業務時間外の持ち帰り・残業が27.0%! 児童発達支援の現場を圧迫する個別支援計画書作成のリアル

株式会社NEXER Group・個別支援計画書に関する調査

株式会社NEXER Group

■個別支援計画書の作成、現場ではどう感じている?

子どもの様子や成長を踏まえながら、一人ひとりに合わせた支援内容を考えていく。

児童発達支援や放課後等デイサービスでは、その支援の方向性を整理するために「個別支援計画書」が作成されています。

では、実際に現場で働く方は、個別支援計画書の作成についてどのように感じているのでしょうか。

ということで今回は、児童発達支援・放課後等デイサービス向けICTシステム『コノベル』と共同で、事前調査で「児童発達支援放課後等デイサービスで働いていた・働いている」と回答した全国の男女100名を対象に、「個別支援計画書」についてのアンケートをおこないました。

※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。

・引用元が「株式会社NEXER Groupと児童発達支援・放課後等デイサービス向けICTシステム『コノベル』による調査」である旨の記載

・コノベル(https://conobell.com/)へのリンク設置

「個別支援計画書に関するアンケート」調査概要

調査手法:インターネットでのアンケート

調査期間:2026年10月9日 ~ 10月16日

調査対象者:事前調査で「児童発達支援放課後等デイサービスで働いていた・働いている」と回答した全国の男女

有効回答:100サンプル

質問内容:

質問1:個別支援計画書の作成に、時間がかかると感じますか?

質問2:個別支援計画書1件あたりの作成時間は、どのくらいですか?

質問3:個別支援計画書の作成は、主にどの時間帯に行っていますか?

質問4:個別支援計画書を作成・更新する際、最も難しいと感じることは何ですか?

質問5:それを選んだ理由を教えてください。

質問6:もし作成する時間が半分になったら、生まれた時間を何に使いたいですか?

質問7:個別支援計画書がもっと有効的に「支援に活きる」と思う仕組みは、次のうちどれですか?

質問8:それを選んだ理由を教えてください。

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

■90.0%が、個別支援計画書の作成に「時間がかかると感じる」と回答

まず、個別支援計画書の作成に時間がかかると感じるか聞いてみました。

「非常にそう思う」が52.0%、「ややそう思う」が38.0%となり、あわせて90.0%が作成に時間がかかると感じていることがわかりました。一方、「あまりそう思わない」「まったくそう思わない」は、それぞれ5.0%となっています。

では、個別支援計画書1件あたりの作成には、どのくらいの時間をかけているのでしょうか。具体的に聞いてみたので、一部を紹介します。

個別支援計画書1件あたりの作成時間は、どのくらいですか?

・50分。(20代・男性)

・5時間。(20代・男性)

・2時間くらいです。(20代・女性)

・毎日して1日3時間。(30代・女性)

・2日ほどかけます。(40代・男性)

・数週間。(50代・男性)

50分や2時間といった回答がある一方、5時間、2日、数週間といった回答もあり、作成にかける時間には大きな幅が見られました。9割が個別支援計画書の作成に時間がかかると感じており、現場では時間を要する業務のひとつとして受け止められていることがうかがえます。

■27.0%が、業務時間外(残業・帰宅後)に個別支援計画書を作成

続いて、個別支援計画書を主にどの時間帯に作成しているかを聞いてみました。

最も多かったのは、「支援中」で31.0%でした。

次いで「子どもたちが来る支援時間前」が25.0%、「支援後」が17.0%、「定時後の残業時間」が15.0%、「帰宅後」が12.0%と続きます。

注目したいのは、「定時後の残業時間」と「帰宅後」を合わせると27.0%にのぼること。4人に1人以上が、業務時間の外で計画書に向き合っている計算になります。

■44.0%が、「子どもの成長を文章化すること」が最も難しいと回答

続いて、個別支援計画書を作成・更新する際に、最も難しいと感じることは何か聞いてみました。

最も多かったのは、「子どもの成長を文章化すること」で44.0%でした。

次いで、「支援目標の見直し」が23.0%、「保護者との認識合わせ」が15.0%、「記録との整合性」が10.0%、「職員間の情報共有」が8.0%となっています。

それぞれの回答理由についても聞いてみたので、一部を紹介します。

「子どもの成長を文章化すること」と回答した方

・言語化に時間がかかるから。(30代・男性)

・文章を書くのが苦手だから。(30代・女性)

・誰が読んでも同じ状態をイメージできる言葉にしなければならない。(40代・男性)

「支援目標の見直し」と回答した方

・ブラッシュアップが大変だから。(30代・女性)

・目標がしっかりしてないと経過がブレるから。(50代・男性)

・発達がゆっくりなので、目標を掲げていても、一ヶ月、1年ではなく、長いスパンを要することがほとんどなので、なかなか難しい。(50代・女性)

「保護者との認識合わせ」と回答した方

・表現の仕方で変わる様子。(20代・男性)

・家族の意向もあるので。(30代・女性)

・コミュニケーションを取る事が難しい。(30代・男性)

子どもの成長を言葉にする際に、言語化そのものに時間がかかることや、誰が読んでも同じ状態をイメージできる表現にする難しさが挙がりました。

また、支援目標の見直しでは、目標設定や発達のペースを踏まえて考える難しさがあり、保護者との認識合わせでは、家族の意向やコミュニケーションへの配慮が必要になることがうかがえます。

■作成時間が半分になったら、生まれた時間を何に使いたい?

続いて、個別支援計画書の作成時間が半分になった場合、生まれた時間を何に使いたいか聞いてみました。

もし作成する時間が半分になったら、生まれた時間を何に使いたいですか?

・勉強。(20代・男性)

・休む。(30代・女性)

・子供とのふれあいの時間。(30代・女性)

・子供のために何かできることをしたい。(40代・女性)

・個々に合わせてのメニューにもっと力を入れたい。(50代・女性)

・他に作らなくてはいけない書類を作成する。(50代・男性)

「勉強」や「休む」といった自分のための時間に加え、子どもとのふれあいや、一人ひとりに合わせた支援に時間を使いたいという声が挙がりました。

また、「ほかの書類作成に回したい」という回答もあり、個別支援計画書の作成時間を短縮できれば、支援そのものや別の業務に時間を充てられる可能性がうかがえます。

■45.0%が、「記録と自動で連携する」仕組みを望む

最後に、個別支援計画書をもっと「支援に活きる」ものにするためには、どのような仕組みがよいと思うか聞いてみました。

最も多かったのは、「記録と自動で連携する」で45.0%でした。

次いで、「過去の計画書をすぐ参照できる」が23.0%、「職員間でリアルタイムに共有できる」と「テンプレートの充実」がそれぞれ11.0%、「AIによる文章作成の補助」が10.0%となっています。

それぞれを選んだ理由についても聞いてみたので、一部を紹介します。

「記録と自動で連携する」と回答した方

・少しでも手間を減らしたいから。(30代・女性)

・効率化につながるから。(40代・男性)

・エビデンスを残したいから。(50代・男性)

「過去の計画書をすぐ参照できる」と回答した方

・照らし合わせが大切だから。(20代・男性)

・資料の保管場所が明確であれば探す時間をカットできるから。(30代・男性)

・記憶力が低いので、見返せると便利だから。(30代・男性)

「AIによる文章作成の補助」と回答した方

・ほとんどの事務作業がAIに置き換わっているから。(30代・女性)

・文章をゼロから考えるのが省ける。(40代・男性)

・AIが考えて計画の内容を作ってくれるから。(50代・男性)

記録との連携による手間の削減や、過去の計画書をすぐに参照できる利便性、文章をゼロから考える負担を減らしたいといった声が挙がりました。

個別支援計画書の作成では、情報を探す・確認する・文章にまとめるといった作業を効率化できる仕組みへの期待がうかがえます。

■まとめ

今回の調査では、90.0%が個別支援計画書の作成に「時間がかかる」と感じており、最も難しいことでは「子どもの成長を文章化すること」が44.0%で最多となりました。

また、計画書をより支援に活かすための仕組みとしては、「記録と自動で連携する」が45.0%で最も多く、「過去の計画書をすぐ参照できる」が23.0%と続いています。

子どもと向き合う時間や支援に充てる時間を確保するためにも、記録の連携や計画書作成を効率化できるツール・システムを活用することも選択肢のひとつではないでしょうか。

<記事等でのご利用にあたって>

・引用元が「株式会社NEXER Groupと児童発達支援・放課後等デイサービス向けICTシステム『コノベル』による調査」である旨の記載

・コノベル(https://conobell.com/)へのリンク設置

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所在地:〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦二丁目10番13号 SC錦ANNEX 5F

代表取締役:田淵 浩之

Tel:052-232-2311

URL:https://conobell.com/

事業内容:児童発達支援・放課後等デイサービス向けの業務効率化と保護者連絡を支援するクラウドサービスです。​

子どもたちに関わるすべての人の負担を少しでも軽くし、子どもと向き合う時間をもっと豊かに。そして、笑顔が自然にあふれる毎日を、みんなでつくっていけるように。

そんな想いを込めて、私たちはコノベルを届けています。

【株式会社NEXER Groupについて】

本社:〒170-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F

代表取締役:宮田 裕也

URL:https://www.nexer.co.jp

事業内容:SEO、Webブランディング、Web広告、サイト制作、メディア

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会社概要

株式会社NEXER Group

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URL
https://www.nexer.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
電話番号
03-6890-4757
代表者名
宮田 裕也
上場
未上場
資本金
1億500万円
設立
2012年02月