セキトオ・シゲオ「ザ・ワード II」— OverLightShowとコラボした8Kミュージックビデオを公開
70年代のリキッドライト技法を現代に再起動。アルバム・ジャケットから着想した、ドリーミーでサイケデリックな強烈映像
J-DIGS(日本コロムビア)は、セキトオ・シゲオ「ザ・ワード II」の新ミュージックビデオをOverLightShow(https://www.overlightshow.com/)と共同制作した。

本作は、この曲が生まれた1970年代のリキッドライト(油彩・染料・オーバーヘッド・プロジェクター等)を用いたアナログ手法をベースに、アルバム・ジャケットの世界観からもアイデアを取り込み、現代の高解像度映像で再構築。ドリーミーでサイケデリックなサウンドの質感を、視覚的にも没入的に描き出す。
「The Word II」はエレクトーンの練習曲として生まれ、近年はMac DeMarcoによる引用やTravis Scottによるサンプリングを通じて、国内外の新しいリスナーにも愛されている。本ビデオは、その魅力を力強く伝える最新の内容となっている。
OverLightShow 〜大箱屋〜
大場雄一郎 氏コメント
「Word(ことば)とLight(ひかり)2つのキーワードのはじまり。
オリジナルに敬意を払いながら、映像として、その宇宙を編むように拵えました。
The Word II と深くシンクロする為の導入スイッチにしていただけたら嬉しいです。
本物の70年代リキッドライト・リグで撮影し、8Kでその息づかいを余すことなく記録しています。」
<J-DIGSとは>
J-DIGS(ジェイ・ディグス)は、日本コロムビア主導の音楽発掘・再発プロジェクト。
日本コロムビアが所有する良質な音源の紹介。ストリーミング公式プレイリストの編成。特集企画の展開。アーカイブ音源の掘り起こしと再発。
NTS Radioとのコラボレーション企画でアパレルを制作するなど、日本国内外で発信している。
11月1日には「J-DIGS Reissues」として、レコードを複数リリース。
ミュージックビデオ(YouTube):https://www.youtube.com/watch?v=pp572S9SLO8&feature=youtu.be
映像/編集:OverLightShow~大箱屋~ 大場雄一郎 https://www.overlightshow.com/
ドラマトゥルク:田島由深
https://www.instagram.com/tajimabco/?hl=ja
配信音源:
Shigeo Sekito について
セキトオ・シゲオは、日本のエレクトーン奏者。日本コロムビアから「華麗なるエレクトーン Special Sound Series」を1975〜77年に発表。代表曲「ザ・ワード II」がMac DeMarco「Chamber of Reflection」やHUNCHO JACK「How U Feel」に引用され、世界的に再評価されている。のちに秋篠健名義でピアニスト/教育者としても活動した。
OverLightShow について
OverLightShowは、プロジェクター、染料、ガラスプレートなど歴史的に正確なアナログ技法を駆使し、ライブ、映像作品、インスタレーションのための“生きた”リキッドライトを制作するコレクティブ。詳細:overlightshow.com
11月1日発売 リイシュータイトル

セキトオ・シゲオ/華麗なるエレクトーン ザ・ワード (Clear Green Vinyl)
Shigeo Sekito / Special Sound Series Vol.2 The Word
COJY-9550 ¥4,840(税抜¥4,400)
解説:Chee Shimizu
オリジナル・リリース:GS-7012(1975/1/25)
バレアリックでドリーミーでサイケデリックな電子オルガンが鳴り響く
魔法のような魅力を湛える名曲「ザ・ワード II」収録
Mac DeMarcoが「Chamber of Reflection」に引用し、Travis ScottとQuavoのユニットHUNCHO JACKが「How U Feel」にサンプリングしたことで、一気に世界中に知られることになった「The Word II」。その曲を含むセキトオ・シゲオの代表作をカラー・ヴァイナルでリイシュー。ヒップ・ホップ、バレアリック、ドリーム・ポップなど幅広い層から注目される、世界でもっとも聴かれているエレクトーン作品。
side A
1. カーリーとキャロル
2. ハピネス
3. マスカレード
4. あまい囁き
5. 青い影
6. イエスタディ
side B
1. ザ・ワードI
2. ザ・ワードII
3. ブルー・レディに赤いバラ
4. ファニー
5. ブルー・スター
6. シェアー・ザ・ジョイ(「失われた地平線」から)
稲垣次郎とソウル・メディア/ヘッド・ロック (Clear Red Vinyl)
Jiro Inagaki & Soul Media / Head Rock
COJY-9551 ¥4,840(税抜¥4,400)
解説:尾川雄介(UNIVERSOUNDS/DEEP JAZZ REALITY)
オリジナル・リリース:XMS-10028 (1970/12/1)
奔放でダイナミック、幻怪でサイケデリック
稲垣のジャズ・ロックへの衝動と決意が音に凝縮された圧巻の一作
日本におけるジャズ・ロック発展の中心となったミュージシャンのひとり、稲垣次郎。既存のジャズに飽き足りなさを感じていた稲垣が一気にジャズ・ロックに舵を切ったのが1970年録音の本作。冒頭の「ザ・ヴァンプ」からラストを飾る「ヘッド・ロック」まで、持てるアイデアと情熱を注ぎ込んだ弩級の曲が並ぶ、息を吐く暇もないジャズ・ロック・ショウケース。日本のジャズ史において圧倒的な存在感を放つ異端にして傑作。
稲垣次郎(ts) 伏見哲夫(tp) 川崎燎(g) 今田勝(org) 荒川康男(b) 田畑貞一(ds)
Recorded at Tokyo Studio Center 6, 7 Aug. 1970.
稲垣次郎とソウル・メディア/女友達 (Clear Purple Vinyl)
Jiro Inagaki & Soul Media / Wandering Birds
COJY-9552 ¥4,840(税抜¥4,400)
解説:尾川雄介(UNIVERSOUNDS/DEEP JAZZ REALITY)
オリジナル・リリース:NCB-7013(1971/12/25)
妖しく黒光りするロック・グルーヴ
ヴォーカルをフィーチャーし、ニューロックを大胆に取り入れた異色作
日本ジャズ界の異端児、稲垣次郎の作品の中でも特に異彩を放つジャズ・ロック作品がついにアナログ・リイシュー。初めてサミーと沢田靖司のヴォーカルをフィーチャーし、バックには佐藤允彦、水谷公生、柳田ヒロらを迎えて展開する、妖しく黒光りするロック・グルーヴ。
稲垣次郎(ts, ss, fl)/松木恒秀(g)/水谷公生(g)/柳田ヒロ(key, p)/武部秀明(b)/田中清司(ds)/サミー(vo)/沢田靖司(vo)/佐藤允彦(moog)/新室内楽協会(strings)
鈴木宏昌/ハイ・フライング(Clear Pink Vinyl)
Hiromasa Suzuki / High-Flying
COJY-9553 ¥4,840(税抜¥4,400)
解説:尾川雄介(UNIVERSOUNDS/DEEP JAZZ REALITY)
オリジナル・リリース:SQ-7001(1976/8/25)
鈴木弘「ロマンス」、稲垣次郎「ブリーズ」の黒幕、鈴木宏昌が、豪華メンバーを集め、クロスオーヴァー・サウンドを極めた傑作
ジャズはもとより、歌謡曲、映画、テレビ、CMなど広く日本の音楽界で活躍した作・編曲家/鍵盤奏者、鈴木宏昌。60年代末から70年代半ば、最も先鋭的だった時代の日野皓正、石川晶、稲垣次郎らの作品に深くかかわりその手腕を発揮。常に時代の一歩先を進んだその革新性が、総決算的に発揮されたのが76年録音の本作。若き日の村上ポンタ秀一、岡沢章、高中正義も参加したプレ・フュージョン/クロスオーヴァーの傑作。
鈴木宏昌:作・編曲、pf, epf, synth,keyboards
稲垣次郎:tenor & soprano sax, flute
深町純:synth, keyboards / 杉本喜代志:guitar / 芳野藤丸:guitar
高中正義:guitar / 岡沢章:bass / 高水健司:bass / 村上秀一:drums
ラリー須永:latin percussions / 伊集加代子:vocal
プロデュース:稲垣次郎
レコーディング:1976年4/2、4/7、4/9、4/17、4/22 at 日本コロムビア第2スタジオ
森山威男/スマイル (Clear Vinyl)
Takeo Moriyama / Smile
COJY-9554 ¥4,840(税抜¥4,400)
解説:尾川雄介(UNIVERSOUNDS/DEEP JAZZ REALITY)
オリジナル・リリース:YF-7013(1981/3/25)
豪快にして壮大。繊細にして鋭敏。ふくよかに広がる深い情感
日本的情緒に溢れた板橋文夫の名曲「渡良瀬」が初収録された名盤
1960年代後半から山下洋輔トリオでフリー・ジャズ界を席巻し、近年ではKYOTO JAZZ SEXTETと共演するなど、新旧多くのファンに愛されるジャズ・ドラマー森山威男。盟友・板橋文夫を擁したカルテットで80年に録音されたこのアルバムは、日本的情緒が溢れる名曲「ワタラセ」がはじめて収録されたことでも有名。他に、豪快に疾走する「エクスチェンジ」、美しくも物悲しい「グッドバイ」など、全曲が聴きどころで、静と動が有機的に絡まりあうスケールの大きな演奏が楽しめる日本ジャズ史上屈指の名盤。
森山威男カルテット
森山威男(ds)
国安良夫(ts,ss)
板橋文夫(p)
望月英明(b)
ゲスト:松風鉱一(as,ts,fl)
録音:1980年11月10〜12日
鈴木 弘/キャット (Clear Yellow Vinyl)
Hiroshi Suzuki / Cat
COJY-9555 ¥4,840(税抜¥4,400)
解説:尾川雄介(UNIVERSOUNDS/DEEP JAZZ REALITY)
オリジナル・リリース:SP-7006(1976/2/25)
伝説のコンボ、フリーダム・ユニティのメンバーが奏でるグルーヴの魔法
クール&メロウを究めた名曲「ロマンス」を収録した奇跡のアルバム
シャープな「Shrimp Dance」、ダイナミックな「Kuro To Shiro」、ソウルフルな「Walk Tall」、ディープな「Cat」、メロウな「Romance」。全曲が鮮やかなグルーヴで彩られた奇跡の名盤。
モダン・ジャズからフリー・ジャズまで、日本のジャズ界で八面六臂の活躍をみせたトロンボーン奏者、鈴木弘。1971年にアメリカに移住し、約4年振りとなる一時帰国の折りに、かつて在籍したフリーダム・ユニティのメンバー、石川晶、村岡建、鈴木宏昌、稲葉国光と共に創り上げたアルバム。
Recorded at Columbia 1st Studio, Tokyo 8-10 Oct. 1975.
ブルース・クリエイション/悪魔と11人の子供達 (Clear Deep Blue Vinyl)
Blues Creation / Demon & Eleven Children
COJA-9556 ¥4,840(税抜¥4,400)
解説:小川真一
オリジナル・リリース:CD-5029 (1971/8/25)
地を這うように唸るヘヴィなギター・サウンド
日本におけるハードロックの夜明けを告げた歴史的名盤
ギタリスト竹田和夫が率いるロックバンド、ブルース・クリエイションのセカンド・アルバム。ブラック・サバスやレッド・ツェッペリンからの強い影響を感じさせるヘヴィなギター・サウンドで、日本のハードロック黎明期における最高傑作の一つとして名高い。ブリティッシュ・ハードロック・サウンドと日本的な発音の英語で歌われるヴォーカルの組み合わせから生まれる独特なサイケデリック感が、世界中のロックファンを魅了している。
竹田和夫(Guitar, Vocal)/大沢博美(Vocal)/佐伯正志(Bass)/樋口晶之(Drums)
瀬川 洋/ピエロ [+1] (Black Vinyl)
Hiroshi Segawa/ Pierrot
COJA-9557 ¥4,840(税抜¥4,400)
解説:小川真一 リマスタリング:久保田麻琴
オリジナル・リリース:JDX-7001(1972/10/25)
日本語によるカントリー・ロック、サザン・ロックを追求した、瀬川洋のソロ・アルバム
フラワー・トラヴェリン・バンド、サムライ、PYGのメンバーが集結したニッポン・ロックの秘宝
GSブームが収束し、ニューロック華やかなりし頃、ほとんどのバンドがブリティッシュ・ロックを指向する中、瀬川洋は日本語でのカントリー・ロックやサザン・ロックを追求した数少ない存在だった。その試みの一つの到達点であるアルバム『ピエロ』の制作に力を貸したのが、フラワー・トラヴェリン・バンドの石間ヒデキ、上月ジュン、サムライの山内テツ、原田祐臣、PYGの大野克夫といった、日本のニューロックを代表する布陣。
『ピエロ』の翌年にリリースしたシングル「君がいた白い部屋」を追加収録し、久保田麻琴によるリマスタリングでリイシュー。
瀬川 洋(Vocal, Guitar)/石間ヒデキ(Guitar)/原田裕臣(Drums)/野村光郎(Drums)/上月ジュン(Drums) /山内テツ(Bass)/大野克夫(Keyboards)
山内テツ/TETSU (Black Vinyl)
Tetsu Yamauchi / Tetsu
COJA-9558 ¥4,840(税抜¥4,400)
解説:小川真一 リマスタリング:久保田麻琴
オリジナル・リリース:JDX-7004(1972/10/25)
芯の太いグルーヴと切れ味鋭いギター・サウンド
フリー在籍時に日本でレコーディングされた山内テツのファースト・ソロ・アルバム
ミッキー・カーチス&サムライを経て、イギリスのバンド、フリーのベーシストとなった山内テツが、1972年の一時帰国時にレコーディングしたファースト・ソロ・アルバム。 エッジの利いたギターが強烈な「Wiki Wiki」、グルーヴィーなファンク・ロック「First Time」「How To Cook」「Orange Dog」、エレノアのアンニュイなヴォーカルが光る「Alexander Stone」「Why」「Baby Blue」など、聴きどころ満載の1枚。 久保田麻琴によるリマスタリングでリイシュー。
Composed and arranged by Tetsu
山内テツ(Bass, Guitar, Vocal)/Eleanor Barooshian(Vocal)/成田賢(Vocal)/ピピ柴田(Guitar)/大野克夫(Keyboards)/原田裕臣(Drums, Percussions)/つのだひろ(Drums, Percussions)/Charlie(Percussions)
石間ヒデキ/One Day (Black Vinyl)
Hideki Ishima / One Day
COJA-9559 ¥4,840(税抜¥4,400)
解説:小川真一 リマスタリング:久保田麻琴
オリジナル・リリース:JDX-7010(1973/5/25)
フラワー・トラヴェリン・バンド解散直後、石間ヒデキが放った唯一のソロ・アルバム
サイケデリックでエッジの利いたギターと、SSWとしての繊細な輝きが交錯する、孤高の作品
フラワー・トラヴェリン・バンドのギタリスト、石間ヒデキ(秀機)が、バンド解散直後の1973年に発表した唯一のソロ・アルバム。 後にシタール奏者としても活動する石間の浮遊感あふれるギターが随所に光り、サイケデリック・ロック、アシッド・フォーク、そして内省的なシンガーソングライター作品としての魅力を併せ持つ、孤高の一枚。 フラワー・トラヴェリン・バンドの同胞、和田ジョージ(ds)、共にトランザムを結成するチト河内(ds)と篠原信彦(key)、PYGの大野克夫(key)といった錚々たるミュージシャンが参加した、70年代日本ロックの重要作。久保田麻琴によるリマスタリングでリイシュー。
石間ヒデキ(Vocal, Guitar, Bass)/和田ジョージ(Drums, Conga, 和太鼓)/チト河内(Drums, Tambourine, Gonga)/篠原信彦(Piano, Organ, Chorus, Vibraphone)/大野克夫(Synthesizer, Organ, Bottle Neck Guitar)/村岡 建(Sax)/大野真澄(Chorus)/成田 賢(Chorus)
玉木宏樹/存在の詩 (Black Vinyl)
Hiroki Tamaki / Bhagwan Shree Rajneesh
COJA-9560 ¥4,840(税抜¥4,400)
解説:柴崎祐二
オリジナル・リリース:AX-7281(1980/9/25)
多重ヴォーカルとシンセサイザーが導く、サイケデリック・スピリチュアル・トリップ
天体的スケールで調和の世界を描いた法悦の音楽絵巻
ヴァイオリニストで作曲家・編曲家の玉木宏樹が、インドの宗教哲学者バクワン・シュリ・ラジニーシの講話に触発されて描き出した、壮麗なる音楽絵巻。 玉木自身のヴォーカルを幾重にも重ね、安西史孝(TPO、「うる星やつら」音楽担当)によるシンセサイザーが織りなす、神秘と調和の音楽。
プログレッシヴ・ロック的アプローチの「マハムドラーの詩」「Meditation」、『Nippon Acid Folk 1970-1980』(Time Capsule)に選出され、アシッド・フォークの隠れた名曲として再評価されている「河」「Beautiful Song」などを収録。
玉木宏樹(Vocals, Violin, Mandolin, A.Piano, Strings Ensemble, Oberheim, Vocoder)/島村英二(Drums)/渡嘉敷祐一(Drums)/岡沢 章(Bass)/高水健司(Bass)/渡辺 建(Bass)/矢島 賢(E.Guitar)/芳野藤丸(E.Guitar)/笛吹利明(A.Guitar)/谷 康一(A.Guitar)/瀬上養之助(Percussion)/安西史孝(A&E.Piano, Synthesizer)/山川恵子(Harp)
レーベル:NIPPONOPHONE
発売・販売:日本コロムビア株式会社
本件に関するお問い合わせ先
コロムビア・マーケティング株式会社 グローバルビジネス部
global@columbia.co.jp
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