パナソニックが日産自動車と新たな体験価値づくりで共創 期間限定「ニッサン パビリオン」に最新技術を搭載した体験コンテンツを導入
パナソニック株式会社(以下、パナソニック)は、日産自動車株式会社(以下、日産)と、2020年8月1日に日産がオープンした、期間限定の体験型エンターテインメント施設「ニッサン パビリオン」において、新たな体験価値づくりで共創しました。
「ニッサン パビリオン」内の体験コンテンツの一つとして、NISSAN CHAYA CAFE (ニッサン チャヤ カフェ)に、パナソニック独自の高性能ディスプレイモジュール技術を採用し、日産と共創した「インタラクティブテーブル」のプロトタイプが設置されています。
インタラクティブテーブルは、お皿のICチップに反応して、お皿に盛られた料理を作る為に使われたエネルギー量などの情報がアニメーションでテーブル天板に出されます。テーブル天板内に高性能ディスプレイモジュールを組み込んでおり、パナソニックが長年のテレビ開発で培った独自の光学部材貼り合わせ技術、モジュール構造技術や加飾技術を駆使することで、テーブル素材の質感と映像の視認性を両立。ディスプレイの存在はテーブルと一体となり空間の雰囲気に溶け込みながらも、鮮明な映像や情報を必要な時だけテーブルに映し出すことで、料理だけでなく目でも楽しめるという新たな体験を提供します。
今回、ニッサン パビリオンのコンセプト「可能性の拡張」を具現化するアイテムのひとつとして、食体験やカフェ空間の拡張を目指しました。主に、日産がアイデアとコンセプトを考案、パナソニックが高性能ディスプレイモジュール技術を提供することによって実現しました。
パナソニックはパビリオン会期中、来場者にヒアリングを実施し、評価のフィードバックを今後の技術開発や商品化につなげていきます。
さらに、パナソニックはパビリオンのメイン演出の一つである、全長41 m円柱・180度の大型スクリーンに対し、30,000 lmの超高輝度3チップDLP(R)方式レーザープロジェクターPT-RZ31K と超短焦点レンズET-D3LEU100 20式の組合せにより、歪の無い超高画質を実現する事で臨場感溢れる空間演出を行いました。
映像システム全体としては4KのTHE THEATER (ザ シアター)を含め3チップDLP(R)方式レーザープロジェクター28式、RAMSA音響空間システムなどを納入、TBWA/HAKUHODOプロデュースによる様々なクリエイターが開発したコンテンツを忠実に再現し、来場されたお客さまの体験価値向上に貢献できるよう、これまで培ったパナソニックのノウハウを活かした空間演出(設計~施工~運用)をプロデュースしました。
パナソニックは、2018年の100周年記念「クロスバリューイノベーションフォーラム」以降、様々な企業やクリエイターとの共創による新たな価値創出を積極的に推進してきました。「ニッサン パビリオン」は、共創活動を通して実現した取り組みのひとつです。今後も、様々な企業や自治体、クリエイターとの共創活動を通じて、ニューノーマル時代に相応しい価値づくりを行い、ワクワクする体験の具現化や社会課題の解決に貢献していきます。
■「ニッサン パビリオン」概要
住所:220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい6-2-1
オープン:2020年8月1日(土)~10月23日(金)
営業時間: 平日11:00~19:00、土日祝10:00〜19:00
料金:無料
休館日:不定期
ホームページ:www.nissan.co.jp/BRAND/PAVILION/
主催:日産自動車
機材・技術協力(アイウエオ順):出光興産株式会社、株式会社NTTドコモ、キリンビール横浜工場、三陽物産株式会社、ソニーPCL株式会社、Trim株式会社、パナソニック株式会社、株式会社横浜ビール
協力:横浜市、一般社団法人横浜みなとみらい21
企画協力・コーディネーション:株式会社TBWA HAKUHODO
施設運営:株式会社テー・オー・ダブリュ
※ ニッサン パビリオンは、新型コロナウイルス感染症の対策として、開催にあたっては神奈川県のガイドラインに沿って十分な安全対策を講じています。また、混雑を避けるために一時的に入場制限を行う場合があります。会期は、情勢を鑑みて変更する可能性があります。
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