「UFCヘビー級は怪獣映画を超えている!」WOWOW『UFC 甦る名勝負選!最重量ヘビー級 激闘の歴史』ゲスト出演の玉袋筋太郎が数々の名勝負映像に悶絶!

『UFC 甦る名勝負選!最重量ヘビー級 激闘の歴史』11/14(土)午前11:00[WOWOWライブ]

株式会社WOWOW

番組オフシャルサイト(https://www.wowow.co.jp/sports/ufc/

UFCのスーパースターたちの過去の名勝負をまとめたWOWOWの特別企画『UFC 甦る名勝負選!』。5回にわたって放送された、そのトリを務める今回はヘビー級特集! ブロック・レスナー、ミルコ・クロコップから、現王者スティーペ・ミオシッチまで、UFCヘビー級の名勝負の数々が放送される。その番組収録後、ゲストとして出演した浅草キッドの玉袋筋太郎に、UFCとヘビー級の魅力について語ってもらった。

――今、『UFC 甦る名勝負選!』ヘビー級特集の収録が終わったばかりですが、いかがでしたか?
いや~、すごかった!これこそ“キング・オブ・モンスターズ”であり、“怪獣総進撃”だったよ。しかもUFCヘビー級は、特撮もCGも使わない生身であの迫力だから。怪獣映画を超えてるよね。

——次から次へと、新たなモンスターが現れています。
だからUFCヘビー級王者は、初代王者のマーク・コールマンから、今、第21代王者のスティーペ・ミオシッチまでいるわけだけど、その防衛回数は、ミオシッチの3回防衛が最高記録というところがすごい。怪獣映画の世界では、ゴジラがずっと王者だけど、UFCヘビー級はもっと弱肉強食で群雄割拠な世界ってことだよね。モンスターの政権交代が次々と行われてきたわけだから。そういうすげえ世界が見れてよかったよ。

――2000年代後半に、PRIDEのトップファイターが次々とUFCに出てきたときなんか、その弱肉強食ぶりが顕著でした。
そうそう。俺なんかやっぱりPRIDEファイターが最強だろって思っていたところに、ミルコ・クロコップやアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラが負けていった、あのショックといったらなかったよ。ただ、そういった結末の残酷さ、勝負の厳しさ、それがまたたまらなく面白くて、UFCにますますハマっていくわけですよ。

――最強の打撃を持ったミルコがKO負けして、柔術マジシャンと呼ばれたノゲイラが一本負けを喫するという……。
ミルコがナパオン・ゴンザガにハイキックで負ける姿なんて見せられた日にゃ、どうするんだってことですよ。あれは俺たちPRIDEを見てたファンにとって、終戦記念日だったよ。

——あの日からPRIDEからUFCへ、時代が完全に移ったというか。
うん、ひっくり返ったね。俺たちの場合、髙田延彦さんがヒクソン・グレイシーに負けたとき、最初の終戦記念日を迎えてるんだけど、その後、日本の格闘技は桜庭和志選手の活躍なんかもあって繁栄を築くわけですよ。それが2度目の終戦を迎えた感じかな。ただ、それによって、総合格闘技が本当の意味で世界のものになった気がするな。

——世界には、まだまだ強い男たちがいる、という。
今回の放送ではファブリシオ・ヴェウドゥムも出てきたけど、あの選手も他団体であのPRIDEヘビー級王者だったエメリヤーエンコ・ヒョードルを初めて破ってるわけだからね。“皇帝”が崩御してるわけだから。で、そのヒョードル首を手土産にファブリシオはUFCに復帰して、ケイン・ラスケスをタップアウトさせて、UFCでもチャンピオンになるというね。しかも、ファブリシオはもともとミルコの柔術コーチだったりとかさ。物語が幾重にも重なってるんだよ。そういった歴史を感じられるのもたまらないね。

Getty ImagesGetty Images

――今回の番組では、いろんな怪物たちが出てきましたが、一番印象に残った選手は誰ですか?
みんなすげえけど、やっぱりインパクトでいえば、ブロック・レスナーだろうな。アメリカのプロレス界のトップがUFCに出てくるって面白さがあるしさ。俺たちが以前、夢中になって観ていたPRIDEのヘビー級も藤田和之選手、小川直也選手とかプロレスラーが挑んでいったけど、それがスケールアップしてUFCで行われてるっていうのがいいよ。しかも、WWEっていう世界最大のプロレス団体のチャンピオンが、UFCという総合格闘技の最高峰に出ていって、チャンピオンになってしまうというね。あの金網のオクタゴンに入ろうと決心した、レスナーの腹が据わり方も素晴らしい!

——PRIDE以上にMMAが進化したところにプロレスラーが出ていったという。
そうなんですよ。PRIDEでも後期はプロレスラーが勝てなくなって、もう完全に別物だなと思ったところで、エンターテインメントを標榜するWWEから、レスナーという一番大きな波が来た、というね。そういう非現実的な世界が見られるのもUFCヘビー級の魅力なんじゃないかな。

――そのレスナーが、近い将来UFCに復帰するんじゃないか、なんて噂もあります。
観たいね~!さらにライトヘビー級の絶対王者だったジョン・ジョーンズがヘビー級に上がってくるんじゃねえか、なんて噂もあったりとかしてさ。こんなのめちゃくちゃおもしれえじゃん。そのためにも、ジョーンズは私生活にだけは気をつけてほしい!

——ジョーンズには、いろんなスキャンダルがありましたね(笑)。
今月末、スキャンダルとトラブルの王様であるマイク・タイソンも真人間になって現役復帰するんだから、ジョーンズも新たな姿で出てきてほしいね。

——ちょうどヘビー級が新たな時代を迎えそうな時でもありますし。
ダニエル・コーミエも引退して、世代交代の時だからね。次から次へと怪物が出てくるから。恐竜の時代もジュラ紀、白亜紀とか、時代が移り変わっていったけど、UFCヘビー級もそれと同じじゃねえかな。マーク・コールマンとか、ケビン・ランデルマンなんかは、初期の恐竜でさ。今はフランシス・ガヌーとか、進化した恐竜も出てきてる。だから、これからも恐竜の時代はまだまだ続く。UFCヘビー級があるかぎり、恐竜は絶滅しないよ!
(取材/文・堀江ガンツ)


◆◆◆WOWOW『UFC -究極格闘技-』放送スケジュール◆◆◆
『UFC 甦る名勝負選!最重量ヘビー級 激闘の歴史
11/14(土)午前11:00[WOWOWライブ]
(WOWOWメンバーズオンデマンドにて同時配信)
12/27(日)深夜1:30[WOWOWライブ]リピート
(WOWOWメンバーズオンデマンドにて同時配信)

【対戦カード】
・UFC70 ヘビー級王座挑戦者決定戦/ミルコ・クロコップ vs ガブリエル・ナパオン・ゴンザーガ
・UFC100 ヘビー級王座統一戦/ブロック・レスナー vs フランク・ミア
・UFC110 ヘビー級/アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ vs ケイン・ベラスケス
・UFC188 ヘビー級王座統一戦/ケイン・ベラスケス vs ファブリシオ・ヴェウドゥム
・UFC198 ヘビー級タイトルマッチ/ファブリシオ・ヴェウドゥム vs スティーペ・ミオシッチ
・UFC218 ヘビー級/アリスター・オーフレイム vs フランシス・ガヌー
・UFC226 ヘビー級タイトルマッチ/スティーペ・ミオシッチ vs ダニエル・コーミエ
・UFC241 ヘビー級タイトルマッチ/ダニエル・コーミエ vs スティーペ・ミオシッチ
・他 /

■詳しくはWOWOW番組オフシャルサイト(https://www.wowow.co.jp/sports/ufc/)をチェック!
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業種
サービス業
本社所在地
東京都港区赤坂5-2-20 赤坂パークビル21F
電話番号
03-4330-8111
代表者名
山本 均
上場
東証プライム
資本金
50億円
設立
1984年12月