コンクリート補修用モルタルの市場規模、2026年には40億米ドル到達予測

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株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「コンクリート補修用モルタルの世界市場:種類別 (PMC、エポキシ系)・適用方法別 (手塗り、吹付、注入)・最終用途産業別 (建築物・駐車場、道路インフラ、ユーティリティ、海洋)・グレード別・地域別の将来予測 (2026年まで)」(MarketsandMarkets)の販売を3月23日より開始いたしました。

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コンクリート補修用モルタルの市場規模は、2021年の26億米ドルからCAGR8.7%で成長し、2026年には40億米ドルに達すると予測されています。コンクリート補修用モルタルは、既存のインフラの寿命を延ばし、新規生産のコストを削減します。また、さまざまな種類の補修に使用することができ、構造物のさらなる劣化を防ぐのに役立っています。

新しい建造物やインフラの建設への投資の増加、既存の建物のメンテナンスへの支出の増加が、同地域の市場成長の推進要因となっています。その需要は、住宅、商業、工業の各分野で大きな伸びを記録しています。また、2020年の市場は、金額ベースでアジア太平洋地域が最大シェアを占めており、最も急速に成長している市場でもあります。2020年の同地域の消費量は、中国が最大のシェアを占めています。

COVID-19コンクリート補修用モルタル市場への影響

COVID-19パンデミックの発生は、世界中の経済を混乱させました。厳しいロックダウンと旅行禁止により、ほとんどの産業とビジネス部門に悪影響が及んでいます。多くのビジネス生態系におけるサプライチェーンが阻害され、成長率は世界的に低下しています。このパンデミックは、コンクリート補修用モルタル業界にも課題をもたらしています。世界経済の衰退、継続する不況、回復の道筋が、課題の深刻さを左右します。COVID-19の症例数が世界中で増加しているため、進行中の建設補修プロジェクトは、さまざまな国で停止を余儀なくされています。各国政府による新しいガイドラインや規制は、建設会社や労働者に不確実性と混乱をもたらしており、同様にコンクリート補修用モルタル業界にも影響を与えています。

牽引要因:人口増加による既存インフラへの圧力

国の成長において重要な役割を果たすインフラには、道路や橋、学校、病院、発電所やダム、生産工場などの発電施設が含まれます。2016年、欧州連合(EU)諸国は、道路網の運用&保守だけで380億ユーロを費やしました。

Eurostatによると、EU諸国では2025年までに、65歳以上の高齢者が約1億2,500万人になると言われています。これらの国々は平均寿命も長く、既存のインフラへの圧力が高まっています。移民人口の増加により、その圧力はさらに高まっています。2015年には、約470万人がEUに入国しました。これにより、社会インフラへの圧力は一層増し、人口のニーズに応じて拡張や改修が必要になっています。

中国とインドの人口は、世界の総人口の約37%を占めています。中国には14億人、インドには13億人が存在し、この人口の多さが資源分配の不公平につながっています。道路や橋、水道など、現在のインフラは人口増加による負担が大きく、崩壊の兆しが見えています。そのため、各国の当局は、修理・メンテナンスの取り組みを行っています。こうして、人口の増加がコンクリート補修モルタル市場の原動力となっています。



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上場
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資本金
1億6250万円
設立
1995年01月