パナソニックとヤンマーが「分散型エネルギー事業」で協業

パナソニックとヤンマーが「分散型エネルギー事業」で協業パナソニックとヤンマーが「分散型エネルギー事業」で協業

パナソニック株式会社 空質空調社(以下、パナソニック)と、ヤンマーホールディングス株式会社のグループ会社であるヤンマーエネルギーシステム株式会社(以下、ヤンマーES)は、分散型エネルギー事業の開発および販売で協業します。

「分散型エネルギーシステム」は、発電所から需要地まで電力を供給する代わりに、電気が使用される場所の近くで発電し、送電ロスなどの廃熱を抑えて電力を供給するシステムです。日本国内で使われる化石燃料などの一次エネルギーのうち、約6割は利用されずに廃熱として捨てられています。今回のシステムでは、ヤンマーESの「マイクロコージェネレーションシステム」で発電する際に発生する廃熱を、パナソニックの業務用空調機「吸収式冷凍機」で空調に活用します。それぞれの機器でシェアトップクラス(※1、※2)の両社が、カーボンニュートラルに向けた環境経営の姿勢で共鳴し、本事業を通じて社会のエネルギー変革への貢献を目指します。

パナソニックが持つ吸収式冷凍機は、熱を動力源として気化熱を利用し冷暖房運転する業務用空調機です。今回の協業により、マイクロコージェネレーションシステムと吸収式冷凍機を連携させ、廃熱利用の最大化による高いエネルギー効率を実現した分散型エネルギーシステムの提案が可能になります。既に環境への取り組みが進む大規模商業施設に続き、中小規模物件でも環境対応が求められる中、特に病院、学校、工場、オフィスビルなどを対象に、CO2排出量とエネルギーコストの削減に加え、BCP対応にも貢献します。

さらに、吸収式冷凍機とマイクロコージェネレーションシステムの連携に必要な専用コントローラーを、業界で初めて(※3)メーカーが自社製品仕様に最適化して共同開発します。これまで案件毎に必要だったコントローラーの設計が不要になり、廃熱利用の最大化によるさらなる省エネを実現します。2022年12月から開始する群馬県大泉町のパナソニックの工場内における実証試験の後、2023年4月からの受注開始、2023年7月からの出荷開始を目指します。

今後もパナソニックとヤンマーESは、高効率な分散型エネルギー事業の展開を通じて、事業者の環境対応に応え、カーボンニュートラル社会の実現に向けて貢献していきます。

<ポイント>
1. カーボンニュートラルに向けて環境経営を推進するパナソニックとヤンマーが協業
2. 吸収式冷凍機とマイクロコージェネレーションシステム、シェアトップクラス(※1、※2)の両社で、分散型エネルギー事業を展開
3. 業界初(※3)、両社製品仕様に最適な専用コントローラーを共同開発、さらなる省エネを実現

※1 パナソニックの吸収式冷凍機については、日本冷凍空調工業会「2021年度 吸収式冷凍機国内出荷実績(冷凍トンベース)」からパナソニック試算。
※2 ヤンマーESのマイクロコージェネレーションシステムについては、コージェネ財団「累積・年度別導入概況」をもとにヤンマーにて試算。
※3 国内の発電機と空調機業界で、開発・製造しているメーカー双方が、両機器システムを繋ぐ専用のコントローラー(廃熱を介したシステム)の開発に取り組んだ事例として(2022年12月1日発表時現在、パナソニック調べ)

全文は以下プレスリリースをご覧ください。
▼[プレスリリース] パナソニックとヤンマーが「分散型エネルギー事業」で協業(2022年12月1日)
https://news.panasonic.com/jp/press/data/2022/12/jn221201-1/jn221201-1.html
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