話題の「衛星データ」ビジネス活用の手引書、『いちばんやさしい衛星データビジネスの教本』を6月16日に発売。発売前日より第1章を無料公開!
インプレスグループでIT関連メディア事業を展開する株式会社インプレス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小川 亨)は、書籍『いちばんやさしい衛星データビジネスの教本 人気講師が教えるデータを駆使した宇宙ビジネス最前線』を2022年6月16日(木)に発売いたします。さらに本書の発売を記念して、発売前日にあたる6月15日(水)より本書の第1章を無料公開します。
■衛星データがビジネスを進化させ、DXを加速する!
いま、ビジネスの世界で「衛星データ」の活用が注目を集めています。衛星データとは人工衛星から取得できるさまざまなデータの総称で、衛星データを使えば世界中のあらゆる「陸域」「海域」「空域」の多くの事象や状況を把握できます。これまで衛星データを取得・活用するには高度な専門知識や技術が必要でしたが、近年はWebブラウザー経由で簡単に衛星データにアクセスできるサービスやツールも登場し、誰もが低コストで手軽に衛星データを扱える環境が整ってきました。これにより衛星データのビジネス活用が幅広い業界で進み、「衛星データビジネス」がホットなビジネストピックとして注目を集めるようになりました。
本書は、衛星や宇宙の知識を持たないビジネスパーソンに向けて衛星の種類や仕組みにはじまり、農業や漁業、金融、マーケティング、製造業など、幅広い業界の取り組みやビジネス活用事例を数多く紹介しています。豊富な事例に触れることで、身近になった衛星データのビジネス活用の現状を理解できるとともに、読者は自分のビジネスに衛星データをどのように活用できるかもイメージしやすくなっています。また、JAXAを経て現在は慶應義塾大学の教授を務める神武直彦氏ら業界の第一人者を著者陣に迎えていることも本書の特徴のひとつです。
■本書に登場する衛星データの活用事例(一部)
- 衛星画像に写る「石油タンクの蓋の影」から石油の需要を推計する投資情報サービス
- 工場内の人流データから生産量を推測したり、工場から港への移動を追跡して物流の状況を把握したりする「サプライチェーン監視」
- 衛星画像を使って魅力的なキャンプ場の候補地を探すプロジェクト
- 衛星画像に写る「夜間光」から経済活動を分析し、GDPなどを推計する研究
- 衛星画像で「稲穂の色」を確認し、水田ごとの育成状況を把握して、最適な収穫時期を判断する稲作農家向けサービス
■本書は以下のような方におすすめです
- 宇宙ビジネスに関心がある人
- 新しいビジネストレンドに敏感な人
- 新規事業のアイデアを探している人
- 世界情勢や気象、地理などの影響を受けるビジネスに携わる人
- DXへの取り組み、他社事例に関心がある人
- 衛星データの活用を「自分ごと」だとまだ感じていない人
■紙面イメージ
■書籍の発売に先駆けて第1章を無料公開!
本書の発刊を記念して、発売前日にあたる6月15日(水)より、書籍の第1章「身近になった衛星データについて知ろう」を無料公開します。Webブラウザーで下記URLにアクセスしてページ内のリンクをクリックするとお読みいただけます。
・無料公開案内ページ
https://book.impress.co.jp/books/1120101188
■本書の構成
Chapter1 身近になった衛星データについて知ろう
Chapter2 衛星データが社会に生み出す価値を理解しよう
Chapter3 衛星データを使った新規事業を考えてみよう
Chapter4 衛星データを提供するビジネスを学ぼう
Chapter5 衛星データを扱うためのプラットフォームを知ろう
Chapter6 衛星データの分析・解析でさまざまな課題を解決しよう
Chapter7 分析結果を活用して既存ビジネスを強化しよう
Chapter8 自分の手で衛星データを扱ってみよう!
Chapter9 衛星データビジネスの未来について考えてみよう
■書誌情報
書名:いちばんやさしい衛星データビジネスの教本 人気講師が教えるデータを駆使した宇宙ビジネス最前線
著者:神武直彦、恩田靖、片岡義明
発売日:2022年6月16日(木)
ページ数:192ページ
サイズ:A5判
定価:1,980円(本体1,800円+税10%)
電子版価格:1,980円(本体1,800円+税10%)※インプレス直販価格
ISBN:978-4-295-01406-5
◇Amazonの書籍情報ページ:https://www.amazon.co.jp/dp/4295014060/
◇インプレスの書籍情報ページ:https://book.impress.co.jp/books/1120101188
◇書影ダウンロード(高解像度):https://dekiru.net/press/501406.jpg
■著者プロフィール
神武直彦(こうたけ・なおひこ)
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 教授
大学院修了後、宇宙開発事業団入社。欧州宇宙機関(ESA)を経て、宇宙航空研究開発機構主任開発員。H-IIAロケット開発やNASAおよびESAとの宇宙機ソフトウェア国際連携などに従事。2009年度より慶應義塾大学へ。システムズエンジニアリングの教育研究や様々な国際プロジェクトを推進。宇宙サービスイノベーションラボ事業協同組合代表理事。慶應義塾横浜初等部部長。博士(政策・メディア)。
恩田 靖(おんだ・やすし)
慶應義塾大学 非常勤講師/株式会社cocotrek共同創業者
慶應義塾大学にて、地球を衛星データで俯瞰する講義「宇宙システム工学」を担当。プロダクトマネジメントや特許発明の経験を活用し、企業向けにイノベーション支援事業を創業。創業前はGoogleにて、企業向けにテクノロジーとビジネスを軸としたコンサルティングを行う一方、社内複業制度(20%ルール)を活用し、衛星データの利用推進に取り組む。理学修士及び米国でMBA取得。
片岡義明(かたおか・よしあき)
GeoNews主宰/フリーランスライター
地図と位置情報をテーマとしたニュースサイト「GeoNews」を運営。地理空間情報に関することを中心テーマとして活動しているフリーランスライター。測量士。インプレスより『パソ鉄の旅-デジタル地図に残す自分だけの鉄道記』、インプレスR&Dから書籍『位置情報トラッキングでつくるIoTビジネス』『こんなにスゴイ! 地図作りの現場』、共著書『位置情報ビッグデータ』など発売。
以上
【株式会社インプレス】 https://www.impress.co.jp/
シリーズ累計7,500万部突破のパソコン解説書「できる」シリーズ、「デジタルカメラマガジン」等の定期雑誌、IT関連の専門メディアとして国内最大級のアクセスを誇るデジタル総合ニュースサービス「Impress Watchシリーズ」等のコンシューマ向けメディア、「IT Leaders」、「SmartGridニューズレター」、「Web担当者Forum」等の企業向けIT関連メディアブランドを総合的に展開、運営する事業会社です。IT関連出版メディア事業、およびデジタルメディア&サービス事業を幅広く展開しています。
【インプレスグループ】 https://www.impressholdings.com/
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:松本大輔、証券コード:東証スタンダード市場9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「航空・鉄道」「モバイルサービス」「学術・理工学」を主要テーマに専門性の高いメディア&サービスおよびソリューション事業を展開しています。さらに、コンテンツビジネスのプラットフォーム開発・運営も手がけています。
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