【LINEリサーチ】新生活は「期待の方が強い」と回答した新大学生と新社会人の割合が昨年よりも上昇傾向 がんばりたいことでは、新大学生、新社会人ともに「友だちづくり・人脈づくり」が2020年から減少傾向

LINEリサーチ、全国18歳から24歳までの男女を対象に新生活に関する調査を実施

LINE株式会社

LINE株式会社では、同社が保有する約577万人の国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤とした、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」を運営しております。
このたびLINEリサーチでは、全国18歳から24歳までの男女を対象に、4月から大学に進学をする新大学生、就職する新社会人を中心に、新生活に向けて頑張りたいことや準備していること、不安に思うことなどについて調査しましたので、その結果をお知らせいたします。

※調査結果の詳細はLINEリサーチの調査メディア「リサーチノート」でご覧いただけます:
https://research-platform.line.me/archives/39860621.html(新大学生編)
https://research-platform.line.me/archives/39860992.html(新社会人編)

※本リリース内のグラフ画像につきましては、「プレスリリース素材ダウンロード」より、ご確認ください。
<新大学生編>
■3~4月の予定は、「旅行に行く」「一人暮らしを始める」がTOP2
2022年の春に予定していることについて、大学に入学する予定がある18歳~24歳の男女に聞きました。
今回、「旅行に行く」「東京ディズニーランド/東京ディズニーシーに行く」という入学前の思い出作りになるような項目が上位にみられました。割合としては高くありませんでしたが、これには調査時点(2022年2月末)で、まん延防止等重点措置の適用期間の地域も多かったことが影響している可能性があります。また、新生活に向けて「一人暮らしを始める」「引っ越しする」という人も1割台いることがわかりました。


■新年度に対して「期待のほうが強い」が5割弱と上昇傾向
次に、新大学生が新年度に対してどのくらい期待しているのか聞いてみました。
「期待がいっぱい」「期待と不安がどちらもあるが、期待のほうが強い」を合わせた「期待のほうが強い 計」は5割弱で、過去2年に比べもっとも高い割合となっています。特に「期待がいっぱい」の割合は昨年から5ポイント上昇し16%となっています。
一方、「期待と不安どちらもあるが、不安のほうが強い」「不安でいっぱい」を合わせた「不安のほうが強い 計」は2020年からやや減少傾向にあります。


■新年度の不安、「勉強や課題」「授業のレベル」などが上位に
新生活で不安を感じると回答した新大学生*にどのようなことを懸念しているのか聞いてみました。
今年の結果は、「新しい友だちができるか」「勉強や課題が大変そう」「授業のレベルについていけるか不安」が5~6割で上位となりました。
「お金のやりくりができるか」は過去2年間で不安に思うことの3位でしたが、今年は4位になりました。

以前と比べて割合が高くなっている項目をみてみると、「授業のレベルについていけるか不安」が昨年から10ポイント上昇し約半数。また、「勉強や課題が大変そう」も6割超と勉強関連への不安が上昇傾向にあることがわかりました。

一方、以前と比べて割合が減少している項目では、「アルバイト先/インターン先が見つかるか」が昨年から16ポイントも減少しています。なお、「オンライン授業に慣れることができるか」も昨年から11ポイント減少していることがわかりました。

*新年度に対する気持ちとして「期待でいっぱい」「特に何も感じない/新年度を意識しない」と回答した人以外の新大学生


■がんばりたいことは「自分磨き」上昇傾向、「友だちづくり・人脈づくり」「部活・サークル活動」減少傾向
続いて、新大学生が新年度でがんばりたいことについてみていきましょう。
今年の調査では、「勉強」「友だちづくり・人脈づくり」「アルバイト」がTOP3となっており、2020年から時系列でみても、順位に変動はみられませんでした。ただし、「友だちづくり・人脈づくり」は年々減少傾向にあり、昨年の55%から減少し50%となっています。

一方で「勉強」や「貯金」は昨年から、やや上昇傾向にあります。また、「自分磨き(外見・内面)」においては昨年からは横ばいで変化はありませんが、2年前と比較してみると8ポイント上昇し4割弱となっていることがわかります。

なお、今年の男女別の傾向としては、全体の結果と同様に、男女ともに「勉強」「友だちづくり・人脈づくり」「アルバイト」がTOP3となりました。ただし、男女で傾向の違いが見られました。
前述でも上昇傾向がみられた「自分磨き(外見・内面)」では、男女差が顕著で、男性の3割弱に対して、女性は5割弱と高くなっています。一方、「部活・サークル活動」は女性に比べ男性のほうが高く、3割超でした。また、上位にはランクインしていませんが、「収入・資産を増やす (投資など含む)」も男性のほうが高めの割合でした。

■新年度の準備は、「勉強」「パソコン・タブレット/周辺機器を買う」が上位で4割超
最後に、新大学生が新年度に向けて準備していることをみていきましょう。
今年の結果は、「勉強」「パソコン・タブレット/周辺機器を買う」が上位で4割超となっています。次いで「服や靴などファッションアイテムを買う」「断捨離・整理整頓」「アルバイトする/シフトの数を増やす」が3割台で続きます。
時系列でみてみると、全体的に昨年に比べほとんどの項目において減少傾向となっています。

例年、上位3位以内に入る「服や靴などファッションアイテムを買う」は2年前には約5割でしたが、今年は13ポイントも減少し4割弱となりました。

また、昨年から聴取している「パソコン・タブレット/周辺機器を買う」も減少しました。上位項目ではありませんが、「テレワーク/オンライン授業などのために準備しておく」も同様の傾向です。

続いて、男女別の結果をみてみると、順位に違いがあるものの、項目はほとんど同じ傾向にありました。
女性では「服や靴などファッションアイテムを買う」がもっとも高く約半数でした。僅差で「断捨離 ・整理整頓」が続きます。女性は全体的に準備している項目が多岐に渡っており、上位4項目までが4割超えとなっています。
男性では「勉強」「パソコン・タブレット/周辺機器を買う」がTOP2で4割超という結果でした。また、女性ではランキング外の「貯金」が3位に入っています。一方で、「何も準備はしていない/する予定はない」という回答も1割程度ありました。


<新社会人編>
■3~4月の予定は、「旅行に行く」「引っ越しをする」「一人暮らしを始める」が上位
2022年に就職する予定がある18歳~24歳の男女に、この春に予定していることや就職先の業種について聞きました。調査時点(2022年2月末)では、まん延防止等重点措置の適用期間の地域も多いことから割合は高くないものの「旅行に行く」は26%となりました。また、新生活に向けて「一人暮らしを始める」「引っ越しする」という人も15%~20%程度いることがわかりました。

また、グラフの掲載はありませんが、就職先の業種では「医療」「IT・通信・インターネット関連」「教育・学校法人」が上位となりました。


■新生活に対して「期待のほうが強い」が3割超、「不安でいっぱい」は昨年から5ポイント減少
続いて、新社会人が新生活に対してどのくらい期待しているのか聞いてみました。
「期待がいっぱい」「期待と不安がどちらもあるが、期待のほうが強い」を合わせた「期待のほうが強い 計」は3割超でやや上昇傾向にあります。
一方「期待と不安どちらもあるが、不安のほうが強い」「不安でいっぱい」を合わせた「不安のほうが強い 計」は2020年から減少傾向になっています。中でも「不安でいっぱい」は昨年から5ポイント減少していることがわかりました。なお、男女の期待値の差はほとんどありませんでした。


■新生活の不安に思うこと、友人関係や勉強・仕事関連が上昇傾向に
次に、新生活で不安を感じると回答した新社会人*にどのようなことを懸念しているのか聞いてみました。
今年は「仕事についていけるか」がもっとも高くなり8割弱。次いで「上司や同僚とうまくやっていけるか」「朝、ちゃんと起きられるか」となりました。例年と上位項目に変動はありません。

以前と比べて割合が高くなっている項目をみてみると、「新しい友だちができるか」「いま仲のいい友だちと会う機会が減ってしまいそう」など友人関連や「勉強や課題が大変そう」「仕事についていけるか」という勉強や仕事に関することが上昇傾向にあることがわかりました。

一方、以前と比べて割合が減少している項目では、「朝、ちゃんと起きられるか」「満員電車に耐えられるか/電車の乗り継ぎがうまくできるか」などとなりました。
また、「お金のやりくりができるか」も減少傾向にありました。こちらは新大学生の新生活調査( https://research-platform.line.me/archives/39860621.html#3 )でも同じような傾向がみられました。

*新生活に対する気持ちとして「期待でいっぱい」「特に何も感じない/新生活を意識しない」と回答した人以外の新社会人

 

 

■がんばりたいことは、「貯金」が昨年から上昇傾向、「収入・資産を増やす」は減少傾向
ここからは、新社会人が新生活でがんばりたいことについてみていきます。 今年の結果をみると、「仕事」が7割弱、「貯金」が5割弱となりました。2020年から上位の項目に変動はみられませんでしたが、今年は「趣味・自分の好きなこと」が3割強と3番目に高い割合となりました。

「貯金」は昨年から約6ポイントの上昇がみられました。その一方で世界情勢の悪化や社会の状況などが影響しているのか、「収入・資産を増やす(投資など含む)」は昨年から8ポイント減少しています。他、「運動・健康・ダイエット」「友だちづくり・人脈づくり」も昨年から減少しています。

今年の男女別の結果をみてみると、男女ともに全体同様「仕事」がもっとも高く、次いで「貯金」となりました。

女性は「自分磨き (外見・内面)」「運動・健康・ダイエット」「仕事」「恋愛」の項目が、男性に比べて割合が高い傾向にありました。「自分磨き (外見・内面)」は新大学生の新生活調査( https://research-platform.line.me/archives/39860621.html#4 )においても女性の割合が高い結果となっています。
一方、「収入・資産を増やす (投資など含む)」は男性のほうがやや高くなりました。

■新生活の準備は、例年同様に「断捨離・整理整頓」「貯金」「勉強」がTOP3
最後に、新社会人が新生活に向けて準備していることをみていきます。
今年は、「断捨離・整理整頓」「貯金」「勉強」が上位となっており、例年と同じ傾向ですが、上位3項目すべてにおいて昨年から減少傾向にあります。また、通常は新生活に向けて需要が高まることが予想される「生活家電を買う」「家具を買う」も減少傾向となっています。
「資格を取る」は昨年から横ばいではあるものの、2年前に比べて上昇傾向にあります。

続いて、今年の男女別の傾向をみてみると、男女で上位項目に違いがみられる結果となりました。
女性では「断捨離・整理整頓」がもっとも高く4割超で、「美容院・ヘアサロンに行く」「服や靴などファッションアイテムを買う」「勉強」「貯金」が2割台で続きます。また、6位以降をみてみると、割合はそれほど高くはありませんが、「部屋や自宅の模様替えをする」「イメチェンをする」も1~2割程度となりました。

男性では「貯金」がもっとも高く約3割で、次いで「断捨離・整理整頓」と「勉強」が3割弱と続きます。また、「勉強」や「資格を取る」なども2割台と女性よりも割合が高い傾向にありました。



LINEリサーチでは、今後も国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤に、様々な調査を定期的に実施してまいります。


【調査について】
新大学生編
2022年3月度調査
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の18歳~24歳の男女
実施時期:2022年2月28日~3月2日
有効回収数:2,274サンプル
集計対象:有効回収数の中から、2022年の3月~4月に大学に入学する予定がある男女 432サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック

2021年3月度調査
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の18歳~24歳の男女
実施時期:2021年3月5日~3月8日
有効回収数:2,285サンプル
集計対象:有効回収数の中から、2021年の3月~4月に大学に入学する予定がある男女 293サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック

2020年3月度調査
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~24歳の男女
実施時期:2020年3月12日~3月16日
有効回収数:2,353サンプル
集計対象:有効回収数の中から、2020年の3月~4月に大学に入学する予定がある男女 293サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック

※表/グラフ中の数字は小数点以下第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならないことがあります

新社会人編
2022年3月度調査
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の18歳~24歳の男女
実施時期:2022年2月28日~3月2日
有効回収数:2,274サンプル
集計対象:有効回収数の中から、2022年の3月~4月に就職する予定がある男女403サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック

2021年3月度調査
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の18歳~24歳の男女
実施時期:2021年3月5日~3月8日
有効回収数:2,285サンプル
集計対象:有効回収数の中から、2021年の3月~4月に就職する予定がある男女429サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック

2020年3月度調査
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~24歳の男女
実施時期:2020年3月12日~3月16日
有効回収数:2,353サンプル
集計対象:有効回収数の中から、2020年の3月~4月に就職する予定がある男女325サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック

※表/グラフ中の数字は小数点以下第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならないことがあります

【「LINEリサーチ」について】
「LINEリサーチ」は、企業における事業開発・マーケティング活動の最大化を目的にした、スマートフォン時代のリサーチプラットフォームです。約577万人のアクティブモニターのうち10〜29歳が50%を占め*、学生や若年向けの出現率の低い調査も実施可能です。また、従来型の調査パネルと異なり、リサーチ興味度の薄い層にもコンタクトが可能なため、より一般的な意見を収集できます。LINEのプッシュ通知で配信するため、ユーザーがリアルタイムで回答しやすいだけでなく、スマートフォン上で回答しやすい画面設計を行っていることで、効果的に調査を実施することが可能です。
* 2022年1月時点

「LINEリサーチ」公式サイト:https://www.linebiz.com/jp/service/line-research/

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業種
情報通信
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東京都新宿区四谷一丁目6番1号 四谷タワー23階
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上場
東証1部
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設立
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