“ポップオペラの貴公子”藤澤ノリマサ10周年アニバーサリーツアーファイナル!平成最後の夜に繰り広げられた感動のステージをWOWOWでいよいよ5/19(日)に放送!
藤澤ノリマサ「10th anniversary CONCERT TOUR2019~威風堂々~」 5/19(日)夜9時30分~ WOWOWライブ
2008年のデビュー以来、1曲の中にポップスとオペラの歌唱を融合させた独自の“ポップオペラ”というスタイルで活動を続けてきた藤澤ノリマサ。彼は昨年のデビュー10周年を踏まえ、満を持して今年3月から全7公演のアニバーサリーツアーを開催。そのファイナルとなる東京国際フォーラム公演が4月30日に行われた。この日は彼のデビュー11周年記念日にして、平成最後の日。いつも以上の熱気とどこか厳かな空気が会場を包んでいた。
開演時間を迎え、クラシックの名曲「威風堂々」がオープニングSEで流れ、祝祭の始まりを告げる。バンドメンバーと共にステージに現れた藤澤ノリマサは、少し緊張しながらもその佇まいには風格すら感じさせた。1曲目に歌われたのは、オペラ「イーゴリ公」の第二幕楽章をサビに用いたデビュー曲「ダッタン人の踊り」。彼の原点とも言える楽曲だ。続いて、「威風堂々」の作曲家でもあるエドワード・エルガーの「愛の挨拶」をモチーフにした13枚目のシングル「愛の挨拶~夜空に星を散りばめて~」。彼の真骨頂とも言える、伸びやかな歌声を響かせる。
続いてシングル楽曲をメドレーで披露し、藤澤は自らの10年間の足跡をなぞるように丁寧に歌い繋いでいく。NHKみんなのうたでおなじみの「ダンディーひつじ執事」でユーモラスな一面も見せた後、圧巻はピアノの弾き語りで歌った渾身のバラード「Prayer」だった。メロディメーカーとしての卓越したセンス、噛み締めるようなコトバを紡ぐ感性、そしてヴォーカリストとしての圧倒的な力量。その比類無き才能に10年間の年月で育んだ想いが加わり、歌に特別な力を与えていた。演奏が終わった後もしばらく、会場を陶酔という名の静寂が包んでいた。
昨年リリースしたカヴァーアルバム『ポップオペラ名曲アルバム』から中島みゆきの名曲「糸」を披露するなど、彼の音楽家としての幅広さをしっかり魅せ付け、ステージはハイライトへと向かう。
このツアーのために書き下ろされた「SOLARE~威風堂々~」、そして新しい時代の幕開けを祝福するような「希望の歌~交響曲第九番~」。圧倒的な高揚感に、1階席から3階席まで、無数の笑顔がこぼれる。“ポップオペラ”とは、彼独自の歌のスタイルだけでなく、彼が目指す人々を幸福で包む音楽の在りようを総称しているのだろう。万雷の拍手と共に彼の音楽を通じて感じた観衆の歓喜の渦が藤澤に降り注いでいた。
アンコールで「VINCERO -ビンチェロ-」そして新曲「海と空」を歌い、彼は深く頭を下げてステージを降りて行った。マイク無しでの力強い熱唱あり、客席からの「10周年おめでとう」のサプライズメッセージあり、実にドラマティックなステージだった。
平成というひとつの時代が終わる夜に、輝かんばかりの眩いステージで人々を酔わせてみせた藤澤ノリマサ。彼の音楽はまるで10年間熟成させたワインのようだ。席を立ち家路へと向かう観衆の高揚した表情をみて、改めてそう感じた。そして、令和の時代を通じて、彼の音楽はますます成熟し味わい深くなるに違いない。誰もが歓びに満ちた余韻を味わう特別な夜だった。WOWOWでは、藤澤ノリマサ10周年ツアーファイナルのプレミアムなステージの模様を5/19(日)夜9時30分より放送する。番組を通じてステージ上の彼の威風堂々とした姿に見惚れ、そして音楽の神が与えた歌声に酔いしれて欲しい。
【番組情報】
藤澤ノリマサ「10th anniversary CONCERT TOUR2019~威風堂々~」
5/19(日)夜9時30分~ WOWOWライブ
収録日:2019年4月30日
収録場所:東京 東京国際フォーラム ホールC
【藤澤ノリマサのコメント映像公開中】
番組サイト:https://www.wowow.co.jp/fujisawa/
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