【MdN新書創刊2周年】『石原慎太郎伝』田中角栄にも三島由紀夫にもなれなかった根源――その虚像と実像、『ナンバー2の日本史』同時発売

インプレスグループでデザイン分野を中心としたメディア事業を手がける株式会社エムディエヌコーポレーション(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山口康夫、略称:MdN)は、『石原慎太郎伝』『ナンバー2の日本史』を発売しました。

『石原慎太郎伝』
田中角栄にも三島由紀夫にもなれなかった根源――その虚像と実像
https://shinsho.mdn.co.jp/books/3222903002/

これほど時代と添い寝した文学者、政治家も稀であろう。敗戦からわずか一〇年後に発表した『太陽の季節』で翌年、芥川賞を受賞(当時史上最年少)。
映画『太陽の季節』は実弟・石原裕次郎出演で大ヒットとなり、「太陽族」は社会現象となる。
文壇においては、三島由紀夫に激賞され、その地位を築くが、三島事件の年、政治家となった石原が自民党内批判をする言に対し、
三島は「士道にもとる」と新聞紙上で批判し、袂を分かつ。
晩年、石原は田中角栄の金権政治批判の急先鋒であった過去を打ち消し、角栄を「天才」と称える。

石原慎太郎の知られざる内奥
生前、封印された「昭和天皇の戦争責任論」発言を所収!
〈永久保存版〉スクープ評伝!

【本書の目次】
第一章 『太陽の季節』と石原慎太郎
第二章 石原裕次郎——昭和の大スター兄弟
第三章 「天皇陛下、敗戦の日に自決すべし」発言と三島由紀夫の天皇観
第四章 「青嵐会」血判事件と美濃部革新都政への挑戦
第五章 石原裕次郎死す
第六章 「私が尖閣諸島に灯台を建設した」に日本青年社が激怒
第七章 総裁選出馬と最下位得票四八票
第八章 一九九五年、なぜ石原慎太郎は永田町を去ったのか? 
第九章 ノーベル賞作家より東京都知事の座
第一〇章 会見でペットボトルに入った煤を撒く
第一一章 外形標準課税導入と「三国人」発言の波紋
第一二章 銀座に装甲車と羽田空港再拡張
第一三章 東京都「尖閣諸島購入計画」の頓挫
第一四章 橋下徹との合流——最後の野望
第一五章 小池百合子一族と石原家——半世紀にわたる恩讐
第一六章 田中角栄批判の急先鋒から一八〇度転換
終章 我が友・石原慎太郎へ 亀井静香

【仕様】
大下英治 著
定価1,320円(本体1,200円+税10%)
新書判/400ページ/ISBN978-4-295-20333-9 
 

『ナンバー2の日本史』
主役を操る「名より実」の脇役
https://shinsho.mdn.co.jp/books/3222903001/

日本史を概観すると、求められる組織・政治機構の形は時代ごとに違う。
新しいものがつくられていく創業の時代や、動乱や変革が続く混乱の時代は、強力なナンバーワンのもとに権限が集中している方が政治は安定する。
一方、社会が安定してくると、強いナンバーワンは各所に軋轢を生み、また憎悪・敵視の対象にもなりがちだ。
では、安定した時代に求められる組織・政治機構は、何が正解なのか。
トップ、つまりナンバーワンは強力な権威を持つけれども自ら政治をせず、実際に政治を行うのはナンバーワンから委任を受けたナンバー2、このシステムである。
古代における摂政・関白、鎌倉幕府の執権、室町幕府の管領、江戸幕府の大老・老中などがこれにあたる。
多くのナンバー2がナンバーワンを支えてきた。
存在したかどうかさえあやふやな人、一瞬の活躍で終わった人……長年にわたって低評価ながら近年では別の見方をされる人もいる。
彼らはどのような社会事情や政治情勢の中でナンバー2となり、どんな業績を残したのだろうか。
ナンバー2はけっして影の存在ではない。

〈本書の内容〉
■第一章 大王・天皇の補佐役
卑弥呼の弟/神功皇后/武内宿禰/聖徳太子/蘇我馬子/藤原鎌足/長屋王/橘諸兄 ほか
■第二章 摂関政治と院政期のナンバー2
藤原百川/藤原良房/藤原基経/菅原道真/藤原時平/藤原道長 ほか
■第三章 鎌倉幕府は執権のものか
北条時政/北条義時/北条泰時/北条経時/北条時頼/北条時宗/北条貞時 ほか
■第四章 室町幕府、持ち回りの管領
足利直義/高師直/三管領家/細川勝元/伊勢貞宗/細川政元/織田信長 ほか
■間 章 戦国大名とナンバー2
武田信繁/豊臣秀長/朝倉宗滴/片倉景綱/島左近/直江兼続/石田三成 ほか
■第五章 巨大官僚組織・江戸幕府の舵を取った幕閣
本多正純と土井利勝/松平信綱/徳川光圀/柳沢吉保/田沼意次/松平定信/水野忠邦 ほか

【仕様】
榎本秋 著
定価1,210円(本体1,100円+税10%)
新書判/320ページ/ISBN978-4-295-20334-6


【株式会社エムディエヌコーポレーション】
株式会社エムディエヌコーポレーション(MdN)は、デザインや各種表現の可能性とノウハウを伝える出版社です。1992年に創業し、デザインの考え方・学び方、PhotoshopやIllustratorを始めとするツールの使い方、Webと共に進化するテクノロジーの情報などを提供してきました。近年では、アニメーションや映像、ゲーム、芸能など、ビジュアル・カルチャー全般に渡るクリエイティブ情報にもテーマを広げ、デザインのおもしろさや魅力をさまざまな形でお届けしています。
URL:https://books.mdn.co.jp/

【インプレスグループ】
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:松本大輔、証券コード:東証スタンダード市場9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「航空・鉄道」「モバイルサービス」「学術・理工学」を主要テーマに専門性の高いメディア&サービスおよびソリューション事業を展開しています。さらに、コンテンツビジネスのプラットフォーム開発・運営も手がけています。
URL:https://www.impressholdings.com/

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社エムディエヌコーポレーション
E-mail:info@MdN.co.jp
URL:https://books.mdn.co.jp/

 

 

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会社概要

URL
https://www.impressholdings.com
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング
電話番号
03-6837-5000
代表者名
松本 大輔
上場
東証スタンダード
資本金
53億4102万円
設立
1992年04月