「ドラマW この街の命に」がバンフ・ワールド・メディア・フェスティバルにノミネート
株式会社WOWOW(本社:東京都港区、代表取締役社長 田中 晃、以下「WOWOW」)が製作した「ドラマW この街の命に」が、バンフ・ワールド・メディア・フェスティバルロッキー賞Television Movie部門にノミネートされました。当社番組が同フェスティバルにノミネートされるのは、2012年の「ノンフィクションW スケッチトラベル ~「トイ・ストーリー3」を作った男が生んだもう一つのストーリー」、2014年の「ノンフィクションW 触れる 感じる 壊れる絵本 ~造本作家・駒形克己の挑戦~」、2015年のTBSとの共同制作ドラマ「MOZU」、2016年の「ノンフィクションW 撮影監督ハリー三村のヒロシマ ~カラーフィルムに残された復興への祈り~」、「国際共同制作プロジェクト イザベラ・ロッセリーニのグリーン・ポルノ」に続き、今年で5度目となります。また、昨年「国際共同制作プロジェクト イザベラ・ロッセリーニのグリーン・ポルノ」が、当社の番組としては初めて、ロッキー賞Music, Performance & Variety部門を受賞しています。
バンフ・ワールド・メディア・フェスティバルは、1980年からカナディアン・ロッキー山脈の中心都市、バンフで毎年6月に開催されている北米を代表する国際テレビ番組の祭典です。カナダ政府、アルバータ州、民間企業などが出資・運営する「バンフ・ワールド・メディア・フェスティバル財団」が主催しています。例年、世界各国から多数の番組が出品され、「国際エミー賞」、「イタリア賞」、「モンテカルロ・テレビ祭」などと並ぶ世界最大のテレビ祭のひとつと称されています。なお今年の授賞式は6月12日(月)に開催されます。
「この街の命に」は、ある街の行政組織「動物愛護センター」を舞台に、罪のない動物たちの命を救おうと踏み出した獣医たち職員の葛藤と再生を描いたドラマです。脚本・青木研次と監督・緒方明がタッグを組み、加瀬亮、戸田恵梨香、田中裕子共演で、“私たち人間と動物とのあり方”を視聴者に問う社会派作品をお届けしました。本作は、第71回文化庁芸術祭テレビ部門ドラマの部優秀賞、平成28年日本民間放送連盟賞 番組部門テレビドラマ番組最優秀やギャラクシー賞2016年4月度月間賞、東京ドラマアウォード2016作品賞単発ドラマ部門優秀賞など数々の賞を受賞し、高い評価を得ています。
WOWOWは、コーポレートメッセージ「見るほどに、新しい出会い。」のコンセプトの下、今後もオリジナルコンテンツの充実を図り、上質なエンターテインメントをお届けしていきます。
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■ 「ドラマW この街の命に」 概要
初回放送
2016年4月2日(土) 夜9:00
番組内容 ※番組情報は初回放送時のものです。
動物愛護センターに行政獣医として配属された牧田洋(加瀬亮)は国の法律に従い業務を遂行する。飼えなくなった、鳴き声がうるさい、かまれたなど、さまざまな理由で捨てられた犬や猫を殺処分する業務だ。彼は“誰かがやらなければならない仕事”と自分に言い聞かせながらも悩み苦しんでいる。同僚の行政獣医・幡枝亜紀(戸田恵梨香)は病院に通い精神安定剤が手放せず、作業班の志賀悟(渋川清彦)は「犬がしゃべる」と言いだし悪夢にうなされる。職員の誰もが心にふたをして、処分を続けていた。
そんなある日、獣医・高野綾子(田中裕子)がセンターの新所長として配属される。高野は着任早々「犬と猫には全部名前を付けて」と言い、トリマーを呼び寄せ動物たちをきれいにする。現状を変えるという高野の想いに、背中を押された牧田たちは殺処分を減らそうと動き始める。しかし、無責任な飼い主はいなくならず、職員たちは大きな選択を迫られる。
<スタッフ・キャスト>
脚本:青木研次(『独立少年合唱団』、『いつか読書する日』、『家路』)
監督:緒方明(『独立少年合唱団』、『いつか読書する日』)
音楽:coba(『顔』、『のんちゃんのり弁』)
出演:加瀬亮 戸田恵梨香 田中裕子 ほか
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