インドにキッチンなど住宅部材の総合ショウルームを新設
パナソニック株式会社 ライフソリューションズ社(以下、パナソニック)は、インド・バンガロールにキッチンなど住宅部材の総合ショウルームを2019年5月17日に初めてオープンしました。さらに、2019年度中に南インド・西インド地区を中心に、キッチンのフランチャイズ販売店を増やし、インドにおける住宅部材事業を加速させます。
パナソニックは、キッチンやバス、トイレなどの住宅設備・建材を展開するハウジング事業の海外展開を強化しています。海外では、お困りごとを解決するソリューション商材を、市場の成熟度に合わせて展開。「工業化」「高齢化」「高機能化(デバイス)」のニーズに対して、販売流通網の強靭化やパートナーとの協業を進めています。今回のインドでのショウルームの新設とフランチャイズ販売店の展開は、販売流通網の強靭化の取り組みのひとつです。
インドでは、所得水準の向上や都市部への人口流入により、住宅市場は拡大しています。住宅着工数は年間約800万戸で、都市部を中心に需要の増加が続くと見込まれています。このような旺盛な需要に対応するため、パナソニックは2017年7月よりインド・バンガロールでキッチンのテストマーケティングを開始し、建築家やインテリアデザイナーを対象に、キッチンの提案活動をしてきました。
今回、キッチンを始めとする住宅部材の提案をさらに強化するため、建築家、インテリアデザイナーを中心に、デベロッパーや一般顧客などを対象としたショウルームを新設しました。地上2階建てで、7つの多彩なバリエーションのキッチン空間を展示。キッチン単体ではなく、空間訴求を行うことでインドのお客様に対し、パナソニックが培ってきた多様なデザイン・機能・品質を、新しい“暮らし”として実感いただけるショウルームになっています。キッチン以外にも、内装ドア、外壁材、高齢者向けシャワーといった住宅部材を展示しています。また、日本で好評の全自動おそうじトイレ「アラウーノ」をトイレルームに設置し、体感いただけるようにしています。
パナソニックは、インドにおいてキッチンを代表とする住宅部材事業の展開を通して、快適な住空間を提案し、新しいくらしと、より快適で安心な社会の実現に貢献していきます。なお、今後、フランチャイズ販売店を2019年度中に11店舗まで増やすとともに、2025年度のインドにおける住宅部材の売上高は100億円を目指します。
<ショウルーム概要>
【名称】パナソニック リビング ショウルーム インディラナガル
【オープン日】2019年5月17日
【所在地】インド・バンガロール
【展示スペース】2階建て 約400 平方メートル
【主な展示製品】キッチン、アラウーノ(トイレ)、洗面台、内装ドア、床材、シャワー、靴と服の収納
以下プレスリリースをご覧ください。
▼[プレスリリース] インドにキッチンなど住宅部材の総合ショウルームを新設(2019年5月20日)
https://news.panasonic.com/jp/press/data/2019/05/jn190520-3/jn190520-3.html
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