深町秋生著『地獄の犬たち』が大藪賞候補に。警察小説の枠組みを超えた問題作!
冒頭15ページの衝撃。読み始めたらノンストップのエンタテインメント!
株式会社KADOKAWAより2017年9月1日に発売いたしました深町秋生著『地獄の犬たち』が、第20回大藪春彦賞候補作品に選出されました(http://www.tokuma.jp/topicsinfo?tid=15110)。
さらに、本日より、文芸情報サイト「カドブン」(https://kadobun.jp/readings/143)にて冒頭24ページを無料公開いたします。この機会にぜひご覧ください!
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■あらすじ
東京のやくざ組織・東鞘会に所属する兼高昭吾は、弟分の室岡と沖縄に飛び、ターゲットの喜納修三を殺害した。その夜、一人になった兼高は激しく嘔吐する。実は兼高は警視庁組対部に所属する潜入捜査官だったのだ。後継者問題をめぐり、東鞘会では血で血を洗う抗争が続いており、喜納殺害はその一環だった。兼高の最終任務は東鞘会会長である十朱の殺害。十朱は警視庁を揺るがす、ある“秘密”を握っていた。ボディガード役に抜擢された兼高は、身分が明かされた瞬間に死が迫る中、十朱への接近を図るが・・・・・・。
★情報ページ https://www.kadokawa.co.jp/product/321702000632/
・・・・・・そして、読者の熱い要望に応え、2018年秋、待望の続篇開始決定!主人公は、あの人物・・・・・・?
◇『地獄の犬たち』に寄せられた声、声、声!
容赦ねえ殺戮の連鎖。男たちの壮絶な生きざまに激しく心を揺さぶられた。 ――作家・薬丸岳氏 凄まじい小説だ。 ――文芸評論家・北上次郎氏(「日刊ゲンダイ」9月14日) 深町秋生のベスト。今年の大いなる収穫の一冊だろう。 ――文芸評論家 池上冬樹氏(共同通信配信) 硝煙と血飛沫の匂いにしばし忘我のひと時をどうぞ。 読者がまだ味わったことのない興奮がここにあると断言する。 ――文芸評論家・杉江松恋氏(「本の旅人」9月号) とことん容赦がない物語だ。兼高と出月、どちらの心が勝るのか。 非情で残酷でたまらなく切なく、打ちのめされて呆然となるこの快感を、 ぜひとも味わって欲しい。 ――書評家・藤田香織(「読楽」10月号) 今年最もヘヴィーな読み応えの犯罪小説。 ――文芸評論家・千街晶之氏(「週刊文春」10月5日号) 重量級の暗黒小説だ。 ――ライター・若林踏氏(「本の雑誌」11月号) どこにたどり着くかわからない荒れた海原を、正義と悪の間を激しく揺れながら一気読み。 最後の一行を読み終えたあと、いつまでも心に残ったのは「哀しみ」でした。 ――本の雑誌社・杉江由次氏 これは「自分を生き切る」男の物語だ。 主人公兼高は、心を襞のレベルから匕首で抉られるような苛烈な環境に身を置き、 そしてニーチェの言う“見返す深淵”に飛び込んでみせる。 その生きざまに奮えてしまう以上、もはや結果など問うまい。 ――戸田書店 仕入部・藤浪哲也氏 正義と悪が表裏一体の潜入捜査。 自分の人生すら見失いかねないヒリヒリする様な極限状態で男が最期に選んだ道に痺れました。 ――三省堂書店 名古屋本店・奥野純司氏 『地獄の黙示録』の鍋に、『新しき世界』と『アウトレイジ』をぶち込んで煮立たせたような――。 という印象をさらにぶち破る、なんと苛烈で哀しいクライマックスか! ――ときわ書房本店・宇田川拓也氏 登場人物誰一人として、失いたくなかった、そう思わせる著者の深い人物像と、 スピード感のあるスリリングな展開に、見事に踊らされ、楽しませて頂きました。 ――ジュンク堂書店 名古屋店 清田彩乃氏 どいつもこいつもトンデモなく、決して会いたくない輩ですが、血肉が通ったキャラクター造詣に唸りながら頁を手繰る指が止まりません。年末の賞レースに必ず引っかかるであろう傑作ですね。 コンラッド『闇の奥』にも繋がる、一言では言い表せない恐怖と、ラストの切れ味と解放感、 そして地獄の道筋を照らす明かりがまだ続くという、修羅の果てを思うと身震いします。 ――丸善 名古屋本店 店長 坂本恭亮氏 |
■著者紹介 深町秋生(ふかまち・あきお)
1975年山形県生まれ。2004年、『果てしなき渇き』で第3回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞してデビュー。同作は「渇き。」として映画化され話題となる。11年『アウトバーン 組織犯罪対策課 八神瑛子』がベストセラーとなり、シリーズは累計40万部を突破した。著書に『バッドカンパニー』『デッドクルージング』『ダブル』『ダウン・バイ・ロー』『ヒステリック・サバイバー』『ショットガン・ロード』『卑怯者の流儀』『探偵は女手ひとつ』『ドッグ・メーカー』など多数。
■書誌情報
【発売日】2017年9月1日(金)
【定価】本体1600円+税
【頁数】440頁
【装丁】國枝達也
【体裁】四六判上製
【発行】株式会社KADOKAWA
★初出「小説 野性時代」2015年7月号~2017年3月号
★電子書籍配信中!
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