緑内障治療薬:開放隅角緑内障の市場規模、2028年にかけてCAGR3.4%で成長予測

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株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「緑内障治療薬の世界市場 (2022-2028年):市場予測 (疾患タイプ・医薬品クラス・流通経路別)・地域的展望・成長の潜在性・価格動向・COVID-19の影響・市場シェア」(Global Market Insights Inc.)の販売を3月28日より開始いたしました。

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糖尿病の患者数が急増する中、緑内障治療薬市場は2028年まで堅調に拡大すると予測されています。緑内障は、世界で2番目に多い失明の原因と言われています。世界保健機関(WHO)は、推定450万人が緑内障により失明していると報告しています。

緑内障の発症率は、早期に診断・治療するための十分な医療施設がない低開発国や発展途上国において、著しく高いことが分かっています。インドでは緑内障は回復不能な失明とされており、少なくとも1,200万人が罹患し、120万人近くがこの病気で失明しているとされています。

一方、糖尿病に罹患すると緑内障になる確率が2倍になると言われています。米国疾病対策予防センター(CDC)によると、米国の成人約3,730万人が糖尿病を患っており、緑内障はこの疾病の蔓延に伴い増加する可能性があり、緑内障治療市場の成長の主な要因となっています。

緑内障治療薬市場は、疾患タイプ、薬物クラス、流通チャネル、地域に基づいて分類されています。

疾患タイプ別に、開放隅角緑内障(POAG)セグメントが2022年から2028年にかけてCAGR3.4%を記録すると予測されています。WHOによると、POAGは最も一般的な緑内障の1つです。高い有病率と緑内障疾患に対する認識の広がりにより、製薬の関連企業はPOAGの新しい治療法を開発する必要に迫られています。2022年、PharmaDrug社は、原発性開放隅角緑内障(POAG)治療用の未公開のDMT-アナログ候補薬2種の比較試験に成功したと発表しました。

薬物クラス別に、炭酸脱水酵素阻害剤セグメントの2021年の売上高は、13億米ドル超と評価されました。この治療オプションは、緑内障に対する治療効果を高めると言われており、経口または外用ともに重篤な副作用のリスクが低いと医学誌JAMA Ophthalmologyに発表されており、中等度の緑内障治療への高い採用率と新製品の上市や承認が、その成長を加速させると考えられます。

流通チャネル別に、2021年は小売薬局セグメントが32%の市場シェアを占めました。地方における小売薬局のネットワーク拡大、デジタルヘルスケアインフラの発展、製品の高いアクセス性と可用性は、同セグメントの成長を強化します。主要な小売薬局のプレーヤーは現在、電子薬局サービスに向けて舵を切っています。2022年、Walgreensはオンラインマーケットプレイス、シプトとの提携により、オンデマンド配送サービスを拡大する計画を明らかにしました。

地域別に、ラテンアメリカ市場は、2022年から2028年の間にCAGR2.5%で成長すると予測されます。ブラジルやアルゼンチンなどで医療インフラが進化していることが、同地域の成長を支えています。報告書によると、ブラジルはラテンアメリカ最大の医療市場であり、GDPの9.1%を医療費に費やしています。


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1億6250万円
設立
1995年01月