生成AI向けGPUクラウドサービス「GMO GPUクラウド」プライベートコンテナレジストリ機能を提供開始【GMOインターネット】

クローズド環境でのコンテナイメージ保存・配布が可能に

GMOインターネットグループ

 GMOインターネットグループの、GMOインターネット株式会社(代表取締役 社長執行役員:伊藤 正 以下、GMOインターネット)が提供する生成AI向けGPUクラウドサービス「GMO GPUクラウド」は、コンテナイメージ(※1)を保管できるプライベートコンテナレジストリ機能の提供を開始しました。

  本機能により、お客様は「GMO GPUクラウド」内のクローズドな環境でコンテナイメージの保存・配布が可能となり、チームでの開発ワークフローの効率化が実現します。「GMO GPUクラウド」をご利用のすべてのお客様は、本機能を50GBまで無料でご利用いただけます。

(※1)アプリケーションとその実行環境をひとまとめにして動かせる仕組み

【プライベートコンテナレジストリ提供の背景

 「GMO GPUクラウド」は、コンテナ実行環境を備えた高性能GPUクラウドサービスですが、これまでチーム内でコンテナを共有するためには、ファイルでの受け渡しや外部のパブリックコンテナレジストリへのアップロードが必要でした。一方で、外部レジストリに自社の開発資材をアップロードすることは、コンプライアンスの観点から難しいというご要望も多く寄せられていました。

 このようなニーズに応え、チーム内で安全かつ効率的にコンテナイメージを共有できる環境を実現するため、「GMO GPUクラウド」内で利用可能なプライベートコンテナレジストリ機能の提供を開始しました。

■プライベートコンテナレジストリの特長

 本機能は、エンタープライズ向けに広く採用されているオープンソースのコンテナレジストリ「Harbor(ハーバー)」を採用しています。豊富な管理機能とアクセス制御により、チーム開発に必要な柔軟性とセキュリティを両立します。お客様が独自に作成したコンテナイメージを、外部サービスに依存せず、「GMO GPUクラウド」内で安全に保存・管理できるようにすることで、効率的かつセキュアな開発環境をサポートします。

【「GMO GPUクラウド」とは】(URL: https://gpucloud.gmo/

 「GMO GPUクラウド」は、「NVIDIA H200GPU」を搭載し、国内初となる高速ネットワーク「NVIDIA Spectrum-X」と高速ストレージを組み合わせることで、マルチノード構成において、国内商用クラウド最速(※2)の性能を誇る、高性能GPUクラウドサービスです。2024年11月に公表された世界スーパーコンピュータランキング「TOP500」で世界37位・国内6位にランクインし、商用クラウドとして国内最速の性能を誇ります。マルチノード構成時の圧倒的なパフォーマンスと安定性により、大規模言語モデル(LLM)の学習やマルチモーダルAIの開発など、高度なAI開発に最適な環境を提供します。

 また2025年内にNVIDIAの次世代の「NVIDIA Blackwell Ultra GPU」を搭載した「NVIDIA HGX B300(以下、NVIDIA B300)」のクラウドサービスの提供を予定しています。

GMOインターネットは、本サービスを通じて、生成AI分野に取り組む企業や研究機関に対し、最適化されたインフラ基盤と、お客様のワークロードに応じた柔軟でカスタマイズ可能な計算環境を提供し、開発期間の短縮とコスト低減に貢献、国内AI産業の発展を促進します。

(※2)2024年11月22日時点の国内商用向けクラウドサービスとして当社調べ(参考:「GMO GPUクラウド」世界のスーパーコンピュータランキングTOP500に初ランクイン https://group.gmo/news/article/9266/

今後の展開

 GMOインターネットは、「GMO GPUクラウド」を中核としたAIインフラ戦略により、急速に進化するAI・ロボティクス分野の技術革新に貢献してまいります。今後も最新のAI計算基盤の提供と、お客様のニーズに応じた柔軟なクラウド環境の構築により、日本のAI産業に欠かせないクラウドサービスとして、日本発のAIイノベーション創出に貢献してまいります。

■過去参考リリース

2024年4月19日

NVIDIA H200 Tensor コア GPU を採用した 生成AI向けのGPUクラウドサービスを国内最速提供へ

2024年6月11日

生成AI向けGPUクラウドサービスにNVIDIA Spectrum-Xを国内クラウド事業者として初採用

2024年8月29日

「GPUクラウド利用実態調査」~国内利用率わずか5.4%、約9割が海外サービスを利用~

2024年9月26日

「NVIDIA H200 GPU」搭載環境の性能を実証

2024年11月13日

「NVIDIA AI  Summit」で AI・ロボティクス時代のインフラ基盤とセキュリティを紹介

2024年11月19日

「GMO GPUクラウド」、世界のスーパーコンピュータランキングTOP500に初ランクイン

2024年11月22日

スパコンランキングTOP500ランクインの「GMO GPUクラウド」を提供開始

2025年2月21日

NVIDIAテクノロジを搭載した高性能GPUクラウドサービス「GMO GPUクラウド」に「マルチインスタンスGPU(MIG)機能」を追加

2025年5月7日

AIロボット協会(AIRoA)の次世代ロボット開発基盤として「GMO GPUクラウド」の正式採用が決定

2025年5月12日

「GMO GPUクラウド」がチューリングの自動運転向けマルチモーダル生成AI開発基盤に採用

2025年5月14日

「GMO GPUクラウド」の追加投資決定

2025年6月11日

「GMO GPUクラウド」電力効率を競う世界ランキング「Green500」で世界34位、国内1位を獲得

2025年7月1日

GMOインターネットとマクニカ、NVIDIAで高速化された「GMO GPUクラウド」における生成AI開発と活用支援にて協業開始

2025年8月4日

GMO GPUクラウド「NVIDIA Blackwell Ultra GPU」を採用

2025年10月2日

『GMO GPUクラウド』と低遅延回線『IOWN APN』を活用した次世代分散型AIインフラの技術実証を開始

2025年11月7日

生成AI向けGPUクラウドサービス「GMO GPUクラウド」 Grafanaを活用したモニタリングダッシュボード機能を追加


【サービスに関するお問い合わせ先】

●GMOインターネット株式会社

 ドメイン・クラウド事業本部GPUクラウド事業部

 E-mail:https://gpucloud.gmo/form/

【GMOインターネット株式会社】(URL:https://internet.gmo/

    

会社名  GMOインターネット株式会社 (東証プライム市場 証券コード:4784)   

所在地  東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー   

代表者  代表取締役 社長執行役員 伊藤 正     

事業内容 ■インターネットインフラ事業

     ドメイン登録・販売(レジストラ)事業
     クラウド・レンタルサーバー(ホスティング)事業
     インターネット接続(プロバイダー)事業
     ■インターネット広告・メディア事業     

資本金  5億円

  

【GMOインターネットグループ株式会社】(URL:https://group.gmo/  

会社名  GMOインターネットグループ株式会社 (東証プライム市場 証券コード:9449)   

所在地  東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー     

代表者  代表取締役グループ代表 熊谷 正寿   

事業内容 持株会社(グループ経営機能) 

     ■グループの事業内容 

     インターネットインフラ事業

     インターネットセキュリティ事業 

     インターネット広告・メディア事業

     インターネット金融事業 

     暗号資産事業     

資本金  50億円

  

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会社概要

GMOインターネットグループ

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URL
http://www.gmo.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー
電話番号
03-5456-2555
代表者名
熊谷正寿
上場
東証プライム
資本金
50億円
設立
1991年05月