WOWOW:ロシアアニメーション界の巨匠ユーリー・ノルシュテインと、友人のアニメーション監督・高畑勲が京都を訪れたプライベート映像を先行配信!

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4月30日放送のオリジナルドキュメンタリー「ユーリー・ノルシュテインの、話の話。〜アニメーションの神様 終わらない挑戦〜」
WOWOWで4月30日に放送するノンフィクションWは、 世界中を魅了し続けるロシアアニメーション界の巨匠ユーリー・ノルシュテインを追ったドキュメンタリーだ。

彼は国際的なアニメ祭で数々の賞を受けたほか、代表作『話の話』がアメリカの映画芸術科学アカデミーから「史上最高のアニメーション映画」と認められている。
日本でも、手塚治虫が彼のサインを部屋に飾っていたり、宮崎駿が引退会見で彼を「友人にして『負けてたまるか』という相手」と語るなど、刺激を受けた者が少なくない。
先行配信するプライベート映像では、昨年ユーリー・ノルシュテインが来日した際、彼と30年来の友人の高畑勲の久しぶりの再会に同行。偶然にも、その日は、高畑の誕生日だった。それを知るとノルシュテインは、紙とペンを手に取り、イラストとメッセージ入りのバースデーカードをその場で書いて渡した。また、数日後、彼らは京都を訪れた。世界遺産の栂尾山 高山寺にて特別公開中であった日本最古の漫画とも言われる「鳥獣人物戯画」や、大徳寺 聚光院の狩野永徳の襖絵「花鳥図」(※通常非公開)を鑑賞した。

この模様は、放送に先駆けて、番組HPにてご覧いただける。
http://www.wowow.co.jp/detail/109976

そして、ノルシュテインには、1981年から制作中の作品がある。切り絵を使ったアニメーション『外套』だ。原作は帝政ロシア時代の作家、ゴーゴリの小説で、社会から見捨てられた貧しい下級役人の悲劇を描いたもの。彼がこの作品にこだわるのは、自己保身と欲望が渦巻く現代にこそ声なき声に耳を傾けることが大切だと考えているからだ。混沌とした現代社会にアニメーションは何ができるのか。
36年間作り続けている切り絵を使ったアニメーション『外套』に込められた想いを通して、商業アニメと一線を画す彼の思想と創作の源泉に触れる。


ノンフィクションW ユーリー・ノルシュテインの、話の話。 〜アニメーションの神様 終わらない挑戦〜
4/30(日)夜9:00 WOWOWプライム
番組HP http://www.wowow.co.jp/detail/109976

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1984年12月