湘南サウンドを代表する兄弟デュオ、ブレッド&バター。デビューから半世紀の時を超え、伝説のバンドSKYEを迎えた集大成コンサートで蘇らせる至宝のシティポップ。WOWOWでいよいよ11/12(木)放送!

ブレッド&バター 50周年スペシャルコンサート~あの頃のまま~ 11/12(木)よる7:00 [WOWOWライブ]

1969年のデビュー以来、湘南サウンドの始祖として愛され続けて来た兄弟デュオ、ブレッド&バター。2015年以降は兄・岩沢幸⽮、弟・⼆⼸それぞれソロ活動に取り組んでいたが、昨年再始動。10月10日、50周年の集⼤成となるコンサートを東京・大手町三井ホールにて開催した。


波の音がSEとして流れる中、姿を現した幸矢・二弓。歌い始めたのは「野生の馬」。8月に逝去した盟友・岸部四郎とのユニット〝シローとBREAD&BUTTER″の楽曲(1971年)である。追悼のハーモニーを響かせた後、林⽴夫(ドラム)、⼩原礼(ベース)、鈴⽊茂(ギター)、松任⾕正隆(キーボード)からなる伝説のスーパーバンドSKYEを迎え入れ、ステージは一変して賑やかに。1960~70年代のブレッド&バターのレコーディングに参加していた彼らと共に、軽やかにして芳醇なシティポップサウンドを織り成していく。

序盤では「湘南ガール」「HOTEL PACIFIC」「海岸線」など、海の情景が浮かぶ楽曲群をセレクト。SKYEメンバーとの出会いを振り返るMCの流れで、デビュー曲「傷だらけの軽井沢」をワンコーラスだけ披露すると大拍手が起きた。当時東京の拠点として中目黒に借りていた同番号の部屋で生まれたという「♯405」、ロンドン・レコーディングを行ったアルバム『IMAGES』(1973年)制作時に未収録となった「TELL ME」(10月7日にリリースされたコンピレーションアルバム『Light Mellow BREAD&BUTTER』に初収録)など、セットリストは多彩。楽曲秘話や当時の笑い話を交えながらコンサートは和やかに展開した。

後半は、松任谷由実(呉田軽穂名義)による提供曲で、公演タイトルにも冠した「あの頃のまま」を披露。「ユーミン、(会場に)来てくれてます。緊張するけどマスターピースの1曲なのでしっかり歌いたい」(幸矢)との言葉通り、エモーショナルに歌い届けた。珍しくウェットな質感で異彩を放つ自作曲「センチメンタル・フレンド」を、二弓は思い入れたっぷりに熱唱。また、サブスクリプションで近年人気が高いとの談話に続き、「SUMMER BLUE」を軽やかにプレイする一幕も。終盤は代表曲「ピンクシャドウ」で沸かせ、「LET US LOVE」で本編を締め括った。

アンコールでは、スティーヴィー・ワンダーとの交流から生まれた「特別な気持ちで」で、コロナ禍で発声は叶わぬものの、会場の心を一つに。人との繋がりをロマンティックに歌った「FINE LINE」、そして最後は松任谷と3人で代表曲「マリエ」を披露。幸矢はこの日一番の透明度を誇るハイトーンを切なく響かせ、二弓は柔らかく爪弾くコードとコーラスでそっと寄り添った。和気あいあいと進んできたコンサートだったが、曲の世界へと引き込んで静けさの内に幕を閉じ、深い余韻を残した。

半世紀を経てなおブレッド&バターの音楽が色褪せないことを実証した本コンサート。「またこんな素敵な人たちとできたらうれしい」と幸矢は繰り返し述べ、意欲を示していたのが印象深い。後半へ進むにつれ二人の歌声も音色も輝きを増していったことに驚かされ、今後の活動への期待が高まるステージだった。

【番組情報】
ブレッド&バター 50周年スペシャルコンサート~あの頃のまま~
11/12(木)よる7:00 [WOWOWライブ]


【番組サイト】
https://www.wowow.co.jp/bread-n-butter/
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