パナソニック静岡工場 操業50周年 日本の洗濯文化をけん引
パナソニック株式会社の静岡工場が、操業50周年を迎えました。日本初の全自動洗濯機専門工場として竣工して以来、水流制御による洗浄力の向上や世界初となるヒートポンプ式乾燥、洗剤自動投入など新たな技術で使いやすさと環境性能を両立する洗濯機が静岡工場から誕生。日本の洗濯文化をけん引してきました。
静岡工場は、2槽式洗濯機が全盛期を迎えていた折に、女性の社会進出増加などの社会変化を先取りし、全自動洗濯機の専門工場として1973年6月より操業を開始しました。1968年、創業者の松下幸之助は、「過疎地解消のために、人目減少の地城に新工場を展開する」という方針を打ち出し、全国各地に工場建設を進めました。静岡工場の竣工は、この方針に沿うものであり、静岡県ならびに袋井市からの誘致に加え、昔からものづくりが盛んで東海道の中心に位置する遠州という土地柄により、建設地に選定しました。
静岡工場は、
(1)最高品質の製品づくりと高効率なものづくりの達成
(2)人材育成と人間性豊かな職場づくり
(3)地域社会に愛され親しまれる工場運営
の3つの方針を柱に運営を開始しました。中でも力を入れたのは、最高品質を担保した高効率なものづくりです。プレス部品や樹脂部品など主要部品の内製化により品質の均一化を図ったほか、長さ100メートルにおよぶ自動検査ラインを2ライン備え、全数サイクルテストを実施して、お客様に最高品質の洗濯機をお届けしてきました。
さらに、当時最先端の生産システムを導入し、部品の検収から保管、組立工程への搬送をコンピュータ管理化。搬送業務の低減に加えて、生産機種の切り替え時におけるロス削減の効果も生み出しました。この思想は現在も引き継がれており、RFタグを用いた部品管理、データ管理・分析により工程ロスの要因を瞬時に特定して生産工程にフィードバックする組立工程のDX化など、お客様の需要に応じてフレキシブルに生産して供給するものづくりへと進化。パナソニックグループにおけるものづくり改革のパイロット工場としてチャレンジし続けるとともに、活動成果は国内外の生産拠点へ展開していく予定です。
2022年6月には、ドラム式洗濯機の専門ラインを新設し、生産能力を従来の1.5倍に増強。ドラム式洗濯機の生産に最適化した工場へと刷新しました。今後も、時代の変化を先取りし、静岡工場から新たな洗濯文化の価値を提供するとともに、お客様により長く安心してお使い頂く製品を生み出すものづくりのこだわり「Panasonic Quality」を進化させていきます。
全文は以下プレスリリースをご覧ください。
▼[プレスリリース]パナソニック静岡工場 操業50周年 日本の洗濯文化をけん引(2023年9月14日)
https://news.panasonic.com/jp/press/jn230914-1
<関連情報>
・Panasonic Quality ~洗濯機 ものづくりのこだわり~【パナソニック公式】
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