デジタルテクノロジーを活用し、広島県立びんご公園へのイノシシの侵入を軽減することに成功
~今後、分析したイノシシの状況を基に捕獲を目指す~
鳥獣被害対策事業を展開する、株式会社DMM Agri Innovation(本社:東京都港区、代表取締役 岡崎 翼、以下DMMアグリ)は、株式会社アポロ販売(本社:東京都千代田、代表取締役 浅岡輝喜)、一般社団法人CEFIC研究所(本社:愛媛県今治市、代表理事 大澤讓兒)と共同で、広島県が公募した「ひろしまサンドボックス」実証プロジェクト(行政提案型)「公園内のイノシシ被害軽減のための獣害対策支援業務」において、令和2年度の活動が終了したことをお知らせいたします。
令和2年度の活動では、ドローンなどのデジタルテクノロジーを活用してイノシシの生息状況を把握し、電気柵を設置することで、公園への侵入を軽減することに成功しました。
令和3年度は、分析したイノシシの状況を基に捕獲を目指し、今後も、恒久的にイノシシの侵入を防ぐことを目的とした鳥獣被害対策に取り組んでまいります。
令和2年度の活動では、ドローンなどのデジタルテクノロジーを活用してイノシシの生息状況を把握し、電気柵を設置することで、公園への侵入を軽減することに成功しました。
令和3年度は、分析したイノシシの状況を基に捕獲を目指し、今後も、恒久的にイノシシの侵入を防ぐことを目的とした鳥獣被害対策に取り組んでまいります。
■令和2年度の成果
ドローンやフィールド調査などにより、公園の周囲の至る所にイノシシが生息しており、園内へ侵入できる状態が確認できました。公園の四方から侵入することができる状況から、電気柵でイノシシ侵入のルートを限定的にして、そのルートに対して適切な資材を設置することでイノシシの侵入の軽減ができました。
対策により引き返すイノシシ
多目的広場内の「芝」を掘り返すイノシシ
公園周辺のイノシシの群れ(ドローン)
■令和2年度使用対策資材
・電気柵(Z-1500-SR-ONE)【株式会社アポロ販売】
・トレイルカメラ(センサーカメラ WAMキャプチャー)【ファームエイジ株式会社】
・忌避剤(しし防)【株式会社栄宝】
・ICTイノシシ監視システム【株式会社アポロ販売】
・グレーチング(わたれませんLIGHT)【株式会社赤城商会】
・赤外線カメラ搭載ドローン
▶商品に関するお問い合わせはこちら
https://dmm-agri.com/item/
■令和3年度の予定
今後も、場当たり的な対策ではなく、状況把握→環境整備→侵入防止→獣害捕獲の一気通貫で、恒久的にイノシシの侵入を防ぐことを目的とした鳥獣被害対策に取り組んでまいります。
■株式会社DMM Agri Innovationについて
DMM Agri Innovationは、鳥獣被害対策事業をはじめとした、農業に関する課題解決を行う会社です。
『農業と未来を歩む』をテーマに掲げ、DMMのソリューション提供により、農業、地域社会への貢献を目指してまいります。
HP:https://dmm-agri.com/
■DMM農業について
DMMは「生産者の声に寄り添うことで新しい価値を作り、農業の未来に貢献する」をミッションに、中古農機具販売事業・鳥獣被害対策事業・人材派遣事業を展開しています。生産者の方々が農業により専念できる環境作りや、経済的により豊かになる仕組み作りを目指しています。
HP:https://nogyo.dmm.com/
■株式会社アポロ販売について
電気柵を中心に、有害鳥獣被害から農作物を守る防護資材の販売・設置・メンテナンスを行うとともに、捕獲・処理・利活用(ジビエ等)を推進するを有害鳥獣被害対策の専門会社です。
■一般社団法人CEFIC研究所について
国連において21世紀の持続可能な開発目標(SDGs)が採択され、2004年に「環境保全」「食糧の安定供給」「感染症統御」を実現するための指針(マンハッタン原則)と12の行動計画が示されたことを受け、吉川泰弘農学博士が提唱した「人と動物の健康のための統合的なアプローチ」(one Health)を達成するためのプログラムCEFIC(Community-based Environment,Food and Infection Control)の実現を目指しています。
【本事業についてのお問い合わせ】
E-MAIL:dmm-agri@dmm.com
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