家電リサイクルの進化に向けた「エアコン室外機外装自動分解システム」を開発

パナソニックグループ

自動分解設備と型番読取端末自動分解設備と型番読取端末

パナソニック ホールディングス株式会社(以下、パナソニックHD)マニュファクチャリングイノベーション本部は、パナソニック エコテクノロジー関東株式会社(以下、PETEC関東)および三菱マテリアル株式会社(以下、三菱マテリアル)と協力し、サーキュラーエコノミーの取り組みとして、エアコンの分解工程において、室外機をロボットで分解する「エアコン外装自動分解設備」と分解に必要な情報を蓄積する「分解データベース」による「エアコン室外機外装自動分解システム」を開発しました。


パナソニックHDでは、AIを活用した認識技術と、正確な位置決め制御および人の手技を再現するロボット制御技術を用いてエアコン室外機外装のビス外しとカバー外しを自動で行う「エアコン外装自動分解設備」を開発しました。またPETEC関東および三菱マテリアルと協力して分解ラインに投入されるエアコン室外機の情報を型番ごとに蓄積して、設備の稼働率向上など分解工程自動化における基盤となる「分解データベース」を構築しました。


「エアコン室外機外装自動分解設備」では、エアコン室外機をカメラで撮影し、汚れやサビがあるビスをAIを用いて正確に見つけ出し、ドライバーを備えたロボットアームでビスを外します。その後、人が行う動きを再現する把持ハンドでカバーの嵌め込みを外して分解します。これらにより分解工程の一部の自動化を実現しました。「分解データベース」では三菱マテリアルのAI-OCR技術によりラベルから読み取った型番と、自動分解設備から取得したエアコン室外機のビス本数や位置など分解に必要な情報を紐づけて蓄積します。「分解データベース」に登録済みとなったエアコン室外機では、ビスの誤認識によるロボットの無駄な動きを削減することで分解効率が向上します。これらにより自動分解設備を使い続けることにより、「分解データベース」への登録機種数が増え、分解動作が進化していくシステムを構築しました。


【お問い合わせ先】

マニュファクチャリングイノベーション本部 企画部

E-mail:midpress@ml.jp.panasonic.com


全文は以下プレスリリースをご覧ください。

▼[プレスリリース]家電リサイクルの進化に向けた「エアコン室外機外装自動分解システム」を開発(2023年6月27日)

https://news.panasonic.com/jp/press/jn230627-1

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会社概要

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URL
https://holdings.panasonic/jp/
業種
製造業
本社所在地
大阪府門真市大字門真1006番地
電話番号
06-6908-1121
代表者名
楠見 雄規
上場
東証プライム
資本金
2590億円
設立
1935年12月