「ピット見える化システム」を連動した「おもてなしシステム」を開発 富山ダイハツ販売に初納入
パナソニック カーエレクトロニクス株式会社は、「おもてなしシステム」と「ピット見える化システム」を連動したシステムを新しく開発し、全国で初めて富山ダイハツ販売株式会社に導入しました。
「おもてなしシステム」は、来店されたお客様の情報が、モニターやインカムを通じて店舗のスタッフ全員に通知されることで、お客様の誘導をスムーズに行えるシステムです。事前予約のお客様は「Welcomeサイネージ」でお出迎えし、ご案内した座席を「来店MAP」に入力することで、スムーズな接客を実現します。
「ピット見える化システム」は、お渡しするタブレット端末で、お客様がご自身の車の整備の様子と作業の残り時間を確認できるシステムです。また、このタブレット端末では、人気雑誌が読み放題となるサービス「タブホ」も用意し、待ち時間を快適に過ごすことができます。
カーディーラーは、常に多くの業務をこなす中で、常に高い接客のクオリティが求められます。そこで、パナソニックは、来店からお帰りまでをサポートするシステムへのニーズを踏まえて、「おもてなしシステム」を開発しました。
さらに今回は、整備作業がいつ終わるのか?という、お客様から多く寄せられる疑問を、「ピット見える化システム」との連動で解決します。開発にあたっては、富山ダイハツ販売様と共同で検証を行うことで、より実際の店舗オペレーションに沿ったシステム設計を実現できました。
【主な特長】
「おもてなしシステム」
1.ナンバー認識システム
来店されたお客様のナンバープレートをカメラで読み取り、顧客データと照合。「お客様名、予約時刻、来店内容」等をモニターに表示し、同時にスタッフが装着するインカムにも、お客様の来店を音声で通知します。全てのスタッフがお客様のご来店を把握することで、スムーズなご案内が可能となるシステムです。
2.Welcomeサイネージ
店舗の正面入り口に設置したモニターに、当日ご予約のお客様を一覧で表示。お客様の来店時には、お名前をハイライト表示させ、お客様をお出迎えします。
3.来店MAP
お客様をご案内した座席をショールームのマップ上に入力することで、来店後の経過時間をカウントします。また、ドリンク提供からの経過時間もカウントできますので、最適なタイミングでおかわりをお伺いするなど、それぞれのお客様へ行き届いたサービスを提供できます。
『ピット見える化システム』
1.タブレット端末で整備の様子と作業時間を確認
ピットに設置したカメラで作業現場を撮影。お客様は、お渡しするタブレット端末でご自身の車の整備状況を映像で確認できます。また、スタッフが作業予定を入力することで、お客様に作業の残り時間をお知らせします。
2.ピットの作業状況や進捗状況などをモニターで一括確認
事務所のモニターで全ピットの作業映像、作業担当者、作業の進捗状況などを一覧で確認できます。利用可能なピットが一目で分かります。
【今後の展開】
パナソニック カーエレクトロニクス株式会社は、富山ダイハツ販売様におけるシステム運営の定着に向けてサポートを継続するとともに、全国のダイハツディーラーへの導入展開を図ってまいります。
パナソニックは、カーディーラーの業務効率化とお客様満足向上に貢献するサービスやシステムをこれからも提供してまいります。
運営:富山ダイハツ販売株式会社
請負:パナソニック カーエレクトロニクス株式会社
開発:パナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社
【お問い合わせ先】
パナソニック カーエレクトロニクス株式会社 ソリューション事業統括部
TEL:050-3734-6003(受付時間9:30~17:30 土・日・祝日・当社休日を除く)
E-mail:pce-solkikaku@ml.jp.panasonic.com
すべての画像