Skoop On Somebodyの最新アルバムを引っさげたツアーで魅せた “オトナの時間”をWOWOWでオンエア。
Skoop On Somebody 20th anniversary live Vol.4 「State Of Soul」3月29日(木)夜9:00~[WOWOWライブ]
ソウルミュージックやR&Bが定着する以前より、本気でブラックミュージックに対峙してきたSkoop On Somebody。TAKEのシルキーでウェット感のある歌声と、KO-ICHIROの歌うような物語性のあるピアノで、日本のR&Bシーンを牽引し続け、20年の節目を迎えた。
記念すべき年に6年ぶりとなるアルバム「State Of Soul」を完成させた彼らが、2017年の12月24日・クリスマス・イヴからこのアルバムを引っさげた最新ツアーをスタートさせた。
聖夜にふさわしく、2人が厳かに入場し、「The Entrance」のシアトリカルなピアノで、ステージの幕が開いた。
「忙しいクリスマス・イヴによく来てくださいました!」と笑いながら最初の挨拶。「ツアー初日、とびっきりメロウなクリスマスを楽しんで」とTAKEが呼びけると、KO-ICHIROは「俺は…とびきりエロウな夜にしたい」とニヤリ。笑いを誘うトークも彼らのライブの見どころである。
「手加減させませんよ!準備はできてますか?」とTAKEが呼びかけ、「Immorality」へ。ステップを踏みながら情熱的に歌い上げる。
かと思えば、「Nice'n' Deep」では、都会の夜景が映し出され、ムードを醸し出す。ソファーに座りながらしっとりと歌いかける声は、まるで今から始まるスリリングな夜を予感させるようだ。「Before The Dawn」では涙を流しながら振り絞るかのような歌声が胸に迫ってきた。表情豊かに歌い分けるTAKEの歌声は、まるで映画を見ているかのようだった。
中盤のMCでは、「20周年の節目に、6年半ぶりのアルバム『State Of Soul』をみなさんに届けられたことが嬉しい」とTAKE。今回のライブも、その最新作を軸にセットリストを組み立てたのだという。「今回のアルバムは、曲の順番から考えて作り始めました。最初から聴くと、ひとつの物語になるような。(それを伝えたくて)ライブも曲順通りにここまで披露してきました」と、ライブとアルバムへの思いを告げると客席からは自然と拍手と歓声が起きた。彼らのデビュー以来、高まるばかりの音楽への真摯な姿勢は、誰の心をも捕えて離さないのだろう。
中盤では、キャッチーな冬ソング「eternal snow」やアコースティックなサウンドに乗せた温かみのある「時計」などを奏で、持ち前の振り幅の広さを見せつけた。KO-ICHIROがピアニカを吹きながら楽しげに体を揺らす仕草は、なんともキュートだった。
ライブもいよいよ終盤戦となり、TAKAが「もっともっと騒ごうぜ!」と観客を煽る。「M.F.S.B.」では、TAKEが曲中にシンガーを招き入れた。歌声が歌声を呼びよせたのか、客席からはラララ〜の大合唱が。その光景を見て感極まったのか、歌に詰まる場面も。それをすかさずKO-ICHIROがフォローする連携プレーの鮮やかさに、20年の月日の積み重ねが表れている気がした。こんな感動的なハプニングが見られるのもライブならではの楽しさだろう。ゴスペル調の「Celebration」や大人数のクワイアが加わった壮大な「sha la la」は、あまりにも圧倒的でまるでクリスマスの奇跡のような光景だった。
ハッピーな空気に包まれながら、王道バラード「Everlasting Love」で本編の幕を下ろした今回のライブ。これからも比類なき存在として、魂を焦がす大人の愛を歌い続けるだろうSkoop On Somebody。3月29日(木)夜9:00~放送される今回のライブをご覧いただき、彼らの美しくも哀愁を帯び、心充す歌を堪能して頂きたい。
■■■WOWOW番組情報■■■
Skoop On Somebody 20th anniversary live Vol.4 「State Of Soul」
3月29日(木)夜9:00~[WOWOWライブ]
詳細はこちら→http://www.wowow.co.jp/music/skoop/
【プレゼント情報】
抽選で100名様にSkoop On Somebody×WOWOWオリジナルスマホリングをプレゼント!
【締切】4/30(月・休)22:00
すべての画像
- 種類
- その他
- ダウンロード