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パナソニックグループ
会社概要

業務用空調ソリューションによる分散型エネルギー事業に本格参入

パナソニックグループ

廃熱を活用する吸収式冷凍機(ナチュラルチラー)廃熱を活用する吸収式冷凍機(ナチュラルチラー)

パナソニック株式会社 空質空調社(以下、パナソニック)は、コージェネレーションシステム(※1)などの廃熱を有効活用した業務用空調ソリューションによる分散型エネルギー事業(呼称:パナソニックRe廃熱)に本格参入します。この事業を通して、中小規模事業者・地方自治体のカーボンニュートラルへの挑戦、更なる省エネ、BCP/レジリエンスの追求をサポートしていきます。

日本は石油、石炭、天然ガスなど一次エネルギーの約9割を輸入に依存し、その額は16兆円(※2)と言われています。しかし、一次エネルギーの約6割が電気エネルギーなどへの変換時に廃熱(未利用熱)(※3)として失われると同時に、CO2として排出されています。この廃熱をエネルギーとして活用することが、2050年カーボンニュートラル実現を目指す上で重要な課題です。

パナソニックは、こうした廃熱を有効活用した空調ソリューションによる分散型エネルギー事業に本格参入、その特長は次の3点です。

<特長>
1. 廃熱を活用する、国内トップシェアの吸収式冷凍機にコージェネレーションシステムを組み合わせて提案
業務用空調機器「吸収式冷凍機(※4)(ナチュラルチラー)」を50年に亘り販売し、国内でトップシェア(※5)を誇っています。今後は、従来の本製品単体の展開から、コージェネレーションシステムと組み合わせた展開を加速し、潜在ニーズが見込める中小規模事業者・地方自治体を中心に提案します。

2. 業務用空調向けIoTサービス「Panasonic HVAC CLOUD(パナソニック ヒーバック クラウド)」を開始
IoT技術開発を強化し、活用したサービスとして「Panasonic HVAC CLOUD(パナソニック ヒーバック クラウド)」を2022年12月に市場導入します。同サービスは、業界で初めて(※6)運転効率をリアルタイムで分析し、消費エネルギーの低減を実現します。さらに、部品単位の設備計画を作成支援することで、機器の保守メンテナンスの省力化に貢献します。

3. 業務用空調ソリューション・エンジニアリング専門組織「分散型エネルギー事業推進室」の新設
今回、「分散型エネルギー事業推進室」を新設し、業務用空調機器やクラウドの導入コンサルティングから、運用、アフターフォローまでを、エンジニアリング販売会社であるパナソニック産機システムズ株式会社と連携して推進します。

分散型エネルギー事業の先行事例として導入している、パナソニックの大泉拠点(群馬県邑楽郡)では、工場全体でCO2排出量を17%削減(※7)し、エネルギーコストを23%削減(※8)する効果が得られました。

パナソニックは、見逃されがちな廃熱有効活用ソリューションを医療、公共施設、工場・農業などの幅広いお客様へ提案し、世界規模の課題となっているカーボンニュートラル実現に貢献していきます。

※1:コージェネレーションとは、1つのエネルギー源から熱・電気など2つ以上の有効なエネルギーを取り出して利用するシステム。トータルエネルギー効率を高めることに貢献します。
※2:出所 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
※3:出所 一般財団法人コージェネレーション・エネルギー高度利用センター
※4:熱を動力源として気化熱で冷水を作り冷房運転するシステムで、多様な廃熱の活用が可能です。また水を冷媒とするためフロンなどの温室効果ガスが大気放出される心配もありません。
※5:2022年6月現在、パナソニック調べ
※6:業務用空調向けIoTサービスにおいて、運転効率(COP)をリアルタイムに測定し、悪化要因を特定し、運転効率の低下により遠隔で自動チューニングする点(2022年6月現在、パナソニック調べ)空調熱源機器の成績係数COP(Coefficient Of Performance)は、「能力を消費エネルギーで割った値」で、常に変化する空調負荷が安定した時に計算する部分負荷COPを利用
※7:コージェネレーション導入前後比較、2018年度対比2021年度実績
※8:拠点全体のエネルギー購入量ベース、2018年度対比2021年度実績

<廃熱利用の仕組み>
コージェネレーションシステムは、1つのエネルギー源から、熱・電気など複数の有効なエネルギーを同時に取り出し利用するシステムです。発生した熱を吸収式冷凍機で有効活用し、高効率なエネルギー利用を実現します。

【お問い合わせ先】
パナソニック株式会社 空質空調社 空調冷熱ソリューションズ事業部
業務用空調ビジネスユニット 分散型エネルギー事業推進室
(電話:0276-61-5354/carbon-neutral_derd@gg.jp.panasonic.com)

パナソニック株式会社 空質空調社は、「空気から、未来を変える。」をブランドスローガンに、環境テクノロジーの更なる革新を進め、健康で快適なくらしと社会を創造し、持続可能な未来の実現に貢献していきます。
パナソニック株式会社 空質空調社サイト URL:https://www.panasonic.com/jp/hvac/

全文は以下プレスリリースをご覧ください。
▼[プレスリリース] 業務用空調ソリューションによる分散型エネルギー事業に本格参入(2022年7月1日)
https://news.panasonic.com/jp/press/data/2022/07/jn220701-1/jn220701-1.html

<関連情報>
・パナソニック株式会社 空質空調社 カーボンニュートラルへの取り組み
https://www.panasonic.com/jp/hvac/cacbu/carbon-neutral.html
・パナソニック株式会社 空質空調社サイト
https://www.panasonic.com/jp/hvac/

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種類
経営情報
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会社概要

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URL
https://holdings.panasonic/jp/
業種
製造業
本社所在地
大阪府門真市大字門真1006番地
電話番号
06-6908-1121
代表者名
楠見 雄規
上場
東証プライム
資本金
2590億円
設立
1935年12月
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