25戦全勝のスペンスがWBC王者ポーターと対戦!メイウェザーとパッキャオの“代理対決”としても注目される一戦を、9/29(日)午前11時頃~WOWOWメンバーズオンデマンドにて先行ライブ配信!
プロデビューから25戦全勝(21KO)の快進撃を続けるIBF世界ウェルター級王者のエロール・スペンス(29=アメリカ)と、2度の戴冠を果たしている攻撃型のWBC王者、ショーン・ポーター(31=アメリカ)が互いのベルトをかけて対戦する。万能型サウスポーのスペンス有利の声が多いなか、長丁場の経験が豊富なポーターは乱戦に持ち込んで勝機を広げたい。かつてフロイド・メイウェザー(アメリカ)のスパーリング相手を務めた経験を持つスペンスと、10年前にマニー・パッキャオ(フィリピン=現WBA世界ウェルター級スーパー王者)のスパーリング・パートナーだったポーター。“代理対決”としても興味深いものがある。WOWOWではこの注目の一戦を、9/29(日)午前11時頃~WOWOWメンバーズオンデマンドで先行ライブ配信する(30日(月)夜9時~WOWOWライブで放送)。
2012年ロンドン五輪ウェルター級ベスト8入りのほか全米大会で何度も優勝するなど、アマチュアで輝かしい実績を残したスペンスは7年前にプロに転向。最初の2年間は慎重なマッチメークが施されたが、2015年からは強豪との対戦が増え、それらをすべて圧倒的な内容でクリアしてきた。2年前には相手国に乗り込んでケル・ブルック(33=イギリス)に11回KO勝ちを収めてIBF世界ウェルター級王座を獲得。初防衛戦では元2階級制覇王者のレイモント・ピーターソン(アメリカ)からダウンを奪ったすえ7回終了時点で棄権に追い込み、V2戦では22戦全勝の指名挑戦者、カルロス・オカンポ(23=メキシコ)を180秒で一蹴した。今年3月には5階級制覇を狙ったマイキー・ガルシア(31=アメリカ)と拳を交えたが、挑戦者に1ポイントも与えずに完封(120対108×2、120対107)した。いまやスペンスは階級を超えたボクサーの総合的な評価指標ともいえるパウンド・フォー・パウンド(PFP)で「リング誌」で6位、ESPN.comで5位、専門サイトBOXINGSCENE.comで6位にランクされているほどだ。バンタム級のWBA&IBF王者、井上尚弥(26=大橋)がそれぞれ4位、4位、2位だから、日本が誇る「モンスター」に匹敵する評価を受けている選手といっていい。
■接戦をものにしてきたポーター
WBC王者のポーターもアマチュア時代に全米ゴールデングローブ大会で優勝する活躍したが、こちらはミドル級(-75キロ)が主戦場だった。2008年10月のプロデビュー戦こそスーパー・ミドル級の体重だったポーターだが、2年目にはスーパー・ウェルター級に落とし、2010年からはウェルター級に落ち着いた。2013年12月にサウスポーのデボン・アレキサンダー(32=アメリカ)を攻略してIBF世界ウェルター級王座を獲得し、初防衛戦では技巧派の元2階級制覇王者、ポール・マリナッジ(アメリカ)を4回で仕留めた。しかし、2度目の防衛戦でケル・ブルックに判定で敗れ、ベルトを失った。ちなみに、この王座を引き継いでいるのがスペンスである。ものすごい勢いでスペンスが台頭してきたころ、ポーターは友人でもあるキース・サーマン(30=アメリカ)の持つWBA王座に挑んで惜敗するなどトップ戦線から脱落しかけたこともあった。しかし、アンドレ・ベルト(アメリカ)との元王者対決を制すると昨年9月のWBC王座決定戦でダニー・ガルシア(31=アメリカ)を判定で下して2度目の戴冠を果たした。今年3月には指名挑戦者のヨルデニス・ウガス(33=キューバ)に競り勝って初防衛に成功している。厳しい試合が続いてはいるが、これらを潜り抜けたことで勝負強さを身につけたといえるかもしれない。
■中盤までにスペンスの強打が炸裂か
どの距離でも戦えるサウスポーのスペンスがどっしりと構え、距離を潰して戦いたい小柄なポーターが揺さぶりをかけながら飛び込むチャンスをうかがうことになりそうだ。ポーターは前戦で懐深く構えるウガスの前になかなか攻め手を見つけられずに苦戦しており、スペンス相手にそう簡単に接近できるとは思えない。距離やタイミングをつかめないまま戸惑っているようだと中盤までにIBF王者の左ストレート、右フック、左右のアッパーの餌食になる危険性がある。7対1というオッズが出ているように、スペンス有利は揺るぎないものといえる。ポーターは前半でかき回して乱戦に持ち込み、中盤を我慢して終盤に勝負をかけたいところだが……。
◆◆◆WOWOW番組情報◆◆◆
★『エキサイトマッチ~世界プロボクシング』
世界プロボクシング 群雄割拠のウェルター級ビッグマッチ!
・対戦カード/WBC・IBF世界ウェルター級王座統一戦:エロール・スペンス vs ショーン・ポーター
【配信日】9/29(日)午前11:00頃[WOWOWメンバーズオンデマンド] ※先行ライブ配信
【放送日】9/30(月)夜9:00[WOWOWライブ]
★『エキサイトマッチ~世界プロボクシング』
元3団体統一ヘビー級王者フューリー世界前哨戦!
・対戦カード/ヘビー級12回戦:タイソン・フューリー vs オット・ワリン
【放送日】10/7(月)夜9:00[WOWOWライブ]
★『エキサイトマッチ~世界プロボクシング』
「破壊者」コバレフ、ビッグマッチへ試練の一戦!
・対戦カード/WBO世界L・ヘビー級タイトルマッチ:セルゲイ・コバレフ vs アンソニー・ヤード
【放送日】10/14(月・祝)夜9:00[WOWOWライブ]
■その他の情報は、WOWOW番組オフィシャルサイトへ!
https://www.wowow.co.jp/sports/excite/
■圧倒的な強さを見せつけているスペンス
2012年ロンドン五輪ウェルター級ベスト8入りのほか全米大会で何度も優勝するなど、アマチュアで輝かしい実績を残したスペンスは7年前にプロに転向。最初の2年間は慎重なマッチメークが施されたが、2015年からは強豪との対戦が増え、それらをすべて圧倒的な内容でクリアしてきた。2年前には相手国に乗り込んでケル・ブルック(33=イギリス)に11回KO勝ちを収めてIBF世界ウェルター級王座を獲得。初防衛戦では元2階級制覇王者のレイモント・ピーターソン(アメリカ)からダウンを奪ったすえ7回終了時点で棄権に追い込み、V2戦では22戦全勝の指名挑戦者、カルロス・オカンポ(23=メキシコ)を180秒で一蹴した。今年3月には5階級制覇を狙ったマイキー・ガルシア(31=アメリカ)と拳を交えたが、挑戦者に1ポイントも与えずに完封(120対108×2、120対107)した。いまやスペンスは階級を超えたボクサーの総合的な評価指標ともいえるパウンド・フォー・パウンド(PFP)で「リング誌」で6位、ESPN.comで5位、専門サイトBOXINGSCENE.comで6位にランクされているほどだ。バンタム級のWBA&IBF王者、井上尚弥(26=大橋)がそれぞれ4位、4位、2位だから、日本が誇る「モンスター」に匹敵する評価を受けている選手といっていい。
■接戦をものにしてきたポーター
WBC王者のポーターもアマチュア時代に全米ゴールデングローブ大会で優勝する活躍したが、こちらはミドル級(-75キロ)が主戦場だった。2008年10月のプロデビュー戦こそスーパー・ミドル級の体重だったポーターだが、2年目にはスーパー・ウェルター級に落とし、2010年からはウェルター級に落ち着いた。2013年12月にサウスポーのデボン・アレキサンダー(32=アメリカ)を攻略してIBF世界ウェルター級王座を獲得し、初防衛戦では技巧派の元2階級制覇王者、ポール・マリナッジ(アメリカ)を4回で仕留めた。しかし、2度目の防衛戦でケル・ブルックに判定で敗れ、ベルトを失った。ちなみに、この王座を引き継いでいるのがスペンスである。ものすごい勢いでスペンスが台頭してきたころ、ポーターは友人でもあるキース・サーマン(30=アメリカ)の持つWBA王座に挑んで惜敗するなどトップ戦線から脱落しかけたこともあった。しかし、アンドレ・ベルト(アメリカ)との元王者対決を制すると昨年9月のWBC王座決定戦でダニー・ガルシア(31=アメリカ)を判定で下して2度目の戴冠を果たした。今年3月には指名挑戦者のヨルデニス・ウガス(33=キューバ)に競り勝って初防衛に成功している。厳しい試合が続いてはいるが、これらを潜り抜けたことで勝負強さを身につけたといえるかもしれない。
■中盤までにスペンスの強打が炸裂か
どの距離でも戦えるサウスポーのスペンスがどっしりと構え、距離を潰して戦いたい小柄なポーターが揺さぶりをかけながら飛び込むチャンスをうかがうことになりそうだ。ポーターは前戦で懐深く構えるウガスの前になかなか攻め手を見つけられずに苦戦しており、スペンス相手にそう簡単に接近できるとは思えない。距離やタイミングをつかめないまま戸惑っているようだと中盤までにIBF王者の左ストレート、右フック、左右のアッパーの餌食になる危険性がある。7対1というオッズが出ているように、スペンス有利は揺るぎないものといえる。ポーターは前半でかき回して乱戦に持ち込み、中盤を我慢して終盤に勝負をかけたいところだが……。
◆◆◆WOWOW番組情報◆◆◆
★『エキサイトマッチ~世界プロボクシング』
世界プロボクシング 群雄割拠のウェルター級ビッグマッチ!
・対戦カード/WBC・IBF世界ウェルター級王座統一戦:エロール・スペンス vs ショーン・ポーター
【配信日】9/29(日)午前11:00頃[WOWOWメンバーズオンデマンド] ※先行ライブ配信
【放送日】9/30(月)夜9:00[WOWOWライブ]
★『エキサイトマッチ~世界プロボクシング』
元3団体統一ヘビー級王者フューリー世界前哨戦!
・対戦カード/ヘビー級12回戦:タイソン・フューリー vs オット・ワリン
【放送日】10/7(月)夜9:00[WOWOWライブ]
★『エキサイトマッチ~世界プロボクシング』
「破壊者」コバレフ、ビッグマッチへ試練の一戦!
・対戦カード/WBO世界L・ヘビー級タイトルマッチ:セルゲイ・コバレフ vs アンソニー・ヤード
【放送日】10/14(月・祝)夜9:00[WOWOWライブ]
■その他の情報は、WOWOW番組オフィシャルサイトへ!
https://www.wowow.co.jp/sports/excite/
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