また、機器に異常が発生した時には、メールによる管理者およびメンテナンス会社への自動通知により、お客様の管理負担を軽減します。

グリーンエアコン商品ホームページ
https://panasonic.biz/appliance/green-ac/

【品名】グリーンエアコン
【品番】AE-GXA031
【本体希望小売価格】オープン価格
【発売日】2019年4月19日

※1 空気と水を混合し噴霧する方式のノズル。圧縮された高速気流が水を細かく粉砕することで、水のみで噴霧する1流体ノズルに比べてミストを微粒化できる。
※2 グリーンエアコンの設置エリア(5 km四方)における未来30時間分の気温、湿度、風速、天気コード。
※3 Standard New Effective Temperatureの略語。気温・輻射温度・湿度・気流の温熱4要素と、人体側の条件としての活動量・着衣量を考慮して求められる温度で、体感温度に相当する指標。
※4 気温摂氏33.5度 相対湿度61%の屋外にて 高さ1.7 mで計測
※5 気温摂氏35度 相対湿度40%のパナソニック環境試験室(無風条件下)にて 高さ1.1 mで計測

【お問い合わせ先】
パナソニック株式会社 アプライアンス社 事業開発センター
メール:enquiry_about_gac@ml.jp.panasonic.com

全文は以下プレスリリースをご覧ください。
▼[プレスリリース] 極微細ミスト搭載 屋外用ミスト式冷却機「グリーンエアコン」を発売(2019年4月19日)
https://news.panasonic.com/jp/press/data/2019/04/jn190419-1/jn190419-1.html

<関連情報>
・パナソニック グリーンエアコン
https://panasonic.biz/appliance/green-ac/

会社概要

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URL
https://holdings.panasonic/jp/
業種
製造業
本社所在地
大阪府門真市大字門真1006番地
電話番号
06-6908-1121
代表者名
楠見 雄規
上場
東証プライム
資本金
2590億円
設立
1935年12月