国連人口基金を通じ、ケニアの無電化地域にソーラーランタン2000台を寄贈
パナソニックグループ(以下、パナソニック)は、2022年10月25日、国連人口基金(以下、UNFPA)を通じ、ケニア北西部のサンブル郡およびウエストポコット郡にパナソニック製ソーラーランタン2000台を寄贈しました。
UNFPAは、女性たちの収入源として現地の装飾品のビーズによる制作や販売の支援をしています。ただし、無電化地域であるため、夜間はほとんど制作が出来ないのが現状です。そこで、ソーラーランタンの寄贈により夜間の制作を可能にし、収入向上の機会を増やし、女性達の自立を支援する活動を開始しました。また、あかりがあることで夜間も勉強出来るようになり、子どもたちの教育の機会を増やす事で、通常の学業に加えてこの様な風習に対する理解も深めます。
<パナソニックグループの企業市民活動>
私たちパナソニックグループは、ものづくりなどの事業とは異なる方法で、社会課題と直接向き合い、社員一人ひとりが社会貢献活動に取り組んできました。
社会の一員として、人々のくらしを、すこしでも豊かで平和なものにするために。
そして、これからの世界を、すこしでも明るく、照らしつづけるために。
誰もが自分らしく活き活きとくらす「サステナブルな共生社会」の実現に向けて、「貧困の解消」「環境活動」「人材の育成(学び支援)」という、3つの重点テーマを軸に、私たちは、さまざまな「企業市民活動」をおこなっています。
<関連リンク>
・【現地レポート】女性の自立支援に向けたUNFPAとの協働
https://holdings.panasonic/jp/corporate/sustainability/citizenship/solution/activities_report/report038.html
・無電化地域の未来を照らすプロジェクト~LIGHT UP THE FUTURE
https://holdings.panasonic/jp/corporate/sustainability/citizenship/solution.html
・KTN News Kenyaによる活動紹介(動画・英語)
https://www.youtube.com/watch?v=C27W1IiE2hs&t=333s
・UNFPAのSNS
Instagram
https://www.instagram.com/p/Ckf3kIivoqv/
Facebook
https://www.facebook.com/unfpa.japan/posts/pfbid02F27PhsoYZqfBSSGwQnpJmJKrvffps3FbHqkuMMpDfdGNddN54CGz2sSmC9ZB6a8Xl
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https://twitter.com/UNFPA_Japan/status/1587764309584928769?s=20&t=4m3_4RNTj6LSAyV5-qoGFQ
・無電化地域へあかりを届ける「みんなで”AKARI”アクション」
https://holdings.panasonic/jp/corporate/sustainability/citizenship/solution/akari.html
・パナソニックグループの企業市民活動
https://holdings.panasonic/jp/corporate/sustainability/citizenship.html
パナソニックでは、電気が無く、貧困から抜け出せない無電化地域の人々を支援するため、2013年からソーラーランタン10万台プロジェクトを開始し、2018年までにアジアやアフリカ諸国など30カ国にあかりを届けてきました。2018年からは、「無電化地域の未来を照らすプロジェクト~LIGHT UP THE FUTURE~」に活動を継承し、パナソニックの再生可能エネルギーによるあかりをNGO/NPOや国際機関などさまざまなパートナーと連携して無電化地域に届け「教育」「健康」「収入向上」の機会を創出することで、貧困のない持続可能な社会づくりへの貢献を目指しています。今回は、女性の自立支援を目的に、性と生殖に関する健康と権利を守る国際機関である国連人口基金(UNFPA)と協働して、ケニアのサンブル郡とウエストポコット郡の女性や子供がいる世帯にパナソニック エナジー株式会社製のソーラーランタン2000台を配布しました。
ケニアの無電化地域では、法律では禁止されているものの、古い風習がまだまだ残っており、児童婚や女性器切除(female genital mutilation、以下FGM)もそれらの1つです。体が成熟していない状態での妊娠は母子共にリスクが高く、また育児の為に、少女たちの教育を受ける等の機会を奪ってしまいます。FGMも不衛生な刃物で切除して、大量出血、化膿などをし、体へのダメージは大きく、健康面でも精神面でもリスクがあります。風習がなくならない根底には貧困があり、目立った産業もなく安定した職に就けない地域では、娘を嫁に出すことで結納として贈られる家畜が一家の支えとなっていることも多く、貧困な家庭では娘を早めに嫁に出すためにFGMを強いるという環境が存在しています。それらの問題と向き合っているUNFPAと協働してソーラーランタンを寄贈することで、女性の自立と貧困からの脱却を支援し、それらの風習を削減することを目指しています。
UNFPAは、女性たちの収入源として現地の装飾品のビーズによる制作や販売の支援をしています。ただし、無電化地域であるため、夜間はほとんど制作が出来ないのが現状です。そこで、ソーラーランタンの寄贈により夜間の制作を可能にし、収入向上の機会を増やし、女性達の自立を支援する活動を開始しました。また、あかりがあることで夜間も勉強出来るようになり、子どもたちの教育の機会を増やす事で、通常の学業に加えてこの様な風習に対する理解も深めます。
2022年10月25日、UNFPAとパナソニックがサンブル郡を訪問し、現地で行われた寄贈式に参加。寄贈式にはサンブル郡長官、ジェンダー副局長、反FGM委員会CEOらも参列しました。パナソニック ホールディングス株式会社 CSR・企業市民活動担当室の多田直之は「あかりがあることで子どもたちの教育レベルの向上や世帯収入が上昇し、男女格差や貧困からの脱却に繋がることを期待しています。男女格差や貧困が解消されることで、昔からの風習や社会構造が変わるきっかけになると信じています」と述べました。その後、子どもたちや女性へソーラーランタンを1つずつ手渡しで配布。ソーラーランタンを部屋で実際に使った女性は、部屋にランタンのあかりが灯った瞬間に、大きく驚き「これなら夜でもたくさんビーズアクセサリーが作ることができる」と喜びを見せました。
誰もが自分らしく活き活きとくらす「サステナブルな共生社会」の実現に向けて、パナソニックは引き続き本プロジェクトを推進していきます。
<パナソニックグループの企業市民活動>
私たちパナソニックグループは、ものづくりなどの事業とは異なる方法で、社会課題と直接向き合い、社員一人ひとりが社会貢献活動に取り組んできました。
社会の一員として、人々のくらしを、すこしでも豊かで平和なものにするために。
そして、これからの世界を、すこしでも明るく、照らしつづけるために。
誰もが自分らしく活き活きとくらす「サステナブルな共生社会」の実現に向けて、「貧困の解消」「環境活動」「人材の育成(学び支援)」という、3つの重点テーマを軸に、私たちは、さまざまな「企業市民活動」をおこなっています。
<関連リンク>
・【現地レポート】女性の自立支援に向けたUNFPAとの協働
https://holdings.panasonic/jp/corporate/sustainability/citizenship/solution/activities_report/report038.html
・無電化地域の未来を照らすプロジェクト~LIGHT UP THE FUTURE
https://holdings.panasonic/jp/corporate/sustainability/citizenship/solution.html
・KTN News Kenyaによる活動紹介(動画・英語)
https://www.youtube.com/watch?v=C27W1IiE2hs&t=333s
・UNFPAのSNS
https://www.instagram.com/p/Ckf3kIivoqv/
https://www.facebook.com/unfpa.japan/posts/pfbid02F27PhsoYZqfBSSGwQnpJmJKrvffps3FbHqkuMMpDfdGNddN54CGz2sSmC9ZB6a8Xl
https://twitter.com/UNFPA_Japan/status/1587764309584928769?s=20&t=4m3_4RNTj6LSAyV5-qoGFQ
・無電化地域へあかりを届ける「みんなで”AKARI”アクション」
https://holdings.panasonic/jp/corporate/sustainability/citizenship/solution/akari.html
・パナソニックグループの企業市民活動
https://holdings.panasonic/jp/corporate/sustainability/citizenship.html
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