一人ひとりの人生を聞いて記録する「生活史」プロジェクトをテーマに、社会学者・作家の岸 政彦さんが8月30日(土)にStage Felissimoの「神戸学校」に登壇
「個人の人生の語りを聞く」ことで見えてきたこと
フェリシモは、「経験と言葉の贈り物」をコンセプトに1997年より毎月実施しているメッセージライブ神戸学校を、8月30日(土)にStage Felissimo及びオンラインで開催します。第336回目となる8月度神戸学校のゲストは、岸 政彦さんが「語りに耳を澄ます──市民主体の「生活史」プロジェクトから」をテーマに登壇します。

8月の神戸学校のゲストは、社会学者・作家の岸政彦さんです。
「生活史」という、個人の人生の語りを聞く手法で長年研究を続けています。京都大学教授として、生活史を通じた社会学の研究を続け、『断片的なものの社会学』で紀伊國屋じんぶん大賞2016を受賞、『東京の生活史』では紀伊國屋じんぶん大賞2022を受賞と第76回毎日出版文化賞。さらに、小説『リリアン』では第38回織田作之助賞にも輝くなど、文学の分野でも注目を集めています。
岸さんのご活動からは、「他者の人生をどう受け止めるか」という問いが立ち上がってきます。人はそれぞれの物語を生きていて、私たちは日々、無数の人生とすれ違っています。でも、その声に本気で耳を傾けたことが、果たしてどれくらいあるでしょうか。
岸さんが手がける「生活史プロジェクト」では、東京、沖縄、大阪の各地で100人を超える人びとの声が、ひとつひとつ丁寧に記録されています。現在は北海道での聞き取りが続いています。
「生活史プロジェクト」を通じて見えてきた、他者を理解することの限界と、それでも耳を傾けることの意味をお聞きします。
また、ポッドキャスト「岸政彦の20分休み」は、リアルイベントがすぐに満席になるほど大人気。リスナーから寄せられた、ありふれていて、どこにでもある「かけがえのない人生」の話を岸さんがご紹介します。
研究者として、小説家として、そして一人の聞き手として。岸さんが今、考えていること、感じていることを、じっくり語っていただきます。
◆概要
第336回 フェリシモ「神戸学校」
・ゲスト:社会学者 岸政彦 さん
・テーマ:「語りに耳を澄ます──市民主体の「生活史」プロジェクトから」
・日時:2025年8月30日(土) 13:30~16:00 (開場 13:00)
・場所:Stage Felissimo 1Fホール(神戸市中央区新港町7番1号)
阪急「神戸三宮駅」西口、阪神・JR「元町駅」東出口より徒歩約20分

〈チケットについて〉
・参加方法・お申し込みページ>> https://feli.jp/s/pr250724/1/
・会場の座席はすべて自由席で指定はできません。
・参加料:おひとり一般:1,200円(学生の方、もしくはおふたり以上のお申し込みの場合、おひとりあたり1,000円)
・オンライン配信の参加料:おひとり500円
※オンライン配信は神戸学校ホームページから申し込み可能です。
※オンライン配信では、リアルタイムでの講演視聴および見逃し配信の視聴が可能です。
※参加料は、「あしなが育英会」を通じて、令和6年能登半島地震等による震災遺児を含む国内遺児の心のケアに活用されます。
※延期や中止となる場合があります。
・問い合わせ:神戸学校事務局
TEL:078-325-5727(平日10:00~17:00)
eメールアドレス: kobe@felissimo.co.jp
◆ゲストプロフィール
岸 政彦 (きし まさひこ)
社会学者 京都大学大学院文学研究科教授
研究テーマは沖縄、生活史、社会調査方法論。主な著作に『同化と他者化―戦後沖縄の本土就職者たち』『断片的なものの社会学』『はじめての沖縄』『東京の生活史』『調査する人生』など。
『ビニール傘』『図書室』をはじめ、『リリアン』で織田作之助賞を受賞するなど小説家としても注目される。
◆「神戸学校」とは
「神戸学校」は、阪神・淡路大震災をきっかけに、1997年よりスタートしたメッセージライブです。2004年に、メセナアワードの『文化庁長官賞』を受賞しました。豊かな人生を送ることを目指した「生活デザイン学校」として、毎月1回、各界でご活躍のオーソリティーを神戸に招いて開催しています。参加料は、「あしなが育英会」を通じて、令和6年能登半島地震等による震災遺児を含む国内遺児の心のケアに活用されます。

・ウェブサイト>> https://feli.jp/s/pr250724/2/
・X >> https://twitter.com/kobegakko
・Instagram>> https://www.instagram.com/kobegakko_felissimo/
・基金活動報告>> https://feli.jp/s/pr250724/3/
・ブランドストーリーを読む>> https://feli.jp/s/pr250724/4/
◆Stage Felissimoホールについて
・舞台と客席を備えた、広さ約350㎡の中規模多目的ホールで、舞台には280インチのスクリーンと、9,000〜15,000ルーメンのプロジェクターを設置しています。セミナーやコンサートなど、多目的に利用できるホールです。

・Stage Felissimoホールのレンタルについて>> https://feli.jp/s/pr250724/5/
◆KOBE FELISSIMO 30~阪神・淡路大震災から30年 神戸とフェリシモ~
1995年1月17日に阪神・淡路大震災が発生した同年の9月、フェリシモは神戸に移転しました。震災直後の移転はまちと一体となって復旧・復興を行なっていく覚悟のあらわれでもありました。震災当時、全国のお客さまから被災した神戸に大変多くの支援と応援メッセージをいただきました。そこでフェリシモは毎月お客さまから100円をお預かりする「毎月100円義援金」を開始。6年間で4億円を超える基金が集まりました。それがお客さまとともにおこなう復興支援の礎となりました。さまざまな取り組みを通してみなさまとともに元気な神戸の街を取り戻すお手伝いをしてきました。その後も全国各地で災害が起きるたびにどのような支援が必要とされているのかをともに考え、ともに行動しています。神戸に移転して30年、みなさまとともに未来を築いていきます。
・「KOBE FELISSIMO 30」ムービーを見る>> https://youtu.be/cCLQBf0P3Ew

◆電話での注文・問い合わせ:フリーダイヤル: 0120-055-820(通話料無料) 受付時間:平日/9時~17時 ※一部のIP電話では利用できない場合があります。※お客さまからのお電話は、内容を確認・記録するために録音させていただいております。
◆ともにしあわせになるしあわせ「FELISSIMO[フェリシモ]」:1965年5月創立。ファッションや雑貨など自社企画商品を中心に、カタログやウェブなどの独自メディアで販売するダイレクトマーケティングの会社です。神戸ポートタワーの運営など各地域と連携した事業も推進し、地域活性化に貢献する取り組みを進めています。誰もがしあわせの創り手となり、贈り手となれる。誰もがしあわせを受け取る人になれる。そんな社会を目指す「ともにしあわせになるしあわせ」をコアバリューに“事業性・独創性・社会性”の同時実現を目指した事業活動を行っています。

フェリシモは2025年5月8日に創立60周年を迎えました。
― 会社概要 ―
社名 : 株式会社フェリシモ
本社所在地 : 〒650-0041 神戸市中央区新港町7番1号
代表者 : 代表取締役社長 矢崎和彦
創立 : 1965年5月 証券コード : 東証スタンダード3396
事業内容 : 自社開発商品をカタログやウェブサイトにて全国の生活者に販売するダイレクトマーケティング事業
◆ウェブサイト>> https://feli.jp/s/pr240301/1/
◆「フェリシモ定期便」とは?・楽しみ方>> https://feli.jp/s/pr240301/2/
◆X>> https://twitter.com/FELISSIMO_SANTA
◆Instagram>> https://www.instagram.com/felissimo_official/
◆フェリシモの社会活動>> https://feli.jp/s/pr240301/4/
◆みなさまとともにしあわせ社会をめざす基金活動>> https://feli.jp/s/pr240301/5/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像