古い住宅で最も気になるのは「耐震性」。判断を相談したい相手は「工務店」34.0%が最多に

株式会社NEXER Group・築年数と建物の寿命に関する調査

株式会社NEXER Group

■その家、まだ住める?それとも建て替え時?

「築〇年」という数字だけで、その家が古いか新しいかを判断していませんか?

もちろん、築年数は家の状態を判断するひとつの目安です。しかし、実際の傷み具合は、建て方やこれまでの手入れ・メンテナンスによって大きく異なります。

同じ築30年の家でも、まだまだ問題なく住み続けられる家がある一方で、あちこちに不具合が生じ、建て替えや解体を検討したほうがよい家もあるでしょう。

では、多くの人は築何年くらいを「建て替えや解体を考え始める時期」と捉えているのでしょうか。

ということで今回は株式会社大中環境と共同で、全国の男女500名を対象に「築年数と建物の寿命に関する調査」についてのアンケートをおこないました。


※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。

・引用元が「株式会社NEXERと株式会社大中環境による調査」である旨の記載

・株式会社大中環境(https://www.dc-env.com/)へのリンク設置


「築年数と建物の寿命に関するアンケート」調査概要

調査手法:インターネットでのアンケート

調査期間:2026年10月1日~10月7日

調査対象者:全国の男女

有効回答:500サンプル

質問内容:

質問1:住宅は築何年くらいで「建て替えや解体」を考え始めるべきだと思いますか?

質問2:そう思う理由を教えてください。

質問3:古い住宅で最も気になることは何ですか?

質問4:そう思う理由を教えてください。

質問5:「まだ住める」と「建て替え・解体した方が良い」の判断は、誰に相談したいですか?

質問6:その理由を教えてください。

質問7:建物の寿命を延ばすことと、新しく建て替えることでは、どちらを重視したいですか?

質問8:そう思う理由を教えてください。

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

■54.4%が、建て替えや解体を考え始めるべき時期を「50年以上」と回答

まずは、住宅は築何年くらいで「建て替えや解体」を考え始めるべきだと思うか聞いてみました。

その結果、「20年未満」が5.4%、「20~29年」が7.0%となり、築30年未満を選んだ人は合わせて12.4%にとどまりました。

一方で、「30~39年」は17.2%、「40~49年」は16.0%、「50年以上」は54.4%となっています。

「50年以上」と回答した人が半数を超えており、多くの人が、住宅は半世紀ほど住み続けられるものと考えていることがわかります。

では、なぜその築年数を目安に考えているのでしょうか。理由についても聞いてみたので一部紹介します。

「50年以上」と回答した方

・頻繁には建て替えられないから。(20代・男性)

・想像がつかないので、一番長いのを選んだ。(30代・女性)

・耐震性などの安全性に問題ない限り、できるだけ長く住みたいと考えるため。(30代・男性)

「30~39年」と回答した方

・30年で限界を迎えそうだから。(30代・女性)

・その頃になると住宅ローンがなくなると思うから。(40代・女性)

・リフォームでは追いつかないようになる時期のため。(40代・女性)

「40~49年」と回答した方

・古くなると全体にガタが来るので。(20代・女性)

・外壁工事を何回するかにもよるが、長年住んでいると雨漏りや老朽化が激しくなりそう。

(30代・女性)

・耐震性が悪くなっている気もするため。(40代・男性)

「50年以上」を選んだ人からは、「頻繁には建て替えられない」という費用面を理由とする声が寄せられました。また、耐震性などに目立った問題がなければ、必要なメンテナンスをしながら、できるだけ長く住み続けたいと考える人も多いようです。

一方、「30~39年」と回答した人からは、住宅ローンの完済時期や、リフォームでは対応しきれなくなる時期を目安とする声が見られました。

「40~49年」では、建物全体の劣化や雨漏り、耐震性への不安など、住宅そのものの老朽化を理由に挙げる人が目立ちました。

このように、家の「寿命」を考える際の基準は、建物の築年数や傷み具合だけではないようです。費用や住宅ローン、リフォームの限界、安全性など、さまざまな要素を踏まえて、建て替えや解体の時期を判断していることがうかがえます。

■41.2%が、古い住宅で最も気になることは「耐震性」と回答

続いて、古い住宅で最も気になることを聞いてみました。

最も多かったのは「耐震性」で41.2%でした。次いで「雨漏りや老朽化」が37.4%でした。この2つを合わせると78.6%にのぼります。

また、「維持費」が9.8%、「資産価値」が3.8%、「防犯」が1.4%、「その他」が6.4%となっています。

では、それぞれどのような理由から気になっているのでしょうか。一部回答を紹介します。

「耐震性」と回答した方

・地震で壊れた家を見たことがあるから。(20代・女性)

・地震は命に関わるので、もしもの時にも安心できることは非常に大切と考えるため。(30代・男性)

・耐震性が現代のものと異なっていると思うのでそこが心配ではある。(30代・女性)

「雨漏りや老朽化」と回答した方

・古くなってくると、ダメになってくる素材がありそうだから。(20代・女性)

・雨漏りをしては家の中がダメになるから。(30代・女性)

・その他のものはもう仕方ないけど、これは常に生活してる中で問題が出る。(30代・女性)

「維持費」と回答した方 

・壊れるところも多いと思うから。(30代・男性)

・維持費によって快適に住めるかが決まるから。(40代・男性)

・費用をかけたくない。(50代・男性)

「耐震性」と回答した人からは、実際に地震で壊れた家を見た経験や、「命に関わる」という声が目立ちました。古い住宅に住み続けるうえで、地震への備えを重要視している人が多いようです。

また、「耐震性が現代のものと異なっていると思うのでそこが心配ではある」という声からは、現在の耐震基準との違いに不安を感じている様子もうかがえます。

「雨漏りや老朽化」と回答した人からは、建物の劣化が日々の暮らしに直接影響することを心配する声が寄せられました。雨漏りや設備・建材の劣化は、放置すると住み心地にも影響するため、こちらも身近な不安といえそうです。

一方で、「維持費」と回答した人からは、「壊れるところも多いと思うから」と、修理やメンテナンスの箇所が増えることで、かかる費用を気にする声もありました。

長く住み続けるためには、安全性を確保することはもちろん、その状態を維持するための費用も必要になります。安心して快適に暮らしていくためにも、住宅の状態だけでなく、今後必要になる修繕やメンテナンスの費用についても、ある程度把握しておく必要があるといえるでしょう。 

■34.0%が、「まだ住める」か「建て替え・解体した方が良い」かの判断を「工務店」に相談したいと回答

続いて、「まだ住める」と「建て替え・解体した方が良い」の判断は、誰に相談したいか聞いてみました。

最も多かったのは「工務店」で34.0%でした。

次いで「家族」が23.0%、「不動産会社」が11.8%、「解体業者」が8.4%、「自治体」が7.6%、「その他」が15.2%となっています。

その理由も聞いてみたので一部紹介します。

「工務店」と回答した方

・知識があるし、しっかりとみてくれそうなイメージ。(30代・女性)

・地元密着だとなおありがたい。(30代・男性)

・専門家に聞いたほうが安心できるから。(30代・男性)

「家族」と回答した方

・まずは家族と相談したい。(20代・男性)

・家族と一緒に考えないと1人で抱えられない。(30代・女性)

・まだ住み続けるのか、他に移り住むのか、代わりに誰かが住むのか相談する必要があるので。(30代・女性)

「不動産会社」と回答した方 

・知識が多そうだから。(20代・男性)

・多くの例を見てきただろうから、より適切な判断をしてもらえると感じたため。(30代・男性)

・不動産の活用法も教えてくれそうだから。(40代・女性)

「工務店」と回答した人からは、「知識があるし、しっかりと見てくれそうなイメージ」「専門家に聞いたほうが安心できるから」といった声が寄せられました。建物の状態を見極めるための専門知識や経験への信頼が、工務店を選ぶ大きな理由となっているようです。

「家族」と回答した人からは、「家族と一緒に考えないと1人で抱えられない」「まだ住み続けるのか、他に移り住むのか、代わりに誰かが住むのか相談する必要がある」といった声がありました。

長く暮らしてきた家だからこそ、今後を自分一人で決めるのではなく、家族と相談しながら考えたいという思いがうかがえます。

「不動産会社」と回答した人からは、「多くの例を見てきただろうから、より適切な判断をしてもらえると感じた」といった、豊富な経験や実績を評価する声が寄せられました。

また、「不動産の活用法も教えてくれそうだから」という声もあり、建て替えや解体だけでなく、売却や活用など、その後の選択肢についてもまとめて相談できる点に魅力を感じている人もいるようです。

■60.0%が、建て替えよりも「寿命を延ばすこと」を重視したいと回答

最後に、建物の寿命を延ばすことと、新しく建て替えることでは、どちらを重視したいか聞いてみました。

その結果、「寿命を延ばすことを重視したい」が60.0%、「建て替えを重視したい」が40.0%となりました。

建て替えるよりも、今ある家をメンテナンスしながら、できるだけ長く住み続けたいと考える人のほうがやや多いようです。

それぞれの理由も聞いてみたので一部紹介します。

「寿命を延ばすことを重視したい」と回答した方

・一から建てるほうがお金がかかりそう。(20代・女性)

・こまめなメンテナンスが大切だと思うから。(30代・女性)

・今の家の雰囲気を出来るだけ残したい。(30代・女性)

・建築費高騰、産業廃棄物の発生などの問題があるから、可能であれば再利用するべきだと感じるから。(40代・男性)

「建て替えを重視したい」と回答した方

・きれいになった家で暮らしたい。(20代・女性)

・修繕の費用や手間を減らせるから。(30代・男性)

・新しくした方が安全だから。(30代・男性)

・新しいほうが断熱などしっかりしているから。(50代・女性)

「寿命を延ばすこと」を選んだ人からは、建て替えにかかる費用を抑えたいという声が多く寄せられました。また、住み慣れた家への愛着や、今ある建物を大切に使いたいという思い、資源を有効活用したいという考えも見られました。

一方で、「建て替え」を選んだ人は、安全性や断熱性といった住宅性能に加え、修繕にかかる費用や手間を減らせる点を重視しているようです。

家を長く使い続けるのか、それとも新しく建て替えるのかのどちらを選ぶかについては、費用だけでなく、住宅の安全性や性能、住み慣れた家への愛着、環境への配慮など、さまざまな要素が関係していることがわかります。

現在の住宅の状態や今後必要になる費用などを確認したうえで、自分や家族に合った選択をすることが大切といえそうです。

■まとめ

今回の調査では、半数以上の方が建て替えや解体を考え始める時期として「50年以上」と回答し、60.0%が「寿命を延ばすことを重視したい」と考えていることがわかりました。

一方で、築年数が経過した住宅に対しては「耐震性」や「雨漏り・老朽化」を不安視する声も多く寄せられています。住まいの手入れを続ける選択肢がある一方で、建物の状態によっては、修繕を繰り返すよりも解体して建て替えた方が長期的な費用負担や安全面のリスクを抑えられるケースも少なくありません。

特に耐震補強や大規模な修繕が必要となる段階では、修繕費用だけでなく、解体費用も含めてトータルコストを比較検討することが重要です。「古くなった家をどうすべきか迷っている」「建て替えの具体的な費用感を把握したい」という方は、まずは解体工事の見積もりを取ることから住まいの見直しを始めてみてはいかがでしょうか。



<記事等でのご利用にあたって>

・引用元が「株式会社NEXERと株式会社大中環境による調査」である旨の記載

・株式会社大中環境(https://www.dc-env.com/)へのリンク設置


【株式会社大中環境について】

代表取締役社長:中島 正則

本社所在地:〒494-0012 愛知県一宮市明地字山中25番地

福岡支店:〒814-0142 福岡県福岡市城南区片江3丁目24-2

一宮営業所:〒491-0838 愛知県一宮市猿海道1-2-22

TEL:0586-69-1988

事業内容:建物解体工事、土木工事一式、一般廃棄物収集運搬業、外構・エクステリア、アスベスト分析・採取・除去、空き家事業、不用品買取


【株式会社NEXER Groupについて】

本社:〒170-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F

代表取締役:宮田 裕也

URL:https://www.nexer.co.jp

事業内容:SEO、Webブランディング、Web広告、サイト制作、メディア

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業種
サービス業
本社所在地
東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
電話番号
03-6890-4757
代表者名
宮田 裕也
上場
未上場
資本金
1億500万円
設立
2012年02月