昨年デビュー35周年を迎え再集結した杉山清貴&オメガトライブ。そのクライマックスとして行われた日比谷野外音楽堂公演をWOWOW独占放送!

株式会社WOWOW

1983年4月に鮮烈なデビューを果たし、解散までの僅か2年8か月の間に数々のヒット曲を連発した杉山清貴&オメガトライブ。当時は音楽シーンが“歌謡曲”と“ニューミュージック”に大別されてしまう様な時代。そんな中に登場した彼らのハイクオリティなサウンドは瞬く間に日本中を席巻。洗練されたメロディとアレンジ、そして杉山清貴の透き通ったヴォーカル。彼らが提示する新しい音楽スタイルは、90 年代以降の“J-POP”ムーヴメントの先駆けにもなった。

デビュー35周年を記念し、昨年5月5日に杉山の日比谷野外音楽堂公演で再集結した彼ら。今年2月から展開した全国ツアーが熱狂的盛り上がりのうちに終了した後、クライマックスとして1年後の令和元年5月5日、再び日比谷野外音楽堂のステージに集まった。
毎年恒例となった杉山の同所でのライブ。さらに今回のチケットは特別な意味を持つ。オーディエンスは、爽やかな5月の香りを感じながら彼らの登場を待っていた。定刻を過ぎ、溢れる笑顔でメンバーがステージに現れた。

1曲目は1stアルバム収録曲「MIDNIGHT DOWN TOWN」。伸びやかに歌い上げる杉山の艶やかな歌声が青空に放たれる。「DEAR BREEZE」を挟んで、3曲目は「UMIKAZE TSUSHIN(海風通信)」。今いちばん熱いホーン・セクション「FIRE HORNS」が新たに加わった力強いバンドサウンドに、会場のボルテージはヒートアップする。ホール会場で開催された全国ツアーで彼らのサウンドの魅力を再確認したばかりだが、風の気配に溶け込むその音色は野外ならでは。

最初のMCを経て「ガラスのPALM TREE」「SCRAMBLE CROSS」「君のハートはマリンブルー」が演奏される。疾走感のある楽曲のイメージも強い彼らだが、特にミディアムテンポの楽曲やバラードでは繊細なフレーズが聴き手の心を虜にする。この3曲はいずれも「切なさ」が募る名曲。儚くも切ないメロディとストーリーが、温まったばかりの聴衆のハートに染み込んでいく。

夕陽が静かに落ちていき、いつしか場内は暗がりに包まれる。名バラード「ALONE AGAIN」で場内を陶酔させた後は、アップテンポなナンバーが続く怒涛の展開。

「夕凪通信」「ふたりの夏物語-NEVER ENDING SUMMER-」「Misty Night Cruising」「BECAUSE」、そして「ASPHALT LADY」。聴き手の青春に寄り添い続けた名曲揃いだ。歓声や手拍子、大合唱。バンドとオーディエンスの交感が重なり、場内の全ての想いはひとつとなった。

デビューシングル「SUMMER SUSPICION」でステージ本編を締め、客席に手を振りステージを降りる。1年間に及んだ再集結のプロジェクトが今まさに終わろうとしていた。それに待ったをかけたのが満場の大観衆だ。

最後の最後に、もう一度メンバーの雄姿が観たい!彼らの音楽でひとつになりたい!そんな無数の心の叫びが熱いエールとなってステージに注がれる。熱い想いを受け止めてステージに戻ってきた彼らは、再び「UMIKAZE TSUSHIN(海風通信)」を演奏。会場が割れんばかりの大歓声に包まれ、杉山とファンとのコール&レスポンスも最高潮に達していた。誰もがこの瞬間がいつまでも続くことを願い、まるで永遠に続くかの様なやり取りが繰り広げられた。夢の様なひとときだった。

オリジナルメンバーが揃った奇跡のステージ。彼らの音楽と共に激動の時代を過ごした世代にとっては一生の想い出として残るだろう。また、初めて彼らのステージを観た人にとっては、バンドの引出しの多さに驚きの連続だったことだろう。

日本の音楽シーンに燦然と輝く伝説のグループ「杉山清貴&オメガトライブ」は80年代の象徴であり、そして時代を超えて今なお聴き継がれている彼らの音楽。リアルタイム世代も令和の音楽リスナーたちも、番組を通じて彼らのステージを満喫して欲しい。決して色褪せることの無い、眩いばかりのポップミュージックの魔法がそこにある。 

 

■■■WOWOW番組情報■■■
杉山清貴「SUGIYAMA,KIYOTAKA The open air live High & High 2019」
8/10(土)夜8:30[WOWOWライブ]

収録日・収録場所:2019年5月5日/東京 日比谷野外大音楽堂
出演:杉山清貴&オメガトライブ
番組サイト https://www.wowow.co.jp/s_o/

杉山清貴&オメガトライブ Music Video Collection
8/10(土)夜7:45[WOWOWライブ]

1983年のデビュー曲「SUMMER SUSPICION」や「君のハートはマリンブルー」など夏にふさわしい、1980年代に多くの若者たちが聴き惚れた名曲の数々がよみがえる!

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本社所在地
東京都港区赤坂5-2-20 赤坂パークビル21F
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代表者名
山本 均
上場
東証プライム
資本金
50億円
設立
1984年12月