高齢者と遠隔家族をつなぐデジタル同居サービスの研究開発を開始 ~内閣府 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期「包摂的コミュニティプラットフォームの構築」課題に採択~
パナソニック ホールディングス株式会社(以下、パナソニックHD)と学校法人国際医療福祉大学(以下、国際医療福祉大学)と株式会社 善光総合研究所(以下、善光総研)は、内閣府 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期における「包摂的コミュニティプラットフォームの構築」課題の研究開発テーマの一つとして採択(注1)された「高齢者と遠隔家族をつなぐデジタル同居サービスの開発」(以下、本研究開発)について、老親(高齢者)と離れてくらしているご家族(遠隔家族)とがデジタル技術を用いてあたかも同居しているようなつながりを実現し、高齢者の孤独感や遠隔家族の負担を軽減し双方のWell-being最大化を目指すデジタル同居サービスの研究開発を開始しました。
「デジタル同居」とは、今後、増加する独居高齢者と遠隔家族がデジタル技術を用いて、あたかも同居しているようなつながりを実現し、高齢者の孤独感を低減しつつ、遠隔家族の負担軽減を実現し、高齢者と遠隔家族の双方のWell-being最大化を目指すコンセプトです。本研究開発では、遠隔家族に着眼し、高齢者の行動変容を促し、健康維持や社会参加を通じて、生きがい感を高められる社会技術として「デジタル同居」というコンセプトを仮説におき、パナソニックHD、国際医療福祉大学、及び善光総研が互いに連携し、技術に加え、事業、社会的受容性、制度、人材の5つの視点から取組みを進め、デジタル同居サービスの社会実装を目指します。
【三者の役割と各取組み】
◇パナソニックHD(研究開発責任者所属機関)
・デジタル同居サービスを構成するデバイス・ソフトウェアの複合技術の開発
・高齢者の生きがい感向上と遠隔家族の満足度に資するサービスプラットフォームの構築
・自治体におけるデジタル同居サービスの実証
◇国際医療福祉大学
・データ活用スキルの習得に資する教育ツールの開発と介護支援専門員等の育成
◇善光総研
・デジタル技術・機器の活用スキルとスマート在宅ケアの実現力を備えた在宅特化型スマート介護士(仮称)の育成
注1:研究開発責任者の採択について|国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所
https://www.nibiohn.go.jp/sip3-housetsu/2023/08/news001.html
全文は以下プレスリリースをご覧ください。
▼[プレスリリース]高齢者と遠隔家族をつなぐデジタル同居サービスの研究開発を開始~内閣府 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期「包摂的コミュニティプラットフォームの構築」課題に採択(2023年9月26日)
https://news.panasonic.com/jp/press/jn230926-2
<関連情報>
◇パナソニック ホールディングス株式会社
介護業務支援サービス https://tech.panasonic.com/jp/lifelens/
デジタル・ケアマネジメント実証 https://tech.panasonic.com/jp/lifelens/dcm.html
◇国際医療福祉大学大学院 医療福祉経営専攻
先進ケア・ネットワーク開発研究分野
https://www.iuhw.ac.jp/daigakuin/faculty/health_welfare/care/index.html
国際医療福祉大学とパナソニックがデジタル・ケアマネジメントの効果検証で共同研究
https://www.iuhw.ac.jp/news-info/2021/010846.html
◇株式会社 善光総合研究所
スマート介護プラットフォーム「SCOP」https://scop.sfri.jp/
スマート介護士資格 https://smartcaregiver-online.studio.site/
◇戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)
https://www8.cao.go.jp/cstp/gaiyo/sip/
◇包摂的コミュニティプラットフォームの構築
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