パナソニックキッズスクール キッド・ウィットネス・ニュース(KWN)日本コンテスト2020 最優秀作品賞が決定 表彰式をオンラインで開催
パナソニック株式会社(以下、パナソニック)は、「キッド・ウィットネス・ニュース(KWN)日本コンテスト2020」の受賞作品を決定し、2021年3月14日(日)にオンラインでコンテスト表彰式を開催しました。
キッド・ウィットネス・ニュース(KWN)は、パナソニックが1989年にアメリカで始めた教育支援プログラムで、今までに、18万人以上の子どもたちが参加しています。撮影機材と制作ノウハウを提供し、子どもたち自らが自由な発想で映像制作に取り組むことを通じて、創造性やコミュニケーション能力を高め、チームワークを養うことを目的としています。
プログラムは、国・地域ごとに運営されており、日本では2003年より始まりました。以降、毎年、子どもたちが制作した映像作品の中から優秀な内容を表彰しています。
今年度は、日本全国から小学校・中学校・高等学校75校・120チームが参加し、厳正な審査の結果、SDGs賞など10作品の部門賞と、佳作21作品が選出され、さらにその中から、小学生部門は森村学園初等部「桜隠し」、中学生部門は福島県いわき市立平第三中学校「2030年エネルギーの旅」、高校生部門は福島県立いわき光洋高等学校「はなことば」の3作品が最優秀作品賞に決定しました。またパナソニック社員約800名が投票に参加し、部門ごとに選出した「パナソニック社員賞」も決まりました。
本来であれば、コンテストの結果を入賞校が集まり表彰式にて公表しておりますが、昨今の新型コロナウイルス感染症の感染拡大リスクが続いていることを鑑み、昨年度に引き続き、入賞校の皆様および関係者の健康面を考慮して、オンライン表彰式としてYouTubeライブ配信で表彰式を開催いたしました。
以下、各部門の最優秀作品賞とタイトル、子どもたちの伝えたい思いについて紹介します。
◆小学生部門 最優秀作品賞
学校名:森村学園初等部 Team 2020
作品名:「桜隠し」
<児童からのメッセージ>
コロナ禍でより表面化したフラワーロス問題。花の命を救うことで、産業が守られるのと同時にコロナ禍で暗くなった私たちの生活も、より明るく、豊かなものにできることを、世代や立場を越えたたくさんの人々に伝えたい。
◆中学生部門 最優秀作品賞
学校名:福島県いわき市立平第三中学校 キャリア教育推進委員会
作品名:「2030年エネルギーの旅」
<生徒からのメッセージ>
私たちの快適な生活を支えているエネルギー。電気やガスがない生活も車や飛行機を使わない移動も想像することができません。しかし10年前の原子力発電所の事故を契機に、エネルギーは当たり前に安全に使えるものでも、無限に永遠に存在するものでもないということを知りました。そこで私たちは、震災から10年という区切りにこれまで長く使ってきた資源を知ると同時に、10年後の未来に向けてどのようなエネルギーを利用できるのか、将来に向けて遺産として伝えるべきものは何かを、様々な活動を通して考えました。そして私たちが導いた「世の中を動かすエネルギーを生み出し支えているのは人間そのものである」というメッセージをより多くの方々に伝えたい。
◆高校生部門 最優秀作品賞
学校名:福島県立いわき光洋高等学校 放送委員会
作品名:「はなことば」
<生徒からのメッセージ>
保健委員として活動する、優しいA君。クラスでは率先して、花に水をあげる、なんとなく女子っぽい行動からクラスの男子にからかわれている。一時期落ち込むA君だが、そんなある日、クラスの男子がピンチになると、必死に助けた。そんなA君の様子にクラスの男子から一目置かれ、自信を取り戻す。この作品を通して、お互いを尊重し合えるような関係づくりの大切さ、そして、自分を信じて行動していれば、しっかり見ている人や応援してくれる人、憧れを持ってくれる人がいることを、全世界の人に伝えたい作品です。
同時に、最優秀作品校に選ばれた3校は2021年開催予定の「KWNグローバルイベント」の日本代表として参加予定です。
入賞作品つきましては下記のサイトよりご覧頂くことができます。
■キッド・ウィットネス・ニュース(KWN)日本コンテスト2020結果発表
URL:https://www.panasonic.com/jp/corporate/kwn/jp_contest2020.html
■キッド・ウィットネス・ニュース(KWN)日本 ホームページ
URL:https://www.panasonic.com/jp/corporate/kwn.html
■キッド・ウィットネス・ニュース(KWN)グローバルサイト(英語)
URL:https://www.panasonic.com/global/corporate/kwn.html
<パナソニックの企業市民活動>
パナソニックは、"A Better Life, A Better World″の実現に向けて、事業活動とともに企業市民活動を通じて、社会課題の解決や、より良いくらしの創造と世界中の人々の幸せ、社会の発展に貢献することを目指しています。私たちは製品・技術開発やモノづくりで培ったノウハウ・リソースを活かし、世界的な問題である「貧困の解消」を重点テーマに、誰もが歓びを分かち合い、活き活きとくらす「共生社会」を目指して、人材育成や機会創出、相互理解をテーマとする企業市民活動をグローバルに展開しています。
■パナソニックの企業市民活動について
URL: https://www.panasonic.com/jp/corporate/sustainability/citizenship.html
【お問い合わせ先】
パナソニック株式会社
ブランド戦略本部 CSR・社会文化部
電話:03-3574-5665
<キッド・ウィットネス・ニュース(KWN)日本2020結果>
■小学生部門
・最優秀作品賞/プロフェッショナル賞
神奈川県 森村学園初等部 Team 2020
作品名「桜隠し」
・心にとどく映像賞
神奈川県 森村学園初等部 3年菊組
作品名「みんなでまこう えがおのたね」
・地域課題 発掘賞/パナソニック社員賞
和歌山県 和歌山大学教育学部附属小学校
作品名「ぼくたち、わたしたちがうみ出すプラゴミ~身のまわりで起こっている問題~」
■中学生部門
・最優秀作品賞/ベスト未来探究賞/パナソニック社員賞
福島県 いわき市立平第三中学校
作品名「2030年エネルギーの旅」
・地元愛賞
富山県 砺波市立庄西中学校
作品名「消える!?チューリップ生産」
・ダイバーシティ賞
三重県 高田中学校
作品名「伝え、広げる」
■高校生部門
・最優秀作品賞/ベストディレクション賞
福島県 福島県立いわき光洋高等学校
作品名「はなことば」
・ベスト取材賞
福島県 福島県立磐城高等学校
作品名「with」
・グローバル社会貢献賞/パナソニック社員賞
三重県 高田高等学校
作品名「INAANZA~チョコレートから世界を救う~」
・SDGs賞
東京都 東京都立青峰学園
作品名「私たちも、世界の一員なんだ。」
<佳作>
■小学生部門
・北海道 猿払村立浅茅野小学校/レイとクラの環境物語
・東京都 文京区立誠之小学校/with コロナ
・神奈川県 森村学園初等部(3年藤組Aチーム)/服のバトンパス
・神奈川県 森村学園初等部(3年藤組Bチーム)/新たな発見
・神奈川県 森村学園初等部(3年桜組)/My Friend
・和歌山県 和歌山市立加太小学校/海がつなげる~人とひと 過去と未来~
・鳥取県 倉吉市立河北小学校/のびのび学級(特別支援学級)の僕たちをもっと知って!
・熊本県 荒尾市立桜山小学校/コロナが変えた
■中学生部門
・東京都 葛飾区立金町中学校/ 「私に関係ある話」
・東京都 桐朋女子中学校/know remake no waste
・神奈川県 川崎市立川崎高等学校附属中学校/いつも近くで見守る design
・兵庫県 武庫川女子大学附属中学校/画面を超えて
・兵庫県 西宮市立浜脇中学校/「平和」を考える
・岡山県 よりしま魅力化推進協議会/絶滅危惧種 アッケシソウを守る
・広島県 尾道市立瀬戸田中学校/私たちの暮らす島
・沖縄県 昭和薬科大学附属中学校/私、部活やめます
■高校生部門
・埼玉県 埼玉県立小川高等学校/フィルター越しの・・・
・山梨県 山梨英和高等学校(山梨英和1組eグループ)/堤岩里事件
・山梨県 山梨英和高等学校(山梨英和1組cグループ)/私たちが繋ぐべき平和のバトン
・石川県 石川県立金沢泉丘高等学校/走り舞ふ
・京都府 京都府立南陽高等学校/責任は有料です。
・鹿児島県 鹿児島県立沖永良部高等学校/島から考える地球環境未来~海洋ゴミの行き着く先~
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