本屋が買い切った『中世への旅』 3部作が、実売でついに3万部を超えました。そして、新しいコラボ企画「白水社からの書泉」が始動します。
株式会社書泉/株式会社白水社
2023年3月から、出版・書店界隈を超えて話題となった『中世への旅 騎士と城』(白水社刊)。
300冊の買い切り重版からはじまり、多くのお客さまからの反響を得て、なんと12月7日(木)に『中世への旅 都市と庶民』『中世への旅 農民戦争と傭兵』の3部作をあわせて30,000冊の販売数を突破しました。販売数の内訳は以下のようになります。
中世への旅 騎士と城 (16,039冊)
中世への旅 都市と庶民 (7,129冊)
中世への旅 農民戦争と傭兵 (6,850冊)
合計で30,018冊です。現在も日々お買い求めいただいており、まだまだ多くのお客さまに読んでいただけるよう売場作りをしていきます。
また、6月以降、白水社より全国の書店で販売を開始してから、上記の書泉分を入れての総販売数は、43,000冊となりました。書泉のみの展開以降に、全国でも13,000人のお客さまにこの本をお届けできました。やはり、全国にいるお客さまに作品を知っていただき、読んでいただくためには、多くの書店での展開が必要です。引き続きのリクエストをお待ちしております。
そして、『中世への旅 騎士と城』の大ブレイクから生まれた復刊企画「書泉と、10冊」も第1弾は、白水社刊の『鉄腕ゲッツ行状記』でした。こちらも1,000冊以上を既に販売し、書泉グランデ3階に「中世ヨーロッパコーナー」が常設になるきっかけとなりました。
そんな、ご縁のある白水社・書泉の2社があらためて「過去の名作を、もう一度お届けする+α」のコラボ企画を新しく立ち上げていきます。
その名も 「白水社からの書泉」 です。
偶然にも水に関係のある漢字が入っている2社のコラボです。
「白水」=“澄んだ水”が湧いて、「書“泉”」になり渇きを潤してもらう。 そんなイメージが「創り出した本を、書店がしっかり販売する」という流れに繋がるような気がしてまず名前から名付けてみました。
既に、どのような名作を復活させるか?時期はいつか?という打合せが始まっています。2024年の早い段階で詳細をお知らせできるように準備を進めていきますので「この作品を是非に!」という読者の方のリクエストもお待ちしております。
『中世への旅』3部作の書影
騎士と城以降の続編2冊も、それぞれの時代の生活の解像度をあげる作品でおススメです。
書泉グランデ3階の中世ヨーロッパコーナー
10月にリニューアルした新しい専門コーナー。中世ヨーロッパの歴史文化に関する書籍だけでなく、モチーフとなっているファンタジー分野の書籍・コミック、鎧や羊皮紙など珍しい実物も販売している。調子にのって作ってしまったのでは?と一部では話題に。
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