災害ニュースで53.4%が不安を実感する一方、身近な「擁壁・斜面」の安全性意識派は約3割にとどまる

株式会社NEXER Group・擁壁・L型擁壁と土砂災害・地盤の安心感に関する調査

株式会社NEXER Group

■擁壁・L型擁壁と土砂災害・地盤の安心感に関する調査

地震や台風、大雨のたびに、ニュースは土砂崩れやがけ崩れの映像を映し出します。

その一方で、私たちの暮らしを足元から支えているのが、道路脇や住宅地に当たり前のように立つコンクリートの「擁壁」です。斜面を押さえ、土砂の流出を防ぐこの構造物を、普段どれだけ意識しているでしょうか。

ということで今回は藤岡コンクリート工業株式会社と共同で、全国の男女500名を対象に「擁壁・L型擁壁と土砂災害・地盤の安心感」についてのアンケートをおこないました。


※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。

・引用元が「株式会社NEXER Groupと藤岡コンクリート工業株式会社による調査」である旨の記載

・藤岡コンクリート工業株式会社(https://www.fujioka-con.jp/)へのリンク設置


「擁壁・L型擁壁と土砂災害・地盤の安心感に関するアンケート」調査概要

調査手法:インターネットでのアンケート

調査期間:2026年10月19日 ~ 10月26日

調査対象者:全国の男女

有効回答:500サンプル

質問内容:

質問1:近年、地震・台風・大雨による「土砂崩れ」「がけ崩れ」「地盤沈下」のニュースを見て、不安を感じたことはありますか?

質問2:自宅や職場、通勤・通学路の近くにある「斜面・擁壁(コンクリートの壁)・盛土」の安全性を意識したことはありますか?

質問3:意識する理由を教えてください。

質問4:これまで意識してこなかったのはなぜですか?(複数選択可)

質問5:コンクリート擁壁などの構造物が、土砂災害や崩落を防ぎ「まちの安全」を担っていることを知っていましたか?

質問6:老朽化した擁壁や道路構造物の「点検・更新」を、行政にもっと進めてほしいと思いますか?

質問7:そう答えた理由を教えてください。

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。


■53.4%が、災害ニュースを見て「不安を感じたことがある」と回答

まずは、近年、地震・台風・大雨による「土砂崩れ」「がけ崩れ」「地盤沈下」のニュースを見て、不安を感じたことはあるか聞いてみました。

その結果、「よくある」が17.6%、「ときどきある」が35.8%となり、合わせて53.4%の人が不安を感じた経験があると回答しました。

一方で、「あまりない」は20.6%、「まったくない」は26.0%となり、不安を感じたことがある人が半数を超える結果となりました。

土砂崩れやがけ崩れ、地盤沈下などの災害に対して、身近な問題として不安を感じている人は少なくないようです。

災害のニュースを見ると、被災地の状況だけでなく、自分の住む地域でも同じような災害が起こる可能性を考える人もいるのではないでしょうか。

■身近な「斜面・擁壁・盛土」の安全性、「意識している」人は32.6%にとどまる

続いて、自宅や職場、通勤・通学路の近くにある「斜面・擁壁(コンクリートの壁)・盛土」の安全性を意識したことはあるか聞いてみました。

その結果、「よく意識している」が5.2%、「ときどき意識する」が27.4%となり、合わせて32.6%の人が安全性を意識していることがわかりました。

一方で、「あまり意識したことがない」は31.6%、「まったく意識したことがない」は35.8%と、合わせて67.4%の人が、身近な斜面や擁壁、盛土の安全性をあまり意識していないようです。

災害のニュースを見て不安を感じることがあっても、普段から通る道や自宅の周辺にある斜面や擁壁などの安全性までは、意識が向きにくいのかもしれません。

では、安全性を意識している人は、どのような理由から不安を感じているのでしょうか。寄せられた回答の一部を紹介します。

・もし崩れたら、と考えたら怖いので。(20代・女性)

・実際に大雨の時にがけ崩れみたいになっていたことがあるから。(30代・女性)

・子供の通学路でもあるから。(40代・女性)

・すでに近所の車道が穴空いていて、いつ崩壊してもおかしくないと思う。(40代・女性)

・自宅が擁壁に隣接している。(40代・男性)

・住んでいるアパートが高台の住宅地にあるので、最近の大雨でがけ崩れを起こさないかが心配です。(60代・男性)

回答からは、斜面や擁壁などが崩れることへの漠然とした不安だけでなく、自宅に隣接している場所や子どもの通学路など、日常生活に関わる場所の安全性を心配する声が目立ちました。

また、過去に大雨による斜面の崩れや道路の異変を目にした経験が、安全性を意識するきっかけになっていることもうかがえます。

■意識してこなかった理由、1位は「近くに斜面や擁壁がない」で47.2%

続いて、自宅や職場、通勤・通学路の近くにある「斜面・擁壁・盛土」の安全性を意識したことがないと回答した方に、その理由を聞いてみました。

最も多かったのは「近くに斜面や擁壁がない」で47.2%でした。

次いで「考えるきっかけがなかった」が22.6%、「危険だと思ったことがない」が18.7%となりました。

「近くに斜面や擁壁がない」という回答が半数近くを占める一方で、2割以上の人は、安全性について考えるきっかけがなかったと回答しています。また、これまで危険を感じたことがないため、意識してこなかったという人も一定数いるようです。

斜面や擁壁、盛土は、普段の生活のなかで目にしていても、安全性まで意識する機会は少ないのかもしれません。見た目だけでは危険性を判断しにくいこともあるため、自宅や通勤・通学路の周辺にどのような場所があるのか、日頃から確認しておくことが大切といえそうです。

■52.0%が、擁壁などが「まちの安全」を担っていることを「知らなかった」と回答

続いて、コンクリート擁壁などの構造物が、土砂災害や崩落を防ぎ「まちの安全」を担っていることを知っていたか聞いてみました。

その結果、「よく知っていた」は10.4%、「なんとなく知っていた」は37.6%となり、合わせて48.0%の人が、その役割を知っていたと回答しました。一方で、「知らなかった」と回答した人は52.0%で、半数を超えています。

擁壁などの構造物は、普段の生活では風景の一部として目にすることが多く、その役割を意識する機会は少ないのかもしれません。

しかし、こうした構造物は、土砂災害や崩落のリスクを抑え、地域の安全を支える役割を担っています。身近な構造物がどのような役割を果たしているのかを知ることは、住まいや周辺環境の安全性について考えるきっかけにもなりそうです。

■74.8%が、老朽化した擁壁などの「点検・更新」を行政に進めてほしいと回答

最後に、老朽化した擁壁や道路構造物の「点検・更新」を、行政にもっと進めてほしいと思うか聞いてみました。

その結果、「とても思う」が34.6%、「やや思う」が40.2%と、合わせて74.8%の人が点検・更新の推進を望んでいることがわかりました。

一方で、「あまり思わない」は9.4%、「まったく思わない」は15.8%となっています。

前の設問では、身近な斜面や擁壁などの安全性を意識している人は32.6%にとどまりましたが、行政による点検・更新を望む人は7割を超えています。普段は安全性を意識する機会が少なくても、老朽化した構造物の点検や更新については、必要性を感じている人が多いことがうかがえます。

そう答えた理由も聞いてみたので、回答の一部を紹介します。

「点検・更新」を行政に進めてほしいと「思う」と回答した方

・いざという時の備えは行政の義務だと思うから。(30代・女性)

・壊れかけた壁では守れるものを守れないから。(30代・女性)

・水抜き穴が無かったり上手く機能していないと壁が崩れるという事をTVで言っていたから。(40代・男性)

・素人目にはわからないから。(20代・女性)

・古いと安全基準などを満たしていないのではと不安に感じられるため。(30代・男性)

・限りある財源なので、無駄にして欲しくないから。(30代・女性)

「点検・更新」を行政に進めてほしいと「思わない」と回答した方

・気にしてないため。(20代・男性)

・お金がかかりそうだから。(40代・男性)

・身近にない。(30代・女性)

・自分には関係がないから。(40代・男性)

・多額の税金がかかるため。(30代・男性)

「点検・更新」を行政に進めてほしいと回答した人からは、災害時の安全確保や老朽化した構造物への不安に加え、専門知識がなければ安全性を判断しにくいことから、行政による点検を求める声が寄せられました。

一方で、推進を望まない人からは、身近に対象となる構造物がないことや、税金などの費用負担を懸念する意見が見られました。

今後は、点検・更新の必要性や目的、費用についてわかりやすく伝えることも重要になりそうです。

■まとめ

今回の調査では、災害ニュースを見て不安を感じたことがある人は53.4%にのぼりました。しかし、身近な斜面や擁壁の安全性を意識している人は32.6%にとどまり、擁壁などが「まちの安全」を支えていることを知らなかった人も52.0%と、半数を超えています。

その一方で、老朽化した構造物の点検・更新を行政に進めてほしいと回答した人は74.8%にのぼりました。普段は安全性を意識する機会が少なくても、災害への備えや安全の確保を求める声は多いことがうかがえます。

斜面や擁壁などの構造物は、日々の暮らしを支える身近な存在でありながら、その役割や安全性について考える機会は多くないのかもしれません。これを機に、自宅や通勤・通学路の周辺に目を向け、身近な環境の安全性について考えてみてはいかがでしょうか。



<記事等でのご利用にあたって>

・引用元が「株式会社NEXER Groupと藤岡コンクリート工業株式会社による調査」である旨の記載

・藤岡コンクリート工業株式会社(https://www.fujioka-con.jp/)へのリンク設置


【藤岡コンクリート工業株式会社について】

代表取締役:竹市孝和

所在地:〒375-0021 群馬県藤岡市小林735番地

TEL:0274-22-1038

FAX:0274-22-1091

HP:https://www.fujioka-con.jp

事業内容:コンクリート二次製品製造・仕入販売


【株式会社NEXER Groupについて】

本社:〒170-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F

代表取締役:宮田 裕也

URL:https://www.nexer.co.jp

事業内容:SEO、Webブランディング、Web広告、サイト制作、メディア

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会社概要

株式会社NEXER Group

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URL
https://www.nexer.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
電話番号
03-6890-4757
代表者名
宮田 裕也
上場
未上場
資本金
1億500万円
設立
2012年02月