次世代モビリティ・ロボティクスクラスター「MoRo」支援対象スタートアップの公募を開始
〜最大1,000万円の支援金と開発アセットで社会実装を加速〜

合同会社DMM.com(本社:東京都港区、会長:亀山敬司、以下DMM)は、創成した次世代モビリティ・ロボティクスクラスター「.make Mobility&Robotics(以下 MoRo)」の取り組みとして、同分野のスタートアップを対象とした支援プログラムを開始し、2025年10月31日(金)より公募を開始することをお知らせします。
MoRoは、東京都の「グローバルイノベーションに挑戦するクラスター創成事業(TIB CATAPULT)」に採択されており、本プログラムを通じてスタートアップとの協働を促進し、東京発のグローバルイノベーション創出を目指します。
社会実装に向けた協働プロセス
本プログラムは、一方的な支援ではなく、双方の強みを持ち寄る「協働」を前提としています。
単なる資金提供やメンタリングに留まらず、スタートアップの持つ技術とMoRoの持つアセットを掛け合わせ、具体的な事業創出をゴールとしたパートナーシップを築いてまいります。
書類審査通過後は、スタートアップとMoRo構成企業とでディスカッションを重ね、以下のようなプロセスで社会実装を目指します。

■募集概要
本プログラムでは、MoRoクラスターおよびその構成企業と共に、具体的な社会実装プロジェクトを推進していくパートナーとなるスタートアップを募集します。
募集期間:2025年10月31日(金)~ 2025年11月30日(日)
募集対象:
●次世代モビリティやロボティクスの社会実装に挑む、ハードウェア・ソフトウェア・AI・データ活用など多様な分野のスタートアップ
(対象領域の例)
自動運転、電動モビリティ、海用モビリティ、MaaS、配送ロボット・ドローン、協働ロボット、物流・搬送ロボット、医療・介護ロボット、建設、インフラロボット、災害対応ロボット 等
●東京において事業展開を行っていること、又は行おうとしている法人
●創業後概ね 10 年以内の高成長志向の法人
●グローバルに活躍するために、事業活動を推進する意欲・展望を有していること
●次のいずれにも該当しないこと。
・ 破産手続開始の決定を受けて復権を得ない者
・暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第 77 号)第 32 条第 1 項各号に掲げる者
・民法第 90 条に定める公序良俗に反する事業及び企業体であること。
公式サイト内のエントリーフォームよりご応募ください。
MoRo WEBサイト :https://akiba.dmm.com/moro
エントリーフォーム:https://forms.gle/kf3fGgSjLZiPN5cd6


■支援の内容
社会実装を加速させるため、書類審査通過後は、事務局面談を経て以下のリソースを包括的に提供します。
(1)資金調達支援
・採択企業への支援金(1,000万円/社 程度)
※本支援金は、MoRoクラスター構成企業との協働プロジェクトが開始されることを条件とします。
・ベンチャーキャピタル(VC)・事業会社からの出資先探しを支援
(2)社会実装のための支援
・クラスター構成企業のネットワークを活用した大企業・VCとのマッチング
・共同事業の創出支援MoRoが持つアセットを活用した実証実験(PoC)やテストマーケティングの実施
(3) 開発アセット
・PoCスペースの提供
・ものづくり実証フィールド「TIB FAB」の活用各分野の専門家による技術メンタリング
・資金調達、事業戦略、出口戦略までVCや専門家が伴走支援
(4) PR・グローバル展開
・導入事例の制作・発信によるプロモーション支援
・海外展開サポート(認証・法規制、販路開拓、ネットワーク構築)
本プログラムの目的と背景
DMMは、東京都の「TIB CATAPULT」事業に採択され、次世代モビリティ・ロボティクス分野の社会実装を加速させるクラスター「MoRo」を創成しました。この分野は、現場ニーズの把握から開発、資金確保、販路開拓まで課題が複雑に絡み合い、実装が難しい領域とされています。
これまでDMMが培ってきたハードウェア・スタートアップ支援のノウハウと、MoRoを構成する多様な企業・団体のネットワークを活かし、スタートアップが直面する課題を総合的に解決するため、本支援プログラムを開始します。研究開発から社会実装、海外展開までをワンストップで支援し、くらしや産業を豊かにするソリューションの創出を加速させます。
MoRo(.make Mobility & Robotics)について
DMMが創生したクラスター「MoRo」は、次世代モビリティ・ロボティクス分野における社会実装を加速させることを目的としています。複数の企業・団体が集結し、それぞれが蓄積してきた知見や技術をつなぎ、共創を通じて、くらしや産業現場で「実際に使える」ソリューションを生み出します。
この分野は、現場ニーズの把握から開発環境の整備、資金や人材の確保、販路開拓、法規制対応まで、多方面の課題が複雑に絡み合い、実装が難しい領域とされています。
MoRoでは、こうした課題を一体的に支援し、研究開発から海外展開までを視野に入れた包括的なエコシステムを構築します。
<スタートアップとの協働イメージ>
- 
製造・建設現場の課題に対応する、ロボティクスやモビリティ技術の研究・開発と実証 
- 
クラスター構成企業の産業ネットワークを活用した現場導入や初期実装 
- 
海外展開に向けた設計支援や認証取得での協働 など 
TIB CATAPULについて
TIB CATAPULTは、都内の様々なインダストリーやテクノロジーの領域において進められるスタートアップ支援・協働等の取組を多角的に支援し、都内各所でスタートアップを起点としたイノベーション創出の動きを加速させることを目指しています。
採択されたクラスターは、協定期間3年間の中で、スタートアップとの協働を促進し、各クラスター20件以上の協働事例を創出することで持続的でインパクトのあるクラスターの創成を図ります。
詳細は以下URLをご参照ください。
URL:https://TIBcatapult.metro.tokyo.lg.jp/
合同会社DMM.com について
会員数5,146万人(※)を誇る総合サービスサイト「DMM.com」を運営。1998年の創業以来、多岐にわたる事業を展開し、現在は60以上のサービスを運営。動画配信や電子書籍、アニメなどの多様なエンタメサービスに加え、3Dプリントや消防車・救急車の開発といったハードウェア分野、AIといった最先端のテクノロジーを取り入れた事業など、様々な事業を手掛けています。2022年にはサブスクリプション会員システムの「DMMプレミアム」を立ち上げ、あらゆるエンタメ体験をシームレスにつなぐ「マルチエンタメ・プラットフォーム」の創造を目指しています。今後も、コーポレートメッセージ「誰もが見たくなる未来。」とともに、変化と進化を繰り返しながら、新たな事業に挑戦してまいります。
※2025年2月時点
・企業サイト:https://dmm-corp.com/
・プレスキット:https://dmm-corp.com/presskit/
・公式オウンドメディア:https://inside.dmm.com/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- 商品サービス
- ビジネスカテゴリ
- 経営・コンサルティング
- ダウンロード
