スポーツ観戦時に、試合会場でのリアルタイム音声解説サービスが体験価値やファンエンゲージメントの向上に効果をもたらすことを確認

パナソニックグループ

パナソニック ホールディングス株式会社(以下、パナソニックHD)は、リアルタイム音声配信プラットフォーム「CHEERPHONE(チアホン)」を活用し、競技関係者やアスリートによる実況や解説などを会場でリアルタイムに視聴できる音声配信サービスに関するアンケート調査を行いました。アンケート調査の結果、「CHEERPHONE」での音声配信サービスを視聴することで、スポーツ観戦体験価値やファンエンゲージメントの向上効果が明らかになりました。

【調査概要】
本調査は、WEリーグ(女子サッカープロリーグ)、Jリーグ(男子サッカープロリーグ)、リーグワン(男子ラグビープロリーグ)、ジャパンサイクルリーグ(サイクルロードレースプロリーグ)などのプロスポーツリーグの公式戦やエキシビションにて実施したリアルタイム音声配信サービスを視聴いただいた方を対象にアンケートを実施しました。
◇実施時期:2021年9月~2022年5月
◇調査方法:視聴終了後にWebアンケートを実施
◇調査対象:CHEERPHONEサービスを利用した全ての視聴者(任意回答)
◇回答数:883名
◇調査対象試合数:14回(サッカー4試合、ラグビー9試合、自転車競技1試合)
※調査結果は、過去の配信実績のうちアンケート回答数が20件以上のものを採用。

【調査結果】
体験前との比較において、リアルタイム音声配信サービスを聞くことで「スポーツ観戦そのものが楽しくなった」という方が90%、「チームや選手への理解が深まりより好きになった」という方が93%という結果が明らかになりました。スポーツ観戦に訪れた来場者に対して、リアルタイム音声配信サービスを提供することによって、顧客の体験価値を高めると共に、チームや競技団体やアスリートとのファンエンゲージメントの向上が期待できます。

また、サービスの継続利用意向について、「音声配信サービスがあればまた利用したい」という方が93%、「音声配信サービスがあることでまた会場に来場したくなる」という方が88%という結果も明らかになりました。リアルタイム音声配信サービスが、ファンの定着やもう一度会場に足を運ぶための動機づけとしても効果があると期待できます。

【アンケートに寄せられた視聴者の主なコメント】
・テレビなどの中立的な解説と比べ、チーム寄りの解説だったので、とても楽しかった。
・いつもより楽しんで試合を見ることができた。
・ルールや戦術だけでなく、選手への理解を深められるので、また会場に来たくなった。
・これがあれば一人で観戦に来ても寂しくない。

国内のスポーツ観戦市場は、若者のスポーツ離れやファンの高齢化や昨今のコロナウイルスの影響で縮小傾向にあります。新規ファンの獲得やファンエンゲージメント向上が重要な課題となっています。スポーツを見ながら、目の前のスポーツのルールや面白さを解説したり、アスリートやチームの魅力を伝えることが、これらの課題の解決に貢献できると考えています。パナソニックHDは、「CHEERPHONE」サービスの提供を通じて、これらの課題解決を行うと共に、より多くの方がよりスポーツ観戦を楽しんでいただける社会の創造に貢献していきます。

「CHEERPHONE」とは
スポーツテック市場向けに開発したクラウドプラットフォームを活用したリアルタイム音声配信プラットフォーム。配信および視聴もアプリのインストールが不要でURLやQRコードから簡単にアクセス出来るのが特長。スポーツ観戦体験をより豊かにするサービスとして、すでにJリーグやリーグワンなどで導入を進めている。

【「CHEERPHONE」の主な特長】
1. ライブスポーツに適したリアルタイム配信
遅延時間は「0.2~0.3秒」。ほぼリアルタイムで音声を届けることができるので、刻一刻と状況が変わるライブスポーツの音声配信に最適です。
2. 配信も視聴も手軽でカンタン
配信者も視聴者もスマートフォンが1台あればサービスを利用可能。アプリのダウンロードも必要ないため、とてもカンタンにリアルタイム音声配信サービスを開始できます。
3. 配信者と視聴者とのインタラクティブ性
視聴者から配信者へ「いいね」などのリアクションや質問などのコメントを送ることが可能。従来の一方通行の放送とは異なり、相互のインタラクションのある音声配信がさらにファンエンゲージメント向上へとつながります。

CHEERPHONEサービスは、2021年のサービス開始以来、利用されたスポーツ事業者様や視聴者の方のご意見なども反映しながらアップデートを重ねています。2022年6月からはスマートフォンのGPS機能を活用した視聴エリア制限機能や限定された視聴者への配信を可能にする機能などもリリースし、より多くの方が利用しやすく、よりスポーツ業界の発展や拡大にも貢献のできるサービスを目指しています。

なお、未導入事業者様を対象にテスト導入パッケージを2022年12月末までご提供いたします。お客様へのアンケートの実施なども含めたパッケージになっていますので、初期での効果検証もしやすくなります。
【「CHEERPHONE」サービス:テスト導入パッケージ】
◇テスト導入パッケージ料金:10万円(税込)
◇テスト導入パッケージは以下の内容を含みます。
・サービスライセンス利用料(同時視聴人数500人まで)
・配信オペレーションサポート費用
・機材レンタル費用(配信者4名構成まで)
・アンケート実施/集計費用など
※2022年12月末までの限定プラン
※各競技団体またはスポーツ事業者につき1試合限定

「CHEERPHONE」サービスの利用の様子「CHEERPHONE」サービスの利用の様子

【お問い合わせ先】
パナソニック ホールディングス株式会社 事業開発室 BTCイノベーション室 
contact_btc-innovation@ml.jp.panasonic.com

<関連情報>
・CHEERPHONE(チアホン)
https://www.cheerphone.jp/
https://news.panasonic.com/jp/topics/204449.html

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会社概要

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URL
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業種
製造業
本社所在地
大阪府門真市大字門真1006番地
電話番号
06-6908-1121
代表者名
楠見 雄規
上場
東証プライム
資本金
2590億円
設立
1935年12月