「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2024 Division S 第10節」結果速報!
「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2024 Division F 第10節」は、11月22日(金)18時40分から!
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11月19日(火)に行われた「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2024 Division S 第10節」の試合速報をお知らせいたします。
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MATCH1:【AWAY】Saishunkan Sol 熊本 vs DetonatioN FocusMe【HOME】
■先鋒戦:〇 ネモ選手(ベガ)(クラシック) vs 板橋ザンギエフ選手(ザンギエフ)(クラシック) ×
ベガの空中攻撃「ヘッドプレス」からチャンスを作った「ネモ選手」が、ザンギエフを画面端に追い詰める展開で始まった先鋒戦。画面端の強力な攻めと、堅い守りで「ネモ選手」が第1BATTLEを先制した。第2BATTLEでも「ネモ選手」の勢いは衰えず、相手を簡単に近づけさせない立ち回りで常に試合をリードしていく。最後はスーパーアーツLv2「サイコパニッシャー」でフィニッシュ。完璧なザンギエフ対策を見せて、「ネモ選手」が見事勝利した。
■中堅戦:× ふ~ど選手(エド)(クラシック) vs まちゃぼー選手(豪鬼)(クラシック) 〇
直近の大会で個人成績の調子が良い「ふ~ど選手」に対し、チームに志願し戦いを挑む形となった「まちゃぼー選手」。第1BATTLEは「ふ~ど選手」、そして第2BATTLEは「まちゃぼー選手」が、それぞれ自分のキャラクターの強みを活かし勝利した。両者ハイレベルなプレイの応酬となった中堅戦は、深い踏み込みと、強気な駆け引きを仕掛け続けた「まちゃぼー選手」が、「ふ~ど選手」を退け、見事に勝利を掴んだ。
■大将戦:× ひぐち選手(ガイル)(クラシック) vs 竹内ジョン選手(ラシード)(クラシック) 〇
チームの進退がかかる重要な大将戦に出場した「ひぐち選手」。大きな重圧がかかる試合でも、じっくりと冷静な試合運びで「竹内ジョン選手」を簡単に近づけさせない。対する「竹内ジョン選手」は、ラシードのスーパーアーツLv2「イウサール」を起点にチャンスを作っていく。両者互角の展開の中、フルセットフルラウンドまでもつれ込んだ大将戦の結末は、相手の弾をスライディングでかわす「バックアップ」から、スーパーアーツLv3「アルタイル」に繋ぎ、有利な状況を作り上げた「竹内ジョン選手」が勝利した。
「まちゃぼー選手」、「竹内ジョン選手」の活躍で、最終節で勝利を挙げた「DetonatioN FocusMe」。
プレイオフ進出こそ叶わなかったが、彼らの活躍が今シーズンを大いに盛り上げてくれたことは間違いない。
【竹内ジョン選手への試合後インタビュー】
Q①:チームの作戦も含めた、今日の試合の振り返りをお願いします。
竹内ジョン選手:まずオーダーに関してなんですけど、もう最後の試合で、あまりポイントとかも関係ないみたいな感じだったので、いい試合をしようっていうので、いわゆるマンツーマンの形式で、この人にはこれっていう形で練習しました。自分はガイル戦が結構いけるので、「ひぐち選手」に絶対出るっていう形で前節から2週間ずっと練習してました。ガイル戦なんですけど、ガイル戦自体をめちゃくちゃやったというよりかは、どれくらい「ソニックブーム」を「ジャストパリィ」できるかみたいな組み合わせかなと思ったんで、とにかくトレーニングモードでガイルの強と弱の「ソニックブーム」と順番に打ってもらうダミーを設定して、これをずっと「ジャストパリィ」してました。対戦自体は多分そんなにやってないですけど、トレーニングモードでめちゃくちゃやりました。おかげで「ジャストパリィ」の精度はめちゃくちゃ上がって、その結果、ガイルが「ソニックブーム」を安全に打てる時間が減って、技振りの時間が増えたのが試合の勝率、勝敗にかかってきたのかなと思いました。
Q②:今シーズンの本節全体を振り返っていかがだったでしょうか。
竹内ジョン選手:自分が出れるところで、例えば「ひぐち選手」戦とかそういうところでちゃんと勝ち星を稼げたのが良かったところかなとは思うんですけど、今シーズンは自分が大将で出て負けちゃった試合や、ラシードでやってて「ちょっとこのキャラ嫌だわ」みたいな感じになっちゃうことがすごく多くて出れなかった試合も結構あって、そこでチームに迷惑かけちゃったのがすごい申し訳ないなと思います。シーズンを通して足を引っ張っちゃったのかなと自分では思っているので、来シーズンはこういうことがないように、2キャラ用意しておくなど、対応力がもっと広がるような、キャラの練習方法と取り組みをすべきだなって思いましたね。
Q③:来年度のSFリーグに向けて意気込みをお願いします。
竹内ジョン選手:やっぱこうやって負けちゃうのは寂しいし、なんかパパっと終わっちゃうのすごいもったいないと思うんで。四六時中、四六時中どころじゃないな。もう何があっても『ストリートファイター6』のことを考えて、勝つことだけ考えて日々を生きて、終わった時には力尽きるぐらいの覚悟で臨みたいなと思いました。
今シーズンは試合が終わって、「なんか微妙だったな」とか、「なんか煮え切らないな」っていう試合がすごく多くて、そこが一番悔しかったんで、来シーズンは、「グランドファイナル優勝→泣く→力尽きる」の流れでいこうかなと思います。
MATCH2:【AWAY】忍ism Gaming vs 名古屋NTPOJA【HOME】
■先鋒戦:× ヤマグチ選手(エド)(クラシック) vs もっちー選手(豪鬼)(クラシック) 〇
チームの為に、何としても勝利が欲しい「ヤマグチ選手」だったが、少し緊張が見える立ち上がりとなった。対して、SFリーグ初勝利を狙う「もっちー選手」は、序盤から豪鬼の「百鬼襲」を中心に、積極的に相手を攻め立てていく。前歩きでプレッシャーを掛ける「ヤマグチ選手」に対し、緩急をつけた攻撃で試合をリードした「もっちー選手」。最後は勝負の一手、「無敵技」である「オーバードライブ 豪昇龍拳」を決めてK.O.。最終節にして、悲願の初勝利を掴み取った。
■中堅戦:× 藤村選手(豪鬼)(クラシック) vs 大谷選手(ケン)(クラシック) 〇
お互いに強気な試合前インタビューから始まった中堅戦。第1ROUNDから、両者の激しい攻撃がぶつかり合う展開となった。先に試合の主導権を取ったのは「大谷選手」、相手の読みを上回る強気な選択肢を通し、「藤村選手」を追い詰める。最後までアグレッシブに攻め続けた「大谷選手」が、粘る「藤村選手」を跳ね除けて、中堅戦をストレートで勝利した。
■大将戦:〇 ももち選手(エド)(クラシック) vs KEI.B選手(ベガ)(クラシック) ×
負けてしまうとプレイオフ進出の道が閉ざされてしまう状況に追い詰められてしまった「ももち選手」だったが、プレイ内容は冷静そのものだった。SFリーグ出場選手の多くが評価する見事な間合い管理を武器に試合をコントロールした「ももち選手」。密着状態の駆け引きでも「KEI.B選手」に読み勝ち続け、ストレートで大将戦に勝利。大きなプレッシャーがかかる場面で、見事にチームを救い、リーダーとしての責務を全うした。
■延長戦:× ももち選手(エド)(クラシック) vs 立川選手(マノン)(クラシック) 〇
「忍ism Gaming」の命運を占う重要な延長戦に登場した「立川選手」のマノン。強気な「ドライブインパクト」と、コマンド投げ「マネージュ・ドレ」でメダルLvを上昇させることで「ももち選手」にプレッシャーを掛け続ける「立川選手」。「ももち選手」の間合い管理を破壊する選択肢を通し続け、最後はスーパーアーツLv3「パ・ド・ドゥ」を決めてフィニッシュ。最終節を勝利で飾った。
多くの観客が見守るパブリックビューイング会場の中で、見事勝利を掴み取った「名古屋NTPOJA」。
彼らの勝利が、Division Sのチームの運命を変えたと言っても過言ではない。
【もっちー選手への試合後インタビュー】
Q①:チームの作戦も踏まえて、本日の試合の振り返りをお願いします。
もっちー選手:事前に話し合っていた内容としては、チームメイトが全員僕の1勝をとにかく取るんだって言ってくれて、絶対僕が出るってことになりました。「忍ism Gaming」にはエドが二人いたので、今回はエド対策をして、どっちかが来たらどっちかに当てようという対策をしてました。
SFリーグの参加者の中で、僕だけ試合前まで0勝だったので、個人としてもチームとしてもどうしても欲しい1勝だったんですけども、最後の最後で1勝することができて、もうめちゃくちゃ嬉しくて、勝った瞬間はチームメイトと抱擁して、こぼれるものもあったりとかって感じでした。
Q②:初勝利についての感想をお願いします。
もっちー選手:今日まで勝利が1回もなく、何をやるのが正解なのかっていうのが正直フワフワしていましたが、今回は絶対勝とうってことで対策をしました。SFリーグの参加者の中と比べて知識に差があるっていう状況で、何ができるかなと考えた時に、コンボや起き攻め、セットプレイ等の対策ではなくて、普段やってることを100%できるようにしようっていう練習を最初から積み重ねて、それの影響もあって今回1勝することができたのかなと思います。
あとは今回の名古屋のeSports施設から参加させていただいたので、現地でファンの方たちが目の前で応援してくださって、それが本当に力になったんじゃないかっていう風にも思っております。
Q③:エド戦に対する準備について教えてください。
もっちー選手:チームメイトに「立川選手」がいるので、エドの弱点や対策の部分を教えてもらいました。
例えば「サイコフリッカー」への対処とか、僕自身がまだまだエド戦に対して詰められてないこと、その他のSFリーガーの人からしたら当たり前のことかもしれないことを、僕ができなかったりもしていたので、そういう基礎的なエド戦の部分から、ちょっと難しい部分までを積み重ねて対策してたって感じですかね。
Q④:今シーズンから『ストリートファイター6』を主にプレイされましたが、感想をお聞かせください。
もっちー選手:過去に『ストリートファイターV』が稼働したときにプレイしてたんですけど、色々あってあまりやり込むことができなくて。今回『ストリートファイター6』に関しては絶対やりたいと思っていました。
様々なプレイヤーが、本当にレベルの高い試合をしているという印象で、例えば「ウメハラ選手」であったりとか、誰も聞いたことあるような人たちがたくさんいるゲームで、交流とか対戦とかしたいなとも前々から思っていて。いざ始めてみると、やっぱりレベルがすごい高くて、苦労することがやっぱり多かったんですけど、最終的になんとか1勝できて本当によかったなと思ってます。
Q⑤:本節を振り返っての感想をお願いします。
もっちー選手:チームに貢献という意味では全然できなくて、ご迷惑をおかけしてしまってるなという風に思っているので、次回があるかどうか分からないですけども、また参加させていただくことがあれば、もっともっとチームに貢献できるようになりたいなと思うので、これからも『ストリートファイター6』頑張っていきたいと思います。
MATCH3:【AWAY】Good 8 Squad vs FUKUSHIMA IBUSHIGIN【HOME】
■先鋒戦:× YHC-餅選手(ダルシム)(クラシック) vs ヤナイ選手(ベガ)(クラシック) 〇
序盤から「ドライブラッシュ」で接近戦を仕掛けた「ヤナイ選手」が、「YHC-餅選手」の変幻自在な動きを捉え第1BATTLEを先取することに成功した。しかし、第2BATTLEでは、「YHC-餅選手」が見事にアジャストしてみせ、流れを引き戻しBATTLEを取り返すことに成功。試合は最終BATTLEへともつれ込んだ。勝負の最終BATTLE、「YHC-餅選手」の技振りに対し、「ヤナイ選手」が見事な「差し返し」を決め、ベガの高火力攻撃を叩き込み勝利。接戦となった先鋒戦を制し、チームをプレイオフ進出へと導く貴重な10ポイントを獲得した。
■中堅戦:× ぷげら選手(ベガ)(クラシック) vs ササモ選手(エド)(クラシック) 〇
今シーズン無敗の「ぷげら選手」に対し、序盤から自由に技を振らせない立ち回りを見せた「ササモ選手」が先制に成功。「ぷげら選手」も即座に対応を見せ、動きを変えることで逆転を狙うものの、「ササモ選手」の勢いは止められなかった。「ササモ選手」は、高精度な「ジャストパリィ」と「差し返し」を武器に「ぷげら選手」を圧倒。ストレートで中堅戦に勝利した。
■大将戦:〇 ガチくん選手(ラシード)(クラシック) vs 翔選手(ベガ)(クラシック) ×
Division Sの本節首位決定戦となった大将戦は、両チームのリーダー対決となった。序盤からじりじりとした緊張感のある地上戦が展開される中、「ガチくん選手」が要所での読み合いを制し、2BATTLEを連取し一気にリーチをかける形となった。これまでチームを支えてきた「翔選手」も何とか粘りを見せて、1BATTLEを取り返すものの、SFリーグで酸いも甘いもかみ分けてきた経験を持つ「ガチくん選手」の対応力が一歩上回った。BATTLEカウント3-1で「ガチくん選手」が勝利。チームの単独首位を、リーダー自らの手で堂々と勝ち取った。
■延長戦:× カワノ選手(豪鬼)(クラシック) vs ササモ選手(エド)(クラシック) 〇
「カワノ選手」に対して、勝てば本節2位通過となる「FUKUSHIMA IBUSHIGIN」からは、中堅戦で勝利を飾った「ササモ選手」が登場。中堅戦の勢いそのまま好調を維持している「ササモ選手」は、相手の動きをじっくり観察し、一瞬の隙をつく立ち回りで「カワノ選手」を翻弄。相手にチャンスを与えることなく、終始試合の主導権を握り、延長戦でも勝利を挙げた。
負ければ一転上位進出の道が断たれてしまう場面で、「FUKUSHIMA IBUSHIGIN」は持ち前のチーム力を発揮し、見事本節2位通過でプレイオフ進出を決めた。リーグ後半戦でさらに勢いに乗った彼らの活躍を、プレイオフでも期待したい。
【ヤナイ選手への試合後インタビュー】
Q①:ダルシムへの対策含め、本日の試合の振り返りをお願いします。
ヤナイ選手:まず第9節が終わってから、「YHC-餅選手」に行くことは決まっていたので、僕が知ってる限りのダルシム使いの方に声かけて、ほぼ毎日スパーを付き合っていただきました。その中でいただいた様々なアドバイスを今日の試合に活かせたと思います。例えば、「YHC-餅選手」は「サイコクラッシャーアタック」で対空されないような高めの「ヨガフロート」が多くなっていたので、それに対して「ジャンプ大キック」で対空して起き攻めをする、というのは結構刺さってたんじゃないかなっていう風に思います。
Q②:本日のオーダーや、チームとしての作戦で用意してきたものがあれば教えてください。
ヤナイ選手:プレイオフもあるので全部は言えないんですが、今回は「翔選手」には大将に入ってもらって、大将に誰が来ても全て出るという作戦で、「ササモ選手」が「ぷげら選手」用に動いていて、僕は「YHC-餅選手」用に動いていました。「cosa選手」も出場する準備はしていました。
Q③:延長戦出場選手を決定する際の雰囲気について教えてください。
ヤナイ選手:「cosa選手」が出るというのも、「翔選手」が出るというのもありました。そんな中、「ササモ選手」が豪鬼戦に自信があり出場したいということだったので、本人もワガママだとは言っていましたが、チーム全員も「ササモでいいでしょう」ということで、延長戦に行ってもらいました。
Q④:本日でプレイオフ進出が決定しましたが、率直なお気持ちをお聞かせください。
ヤナイ選手:嬉しいです。嬉しいですマジで。プレイオフは第9節終わった時点でかなり可能性があって、「FUKUSHIMA IBUSHIGIN」は初出場で初優勝を狙っていたので、やっぱりこうやってプレイオフに出れて、実感というか、何かふわふわした気持ちではあるんですけど、進出出来たのが本当に嬉しいという感じです。
Q⑤:本節を振り返っての感想をお願いします。
ヤナイ選手:序盤に1勝はできたんですけど、その後はリザーブも多くて、他3人におんぶに抱っこっていう形になっちゃってたんで、最後くらい勝ちたかったので、こうやって1勝してチームに貢献できて嬉しいです。
応援してくださる皆様もそうですし、スパーしていただいた方々にも本当に助けられています。だから恩に報いるというか、勝てたのは本当に嬉しいですね。
Q⑥:プレイオフへの意気込みをお願いします。
ヤナイ選手:今「FUKUSHIMA IBUSHIGIN」はかなり上り調子で、ここからプレイオフまで期間も少し空くので、練習を積み重ねていくのが僕らがやっていくことなんじゃないかなって思います。SFリーグ優勝を目指してるので、プレイオフ、勝ちます!
順位表(Division S 第10節 終了時点)
順位推移表(Division S 第10節 終了時点)
次回「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2024」は、11月22日(金)18時40分から「Division F 第10節」を放送!
次回、「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2024」は、11月22日(金)18時40分から「Division F 第10節」を「CAPCOM Fighters JP」の公式YouTube、Twitchチャンネルにて配信します。
▼対戦カードはこちら
MATCH1:【AWAY】CAG OSAKA vs Belc FAV gaming【HOME】
MATCH2:【AWAY】Crazy Raccoon vs Yogibo REJECT【HOME】
MATCH3:【AWAY】VARREL vs 広島 TEAM iXA【HOME】
▼「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2024 Division F 第10節」のご視聴はこちら
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