技術論文誌「パナソニック技報」最新号(2019年5月号)発行【特集】B2Bソリューション/環境
パナソニック株式会社(以下、パナソニック)は、2019年5月15日(水)に「パナソニック技報」5月号を発行しました。
パナソニックが発行する技術論文誌「パナソニック技報」では、パナソニックグループの開発者自らが記した技術論文、技術解説を紹介しています。
パナソニックが開発した技術成果を広く公表することで、社会の皆さまからのご意見をいただくとともに、技術の進歩、社会の発展に貢献することを目的としています。
2019年5月号では、(1)お客様の現場における複雑化した課題の解決と生産性向上との両立を目指して、近年急速に高度化が進むCPS(Cyber Physical System)化を中心に具体的な事例を紹介する「B2Bソリューション」、(2)2017年6月に策定した「パナソニック環境ビジョン2050」で示したパナソニックの環境経営の目指す姿に対して、環境ビジョンの取り組みや、それを実現する環境関連技術の開発事例を紹介する「環境」、についてパナソニックグループの最新の取り組みを特集しています。
▼「パナソニック技報」全文を、Webサイトでご覧いただけます。
https://www.panasonic.com/jp/corporate/technology-design/ptj/v6501.html
収録内容は以下のとおりです。
■【特集1】B2Bソリューション
・B2Bソリューション特集によせて
(パナソニック株式会社 コネクティッドソリューションズ社 常務・技術担当 行武 剛)
<招待論文>
・サイバーフィジカルシステムにおけるモビリティ最適化エンジンの開発
(九州大学 マス・フォア・インダストリ研究所 教授 藤澤 克樹)
<技術論文>
・B2B向け現場サイバーフィジカルシステム化技術
(秦 秀彦、伊藤 智祥、安達 孝夫、金子 有旗)
・ディープラーニングを活用した駐車場満空監視システムの開発
(桑原 麻理恵、藤井 雅和、三宅 優実、崎戸 梨恵、砂子 雅人、神尾 崇)
・Contact Area Effects on Superficial and Deep Pain Threshold for Service Robot Safety Design using a Pain-sensing System - Development of a Human-inspired Pain-sensing System –
(人共存ロボットの安全設計に向けたPain-sensingシステムの開発 -人体衝突時の接触面積と表在痛/深部痛しきい値の関係-)
(Tanyaporn Pungrasmi, Yusaku Shimaoka, Tamao Okamoto, Ryoji Watanabe)
・物流現場向け自動搬送システムの開発
(大山 貴司、福嶋 正造、今仲 隆晃、森田 英夫)
<解説記事>
・60 GHz無線技術の商品化と今後の展望
(笠原 哲志、前田 卓治)
<技術解説>
・大規模電磁界解析を用いたEMC解析技術の開発
(松原 亮、井口 勝夫)
■【特集2】環境
・環境特集によせて
(パナソニック株式会社 品質・環境本部 本部長 尾本 勝彦)
<招待論文>
・「環境」ビジネスを超えたSDGs時代の成長
(慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 教授 蟹江 憲史)
<総論>
・パナソニック環境ビジョン2050の実現に向けて
(佐々木 秀樹)
<技術論文>
・水素社会実現に向けた水素・燃料電池関連技術開発
(安本 栄一、武田 憲有、田村 佳央、尾関 正高)
・紫外レーザ改質による大面積ペロブスカイト太陽電池モジュールの高効率化
(樋口 洋、根上 卓之)
・消費エネルギー最小化を実現する工場向けスマートエネルギーマネジメントシステム
(中村 泰啓、鈴木 秀生、山下 英毅、神岡 幸治、林田 岳)
▼最新号全文は「パナソニック技報」Webサイトでご覧いただけます。
https://www.panasonic.com/jp/corporate/technology-design/ptj/v6501.html
また、「パナソニック技報」Webサイトでは、2009年4月号以降の掲載論文を全文掲載しています(2019年5月15日現在)。ぜひご覧ください。
▽パナソニック技報 バックナンバー
https://www.panasonic.com/jp/corporate/technology-design/ptj/backno.html
<関連情報>
・パナソニックの技術・デザイン
https://www.panasonic.com/jp/corporate.html#technology-design
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