「街の本屋が買い切って売った」と話題となった「中世への旅」のその後はどこへ?そして、「書泉と、10冊」企画のお知らせ
3月末に一部SNSで話題となり、1週間で約12,000部以上の予約、実売となった「中世への旅 騎士と城」には続編がありました。
「中世への旅 都市と庶民」
「中世への旅 農民戦争と傭兵」 ・・・ この2冊です。
今回は、「中世への旅 騎士と城」のヒットを受けて、これらの本を探されているファンの方より「続きの2冊も是非手に入れたい」という声を多数いただき、出版元の株式会社白水社さまと相談を重ね、この2冊も「中世への旅 騎士と城」と同じ「新書版」に形を変えて刊行していただきました。(今回も前回同様、株式会社書泉の買い切り重版です)
5月10日までの予約で、「中世への旅」3作品で13,000冊を超えるお申込みがあり、5月30日より随時お客さまのお手元にお届けを開始しております。 今回は、新書版にリニューアルしての制作の様子もSNSを使い一部お見せすることで、みなさまに楽しみにお待ちいただけたのではないでしょうか。
予約締切後も、店頭ならびにSNSで「予約をし忘れた」「こんな本があると知ったけど、遅かった」というお問合せ、声もいただきましたので、6月1日以降に「書泉」「芳林堂書店」の店頭・オンライン店でも今回発売分をご用意することができています。
そして、今回の経験を受けて、改めて私たちができることを考えてみました。
昨今、さまざまなネットサービスで過去に出版され、探しても見つからない数々の本が法外な値段で取引されています。「欲しい人が払える分の値段を払う」ということは一見、今の世の中の「当たり前」に見えますが、私たちは「そうではない」と考えます。
ファンの方が熱望するあの名作、私たちも是非お勧めしたいあの名著を「適切な価格」でお届けすることに私たちは挑戦していきます。
そして、それは私たち“本屋”だけでは実現できません。
著者の方々、出版社のみなさま、ファンのみなさま、などご縁のある方と協力しながら、少しずつでもこの挑戦をカタチにしていけると信じています。
この企画を「書泉と、10冊」という名前にしました。
「書泉と、ご縁ある方で世に送り出す10冊」という願いを込めての企画タイトルです。
まずは、10冊。この企画で改めておススメしたい本をお届けしていきます。
1冊目は、「中世への旅」シリーズで、この企画のきっかけを作ってくださいました株式会社白水社様の以下の本をお届けします。
「書泉と、10冊」企画~その①~
「鉄腕ゲッツ行状記~ある盗賊騎士の回想録」
著:ゲッツ・フォン・ベルリヒンゲン
訳:藤川 芳朗
四六版 3,080円 (税込)
出版:株式会社白水社
前回の「中世への旅」の買い切り重版を企画した担当からの強い推薦で、まずは再度中世16世紀に実在した騎士の自叙伝から企画をスタートします。新しい企画に「挑む」という意味でもなにか縁を感じる作品です。こちらを6月1日(木)より「書泉」「芳林堂書店」の店頭とオンライン店で予約開始します。(https://shosen.tokyo/?pid=174724940#)予約締切は6月26日(月)の予定です。
また、この企画の2作品目以降も、既に協力者の方々と実現に向けて準備を進めております。順次情報リリースさせていただきますので、引き続きよろしくお願いいたします。
また、企画に賛同いただける出版社・著者のみなさまからのお声かけもお待ちしております。
株式会社書泉
「書泉」「芳林堂書店」に2つの屋号の書店を展開。「鉄道」「アイドル」「プロレス」をはじめ「数学」「占い」など様々なジャンルの本・雑貨を深く扱っています。著書にまつわるイベントも多数実施。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像