2023年度グッドデザイン賞においてパナソニックが金賞およびファイナリスト（大賞候補）1件を含むグッドデザイン・ベスト100に3件選定

パナソニックグループ

2023年10月12日 11時00分

2023年度グッドデザイン賞（主催：公益財団法人日本デザイン振興会）の受賞発表が2023年10月5日に行われ、パナソニックグループは金賞受賞およびファイナリスト（大賞候補）選定1件を含むグッドデザイン・ベスト100に3件選定され、合計41件のグッドデザイン賞を受賞しました。

本年度パナソニックグループの受賞は以下の通りです。

【ファイナリスト（大賞候補）】【グッドデザイン金賞】

・ラムダッシュパームイン ES-PV6A（パナソニック株式会社くらしアプライアンス社）

https://panasonic.jp/shaver/products/lamdash_palm/es_pv6a.html

＜審査委員の評価＞（原文）

一つのジャンルの商品がいつまでも変わらないで、付加価値を競い合って膠着状態が続いていることはよくある。このシェーバーのジャンルは持ち手の先にユニバーサルジョイント機構があって、肌に沿って滑らかに動くという常識らしき構造があって、そこからの足し算の製品ばかりだった。このジョイント機構をマストとせず、その動きは手で行い、微妙な骨格の変化を手で追うことの方がよいとする企画力が優れている。またそれに伴う、リサイズには大きな開発リスクが伴うのだが、そこを乗り越えて新たなリニアモーターの設計、バッテリーの配置、機能性は引き算しない姿勢が素晴らしい。発想の転換が、機能を削がずに小型携帯性を生み出し、男性らしさを封じ込めたインテリア性までを実現したのだと思う。

【グッドデザイン・ベスト100】

・パーソナル食洗機 SOLOTA NP-TML1（パナソニック株式会社くらしアプライアンス社）

https://panasonic.jp/dish/products/NP-TML1.html

＜審査委員の評価＞（原文）

この食洗機が評価された点は大きく2つである。一つは食器を手で洗うという考えが根強い日本の文化を検討し、食洗機普及率を上げるために考えられたこと。一人暮らしの生活では時間に余裕のない現代では、賢く道具を使うことで生活の質を上げるという考えに立ち、徹底した小型化とタンク式による手軽さ、いずれ変わるかもしれない生活に対して気負いなく導入できる月額サービスなど、食洗機普及のために細かく考えられた点。もう一点は狭い日本の住環境（特に一人暮らしの住居）に対して、圧迫感の無い前後の透明窓と食器を洗ってそのまま置いておいてもだらしなくならないよう、食器棚のような存在として設えているデザインで、現代のライフスタイルに合う新たな提案となっている点が素晴らしい。

・ビルトインオーブンレンジ NE-DB1000（パナソニック株式会社くらしアプライアンス社）

https://sumai.panasonic.jp/eoven/new_lineup/NE_DB1000.html

＜審査委員の評価＞（原文）

「ビルトインオーブン NE-DB1000」は、上質なキッチン空間に調和するデザインが特徴。独自の排熱処理技術を開発した事で、アンダーカウンター、ウォールインのどちらにでも対応でき、一切のノイズを排除したスモークガラスの外観のみが際立つその姿は、日本のオーブン機器として過去にないほど洗練されている。使用時に限り操作部のみが光り誘導するUIといったディテールからも徹底ぶりが伺える。多機能でありながらもシンプルな外観を保ち、ユーザーに永く使ってほしい製品をデザインしようとする開発者たちの強い熱意を感じとることができた。

【グッドデザイン賞】

パナソニック株式会社

くらしアプライアンス社

・インバーター全自動洗濯機 NA-JFA8K2

https://panasonic.jp/wash/products/na_jfa8k2.html

・衣類乾燥機 NH-D605

https://panasonic.jp/wash/products/nh_d605.html

・コードレススティック掃除機 MC-SBM20（海外市場向け）

https://www.panasonic.com/my/consumer/home-appliance/vacuum-cleaner/stick-vacuum-cleaner/mc-sbm20hv47.html

・ファンヒーター Hot&Cool DS-FWX1201

https://panasonic.jp/danbo/products/DS-FWX1201.html

・衣類乾燥機スマートクローゼット HCC-R600AL/R