「CO2冷媒採用ノンフロン冷凍機」トップフロータイプを発売
パナソニック産機システムズ株式会社(以下、パナソニック産機システムズ)は、「CO2冷媒採用ノンフロン冷凍機」のトップフロー(※1)タイプのモデルを刷新し、2022年3月より40馬力機を、2022年5月より30馬力以下の機種を順次受注開始します。
現在、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の冷設機器で使用される冷媒は、省エネ効果が高くオゾン破壊係数(ODP)ゼロの代替フロン「HFC冷媒」(R410A、R404A等)が主流となっていますが、地球温暖化係数(GWP)が高いことが課題でした。パナソニック産機システムズは、業界に先駆けて2010年9月より、地球温暖化係数(GWP)が非常に低いCO2冷媒を採用した別置形のノンフロン冷凍機を発売し、これまで食品小売業や食品工場など約4,500事業所に対し、累計約12,000台を納入してきました。
今回の新製品では、トップフロータイプの10馬力・15馬力・20馬力機のリニューアルを行うとともに、新たに30馬力・40馬力機を追加しラインアップを強化しました。出力の大型化により、配管系統数(※2)および施工費の削減、設置面積の省スペース化など、店舗設計のしやすさが大幅に向上します。また高効率運転により現行モデルと比較し約9%(※3)の省エネを実現します。
パナソニック産機システムズは、SDGsの達成に向けて、2030年別置型冷凍機の出荷台数においてノンフロン比率100%を目標に、業界の自然冷媒化を率先して推進していきます。なお本製品は、2022年2月16日(水)~18日(金)まで幕張メッセで開催される「第56回 スーパーマーケット・トレードショー2022」に出品します。
<特長>
1. オゾン層破壊、地球温暖化への影響が少ない自然冷媒(CO2冷媒)を採用
2. 大出力機種による配管系統数削減で、施工費約15%(※4)圧縮
3. 高効率運転により約9%の省エネ性を実現
※1 上方に排熱するタイプをトップフロー、横に排熱するタイプをサイドフローと分類
※2 冷凍機1台に対し複数台のショーケースやプレハブ庫を冷媒配管したグループの数
※3 40馬力機と現行モデルとの比較において、容量制御幅拡大による効果(パナソニック産機システムズ試算)
※4 標準的なスーパーマーケット(ケース111台の中型店舗、メイン配管約50 m)において現行モデルとの比較(パナソニック産機システムズ試算)
全文は以下プレスリリースをご覧ください。
▼[プレスリリース) 「CO2冷媒採用ノンフロン冷凍機」トップフロータイプを発売(2022年2月14日)
https://news.panasonic.com/jp/press/data/2022/02/jn220214-2/jn220214-2.html
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