近年注目される定性的アプローチを徹底解説! HCDライブラリー第5巻『人間中心設計におけるユーザー調査』発行
インプレスグループで理工学分野の専門書出版事業を手掛ける株式会社近代科学社は、2021年10月28日に、HCDライブラリー第5巻『人間中心設計におけるユーザー調査』(著者:黒須 正明、橋爪 絢子)を発行いたしました。
【シリーズ名】HCDライブラリー第5巻
【書名】人間中心設計におけるユーザー調査
【著者】黒須 正明、橋爪 絢子
【仕様】B5変型判・並製・184頁
【本体価格】2,800円(税込3,080円)
【ISBN】978-4-7649-0635-8 C3350
【商品URL】https://www.kindaikagaku.co.jp/engineering/kd0635.htm
●内容紹介
本書は、人間中心設計(HCD: Human Centered Design)という立場から、ユーザーのニーズに適合した製品やサービスを市場に提供するためにどのようにしてユーザー調査をするのか、その調査方法を詳しく解説しています。
ユーザー調査にはアンケート調査のような定量的アプローチとインタビューや観察のような定性的アプローチがありますが、近年注目されているのは後者であり、本書では定性的アプローチないし質的アプローチについて焦点をあてています。
インタビュー事例をもとにした具体的な説明を掲載するなど、ユーザーニーズを捉えるための技術を明快に示した一冊です。
●著者紹介
黒須 正明(くろす まさあき)
デザイン研究所でユーザインタフェースやユーザビリティの研究を行う。1996年に静岡大学に赴任してユーザ工学の体系化を行い、2001年メディア教育開発センター教授、さらに放送大学教授としてUXについて研究を進め、2017年に放送大学を定年退職。現在は、放送大学名誉教授。従来は、各種モデルや手法の開発、そして人工物進化学という領域の開発においても心理学をベースにした取り組みが多かったが、近年は人間と多様な人工物の適切な関係構築という課題に、宗教学的、社会学的、政治学的観点をも含めて多元的に取り組み、日常生活のデザインという新領域を構築しつつある。
主な著書
・『UX 原論』(2020年、近代科学社、単著)
・HCD ライブラリー 第7巻『人間中心設計における評価』(2019年、近代科学社、共著)
・『Cuteness Engineering: Designing Adorable Products and Services』(2017年、Springer International Publishing、共著)他
・『Theory of User Engineering』(2016年、CRC Press、単著)
・『研究者の省察』(2015年、近代科学社、単著)
・HCD ライブラリー 第1 巻『人間中心設計の基礎』(2013年、近代科学社、単著)
・『コンピュータと人間の接点』(2013年、放送大学教育振興会、共著)
・『ユーザビリティハンドブック』(2007年、共立出版、共著)
・『ユーザ工学入門』(1999年、共立出版、共著)他
橋爪 絢子(はしづめ あやこ)
2011年、筑波大学大学院人間総合科学研究科(博士後期課程、感性認知脳科学専攻)修了。2012年から、首都大学東京(現東京都立大学)システムデザイン学部にて、システム設計におけるユーザ調査の手法やユーザビリティ評価の教育研究を行ってきた。2019年に、法政大学社会学部メディア社会学科の「設計コース」に異動し、人間中心設計におけるユーザ調査の理論と分析、その実践的手法について教えている。2014年以降、東京都立大学の社会人向け講座オープンユニバーシティにて、黒須先生とともに人間中心設計の講座を複数展開しており、異動後も継続して担当している。2021年2月に公示された「ユーザビリティの定義及び概念」のJIS規格(JISZ8521)では原案作成委員会の幹事、2021年3月に公示された「インタラクティブシステムの人間中心設計」のJIS規格(JIS Z8530)では委員長を、それぞれ務めた。博士(感性科学)。
主な著書
・『Cuteness Engineering: Designing Adorable Products and Services』(2017年、Springer International Publishing、共著)
・『誤使用・誤操作を防ぐ製品設計・デザインと安全性評価』(2016年、技術情報協会、共著)
・『高齢者・アクティブシニアの本音・ニーズの発掘と製品開発の進め方』(2016年、技術情報協会、共著)
・『感性工学ハンドブック』(2013年、朝倉書店、共著)
●目次
第1章 ユーザー調査とは
1.1 HCDプロセスとユーザー調査
1.2 ユーザー調査の目的
1.3 ユーザー調査担当者のコンピタンス
第2章 ユーザー調査の手法
2.1 調査のアプローチ
2.2 ユーザー調査における定性的手法
2.3 ユーザー調査における定量的手法
第3章 ユーザー調査の実施
3.1 調査計画
3.2 調査の事前準備
3.3 インタビュー調査の導入
3.4 調査実施の際の留意点
第4章 ユーザー要求の分析と解釈
4.1 ニーズの分析と解釈における基本
4.2 データを見る視点
4.3 ユーザー要求の分析方法
第5章 事例から学ぶユーザー調査の実践
5.1 サンプル事例
5.2 焦点課題
5.3 親和図法の場合
5.4 SCATの場合
5.5 ワークモデル、エクスペリエンスモデルの場合
第6章 デザインへ向けて
6.1 調査レポートの作成
6.2 デザインの流れ
【株式会社 近代科学社】 https://www.kindaikagaku.co.jp/
株式会社近代科学社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大塚浩昭)は、1959年創立。
数学・数理科学・情報科学・情報工学を基軸とする学術専門書や、理工学系の大学向け教科書等、理工学専門分野を広くカバーする出版事業を展開しています。自然科学の基礎的な知識に留まらず、その高度な活用が要求される現代のニーズに応えるべく、古典から最新の学際分野まで幅広く扱っています。また、主要学会・協会や著名研究機関と連携し、世界標準となる学問レベルを追求しています。
【インプレスグループ】https://www.impressholdings.com
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:松本大輔、証券コード:東証1部9479)を持株会社とするメディアグループ。
「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「モバイルサービス」「学術・理工学」「旅・鉄道」を主要テーマに専門性の高いメディア&サービスおよびソリューション事業を展開しています。さらに、コンテンツビジネスのプラットフォーム開発・運営も手がけています。
【お問い合わせ先】
株式会社近代科学社
TEL : 03-6837-4828
電子メール: reader@kindaikagaku.co.jp
●書誌情報
【シリーズ名】HCDライブラリー第5巻
【書名】人間中心設計におけるユーザー調査
【著者】黒須 正明、橋爪 絢子
【仕様】B5変型判・並製・184頁
【本体価格】2,800円(税込3,080円)
【ISBN】978-4-7649-0635-8 C3350
【商品URL】https://www.kindaikagaku.co.jp/engineering/kd0635.htm
●内容紹介
本書は、人間中心設計(HCD: Human Centered Design)という立場から、ユーザーのニーズに適合した製品やサービスを市場に提供するためにどのようにしてユーザー調査をするのか、その調査方法を詳しく解説しています。
ユーザー調査にはアンケート調査のような定量的アプローチとインタビューや観察のような定性的アプローチがありますが、近年注目されているのは後者であり、本書では定性的アプローチないし質的アプローチについて焦点をあてています。
インタビュー事例をもとにした具体的な説明を掲載するなど、ユーザーニーズを捉えるための技術を明快に示した一冊です。
●著者紹介
黒須 正明(くろす まさあき)
デザイン研究所でユーザインタフェースやユーザビリティの研究を行う。1996年に静岡大学に赴任してユーザ工学の体系化を行い、2001年メディア教育開発センター教授、さらに放送大学教授としてUXについて研究を進め、2017年に放送大学を定年退職。現在は、放送大学名誉教授。従来は、各種モデルや手法の開発、そして人工物進化学という領域の開発においても心理学をベースにした取り組みが多かったが、近年は人間と多様な人工物の適切な関係構築という課題に、宗教学的、社会学的、政治学的観点をも含めて多元的に取り組み、日常生活のデザインという新領域を構築しつつある。
主な著書
・『UX 原論』(2020年、近代科学社、単著)
・HCD ライブラリー 第7巻『人間中心設計における評価』(2019年、近代科学社、共著)
・『Cuteness Engineering: Designing Adorable Products and Services』(2017年、Springer International Publishing、共著)他
・『Theory of User Engineering』(2016年、CRC Press、単著)
・『研究者の省察』(2015年、近代科学社、単著)
・HCD ライブラリー 第1 巻『人間中心設計の基礎』(2013年、近代科学社、単著)
・『コンピュータと人間の接点』(2013年、放送大学教育振興会、共著)
・『ユーザビリティハンドブック』(2007年、共立出版、共著)
・『ユーザ工学入門』(1999年、共立出版、共著)他
橋爪 絢子(はしづめ あやこ)
2011年、筑波大学大学院人間総合科学研究科(博士後期課程、感性認知脳科学専攻)修了。2012年から、首都大学東京(現東京都立大学)システムデザイン学部にて、システム設計におけるユーザ調査の手法やユーザビリティ評価の教育研究を行ってきた。2019年に、法政大学社会学部メディア社会学科の「設計コース」に異動し、人間中心設計におけるユーザ調査の理論と分析、その実践的手法について教えている。2014年以降、東京都立大学の社会人向け講座オープンユニバーシティにて、黒須先生とともに人間中心設計の講座を複数展開しており、異動後も継続して担当している。2021年2月に公示された「ユーザビリティの定義及び概念」のJIS規格(JISZ8521)では原案作成委員会の幹事、2021年3月に公示された「インタラクティブシステムの人間中心設計」のJIS規格(JIS Z8530)では委員長を、それぞれ務めた。博士(感性科学)。
主な著書
・『Cuteness Engineering: Designing Adorable Products and Services』(2017年、Springer International Publishing、共著)
・『誤使用・誤操作を防ぐ製品設計・デザインと安全性評価』(2016年、技術情報協会、共著)
・『高齢者・アクティブシニアの本音・ニーズの発掘と製品開発の進め方』(2016年、技術情報協会、共著)
・『感性工学ハンドブック』(2013年、朝倉書店、共著)
●目次
第1章 ユーザー調査とは
1.1 HCDプロセスとユーザー調査
1.2 ユーザー調査の目的
1.3 ユーザー調査担当者のコンピタンス
第2章 ユーザー調査の手法
2.1 調査のアプローチ
2.2 ユーザー調査における定性的手法
2.3 ユーザー調査における定量的手法
第3章 ユーザー調査の実施
3.1 調査計画
3.2 調査の事前準備
3.3 インタビュー調査の導入
3.4 調査実施の際の留意点
第4章 ユーザー要求の分析と解釈
4.1 ニーズの分析と解釈における基本
4.2 データを見る視点
4.3 ユーザー要求の分析方法
第5章 事例から学ぶユーザー調査の実践
5.1 サンプル事例
5.2 焦点課題
5.3 親和図法の場合
5.4 SCATの場合
5.5 ワークモデル、エクスペリエンスモデルの場合
第6章 デザインへ向けて
6.1 調査レポートの作成
6.2 デザインの流れ
【株式会社 近代科学社】 https://www.kindaikagaku.co.jp/
株式会社近代科学社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大塚浩昭)は、1959年創立。
数学・数理科学・情報科学・情報工学を基軸とする学術専門書や、理工学系の大学向け教科書等、理工学専門分野を広くカバーする出版事業を展開しています。自然科学の基礎的な知識に留まらず、その高度な活用が要求される現代のニーズに応えるべく、古典から最新の学際分野まで幅広く扱っています。また、主要学会・協会や著名研究機関と連携し、世界標準となる学問レベルを追求しています。
【インプレスグループ】https://www.impressholdings.com
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:松本大輔、証券コード:東証1部9479)を持株会社とするメディアグループ。
「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「モバイルサービス」「学術・理工学」「旅・鉄道」を主要テーマに専門性の高いメディア&サービスおよびソリューション事業を展開しています。さらに、コンテンツビジネスのプラットフォーム開発・運営も手がけています。
【お問い合わせ先】
株式会社近代科学社
TEL : 03-6837-4828
電子メール: reader@kindaikagaku.co.jp
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