【開催レポート】「京都大学首藤研究室」改装開室セレモニー【GMOインターネットグループ】

GMOインターネットグループ

 ”すべての人にインターネット”を合言葉に、インフラ、広告、金融、暗号資産事業を展開するGMOインターネットグループ(グループ代表:熊谷 正寿)は、京都大学 学術情報メディアセンター 大規模データ活用基盤研究分野(首藤研究室)の施設改装を支援させていただき、2023年10月30日(月)施設改装に伴う開室式を執り行いました。

 オープンでイノベーティブな発想を生み出すべく、新たに生まれ変わった研究室において、首藤教授をはじめとし、京都大学 引原隆士 理事・副学長や、研究室のデザインを担当した株式会社GLAMOROUS代表取締役社長の森田恭通様よりご挨拶をいただき、開室を記念するテープカットを執り行いました。

 また、式典ではGMOインターネットグループ代表の熊谷から、記念のプレートが首藤教授に贈られた一方、首藤教授からは、漆作家 戸田蓉子様による漆塗りの酒盃が贈られ、その盃に京都市内の松井酒造株式会社の酒蔵で醸造された日本酒の「神蔵」が注がれ、「完勝(乾杯)」(※)が行われました。





(※)GMOインターネットグループでは乾杯のことを「完勝」と呼んでいます。「乾杯」は「完敗」にも通じるため、常に勝ち続けていく気持ちを持ち続けるために「完勝」としています


  • 【挨拶】

■首藤 一幸 / 京都大学 学術情報メディアセンター 教授

 私の研究室が綺麗になったお祝いイベントにお越しいただき感謝申し上げます。今回の改装により、面白く、すごくクリエイティブな研究・仕事ができる部屋ができました。

 今まで世の中になかったもので、なおかつ人類社会の未来に資する研究結果をこれまで以上にたくさん発信していきたいと思います。




■引原 隆士 / 京都大学 理事・副学長

 首藤教授が担当する大規模データ活用活基盤研究は、昨今、科学における研究手法として重要視されています。従来は主に科学シミュレーションを中心としたモデルを使用していましたが、現在は実際のデータを収集し、分析することで科学的な知見を得る研究が増えています。このような最先端の分野に対し、首藤教授には、京都大学の中でリードして取り組んでいただきたいと考えております。研究室のデザインのコンセプトは自然に基づいておりますが、データはもともと自然やさまざまな環境から生まれるものです。研究分野とリンクするこの研究室は、学生にとっても素晴らしい環境であり、京都大学を発展させていくことを信じています。


■森田 恭通様 / 株式会社グラマラス 代表取締役社長 / デザイナー

 研究メンバーの気持ちを少しでも和らげることができたらと思い、ナチュラルな自然をコンセプトにし、さらに対話を生み出しやすい環境にしました。京都大学は緑に囲まれる素晴らしい環境にあります。ナチュラルな自然のウッドとグリーンは、このような環境ともリンクをしています。首藤研究室で取り扱うような難しい分野においては、ふとした瞬間にリラックスできることが研究の中でもプラスにつながるのではないかと考えています。

 中心に大きなビッグテーブルを設置することにより、 コミュニケーションをしやすくしました。学校やオフィスでは、集中できる個室や、閉鎖されたスペースが増えつつありますが、この研究室はオープンなコミュニケーションができる空間を非常に大切に考えています。首藤研究室の皆さんには、今後この場所を十分に活用していただければと思います。


■熊谷 正寿/ GMOインターネットグループ株式会社 代表取締役グループ代表

 インターネットは今ではなくてはならない重要なインフラとなりました。しかし、それを支えているのは、装置ではなく、人です。 AIの時代を迎え、AIが世の中を動かす時代も来ると言われていますが、 AIを作ったのも人であるように、インターネットの時代において一番大事なのは人なのです。このような時代の中で特に重要となる人財は、想像力豊かなクリエイターや、シャープでスマートなコードを書ける優秀なエンジニアです。

 このたび、17年の長きにわたって、ご指導をいただいている首藤教授にご恩返しをするにあたり、クリエイティブで美しい環境を提供させていただきたいと思い施設改装をご支援させていただきました。ぜひ世界を変えるような研究を優秀な学生様とご一緒に進めていただけたらと思います。


  •  【テープカットの様子】

(左から順)

・堀内敏明(ほりうち・としあき) / GMOインターネットグループ株式会社 グループ専務執行役員

・岡部寿男(おかべ・やすお)教授 / 京都大学 学術情報メディアセンター センター長

・首藤一幸(しゅどう・かずゆき)教授 / 京都大学 学術情報メディアセンター 教授

・熊谷正寿(くまがい・まさとし) / GMOインターネットグループ株式会社 代表取締役グループ代表

・引原隆士(ひきはら・たかし)理事 / 京都大学 理事・副学長

・西山裕之(にしやま・ひろゆき)/ GMOインターネットグループ株式会社 取締役グループ副社長執行役員・COO

・五十嵐 淳(いがらし・あつし)教授 /京都大学 大学院情報学研究科 研究科長

・森田恭通(もりた・やすみち)様 / 株式会社グラマラス 代表取締役社長/デザイナー

  

  • 【「京都大学首藤研究室」施設改装について】

 今回施設改装をした研究室の首藤教授は、GMOインターネットグループの技術顧問として、大規模分散システムやブロックチェーン、AIなどの最先端技術領域において技術的支援をいただいています。首藤教授の研究室において、さらなる学問の進歩・研究活動のサポートとなることを目的に施設改装を支援することとなりました。


  • 【改装のポイント】

 今回の施設改装は国内外で活躍する株式会社グラマラスの森田恭通氏がデザインを手掛け、最先端テクノロジーを駆使したイノベーションを促進する研究室として、これまでにない新たな発想によるデザイン・設備を実現しました。

 改装した研究室は、部屋に分かれていた研究室を一つにし、中心にはビッグテーブルを設置することで、オープンで対話を促進する空間を目指しました。また、自然とのリンクをテーマに、木を多用することでイノベーティブな発想が促進することを期待しています。


  • 【首藤教授とGMOインターネットグループについて】

 GMO インターネットグループは、2016年から暗号資産事業に参入し、暗号資産マイニング事業、GMOコインによる暗号資産交換事業、そしてステーブルコインの発行といった暗号資産決済事業を進めています。また、現在は、グループ全パートナー(従業員)を挙げて生成AIを活用することで、時間とコストの節約、既存サービスの質向上、そしてAI産業への新サービス提供を通じ「AI活用No.1企業グループ」を目指しています。

 首藤研究室は、ブロックチェーンを含む分散システムを中心に、AI分野では、インターネット上のデバイス群が連携してAIの学習を進める手法を研究しています。

 そのため、GMOインターネットグループでは、首藤教授に2018年にはGMOインターネット財団 理事、また、2022年7月からGMOインターネットグループ株式会社 技術顧問、2022年にはGMO AI & Web3株式会社 顧問にご就任いただいています。

  ・ 2018年11月~ 2022年6月 公益財団法人GMOインターネット財団 理事

ž ・ 2022年7月~    GMOインターネットグループ株式会社 技術顧問

ž ・  2022年10月~ GMO AI & Web3株式会社 顧問

 

  • 【研究室概要】

教授

京都大学 学術情報メディアセンター教授 首藤一幸

研究テーマ

ソフトウェアとネットワークに取り組む研究室です。 数台から数百万台以上のコンピュータを連携させる方法の追求と、連携することで初めてできることの研究をしています。

主な研究テーマ      

・分散システム(peer-to-peer, ブロックチェーン, シミュレーション, Internet, …)

・データ工学(グラフサンプリング, ソーシャルグラフ解析、分散データベース, …)

・分散機械学習(広域分散, 基盤ソフト, …)

 ・システム・ソフトウェア

所在地

〒606-8501京都市左京区吉田二本松町

 京都大学 学術情報メディアセンター南館 4 階 402+404 号室

URL

https://www.shudo-lab.org/


  • 【首藤一幸教授プロフィール】京都大学 学術情報メディアセンター教授

・  氏名:首藤一幸(京都大学 学術情報メディアセンター 教授)

・  1973年神奈川県生まれ。

・  2001年早稲田大学博士後期課程修了。博士(情報科学)。

・  早稲田大学助手、産業技術総合研究所研究員、ウタゴエ(株)取締役最高技術責任者、東京工業大学准教授を経て、2022年より現職。

・  私大、国の研究所、スタートアップ、国立大学。IPA未踏アドバンスト事業プロジェクトマネージャを兼任。著書に「Binary Hacks」「Javaによるアルゴリズム事典」(共著)。

・  魔法のようなソフトウェア、分散システムが好みで、最近の研究テーマは、ブロックチェーン、分散機械学習、ソーシャルグラフ分析。

・  また、インターネット上のサーバ群、デバイス群が連携してAIの学習を行う手法を研究。連合学習では特定の人や組織がトップダウンに全体を制御するが、そうではなく、各人、各組織がボトムアップに連携して学習を進める未来を目指している。

 

  • 【GMOインターネットグループについて】

 GMOインターネットグループは、ドメインからセキュリティ、決済までビジネスの基盤となるサービスをご提供するインターネットインフラ事業を主軸に、インターネット広告・メディア事業、インターネット金融事業、暗号資産事業を展開する総合インターネットグループです。

 また、グループ全パートナー(従業員)を挙げて生成AIを活用することで、①時間とコストの節約、②既存サービスの質向上、そして③AI産業への新サービス提供を通じ、グループパートナーでのChat GPT活用コンテストや、GPUホスティング、GMO AI & Web3株式会社によるAIスタートアップ支援など、様々な取り組みを進め「AI活用No.1企業グループ」を目指しています。

 お客様に喜ばれるサービスを迅速かつ低価格で提供するために、サービスは機器の選定から設置、構築、開発、運用までを内製化することを基本方針としています。そのため、グループ108社に在籍する7,300名超のパートナーのうち、ITのモノづくりを担う開発者(エンジニア・クリエイター)が49.9%を占めています。(2023年6月末時点)



以上



【 GMOインターネットグループ 】(URL:https://www.gmo.jp/

会社名  GMOインターネットグループ株式会社 (東証プライム市場 証券コード:9449)

 所在地  東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー

 代表者  代表取締役グループ代表 熊谷 正寿

 事業内容 ■インターネットインフラ事業   

     ■インターネット広告・メディア事業

     ■インターネット金融事業     

     ■暗号資産事業

 資本金  50億円

  

Copyright (C) 2023 GMO  Internet Group, Inc. All Rights Reserved.

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会社概要

GMOインターネットグループ

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URL
http://www.gmo.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー
電話番号
03-5456-2555
代表者名
熊谷正寿
上場
東証プライム
資本金
50億円
設立
1991年05月