『ウルトラマンブレーザー』が新機軸の末に切り開いた新・王道の行く先はウルトラマンの進化形だった! 全話収録の『ビジュアルシリーズ ウルトラマンブレーザー 全バトルクロニクル』が1月22日発売!

各話の名シーンを集め、ウルトラヒーローや怪獣・宇宙人のデータも収録。メイン監督・田口清隆氏とメイン脚本・小柳啓伍氏のスペシャル対談も掲載!

株式会社講談社

『ビジュアルシリーズ ウルトラマンブレーザー 全バトルクロニクル』(講談社)『ビジュアルシリーズ ウルトラマンブレーザー 全バトルクロニクル』(講談社)

『ウルトラマンブレーザー』は、まだ観ていない人はもちろん、一度観た人にもぜひもう一回観てほしい傑作でした。熱く、楽しく、温かく、厳しい、そんな『ウルトラマンブレーザー』は、近年のウルトラマンシリーズの中では新機軸といえる要素を多く含んだ作品でもありました。そして、だからこそ、ウルトラマンシリーズの新たな王道にたどり着いた作品でもあったのです。


そんな『ウルトラマンブレーザー』の全話をまとめたムックが最終話放送直後の2024年1月22日に発売されます。講談社のカメラがおさめた各話の名シーンを集め、ウルトラヒーローや怪獣・宇宙人のデータや、ストーリーも収録。番組のキーマンであるメイン監督・田口清隆氏とメイン脚本・小柳啓伍氏のスペシャル対談も掲載しています。


迫力ある写真を眺めるだけでも、ワクワクドキドキすること必至ですし、『ウルトラマンブレーザー』を見返す時のお供として、怪獣のデータやストーリーの伏線を確認したり、あらためて大きな写真でブレーザーの勇姿を味わったりするのにぴったりの一冊です。


↑番組内に登場した専門用語を解説したコラム「防衛隊用語便覧」を掲載。↑番組内に登場した専門用語を解説したコラム「防衛隊用語便覧」を掲載。

↑ここでしか見られない決定的瞬間の講談社スチルなどから厳選して収録。↑ここでしか見られない決定的瞬間の講談社スチルなどから厳選して収録。

↑撮影で使用した貴重な小道具も別撮影で特別掲載。↑撮影で使用した貴重な小道具も別撮影で特別掲載。

↑田口監督と脚本の小柳氏の対談には裏話が満載!↑田口監督と脚本の小柳氏の対談には裏話が満載!

そんな『ウルトラマンブレーザー』が持つ新機軸の魅力を、2つだけご紹介しましょう。テーマは「コミュニケーション」「主人公」です。


↑ウルトラマンブレーザーはヒルマ ゲントと一体化して戦います。↑ウルトラマンブレーザーはヒルマ ゲントと一体化して戦います。

ウルトラマンは人間にとっては未知の生命体ですが、言葉やテレパシーで主人公の人間と会話をすることはよくありました。特にニュージェネレーションウルトラマンでは、バトルの最中でも「インナースペース」と呼ばれる空間でウルトラマンと変身者が話をして、意思疎通を図ることができたりもしました。そもそも『ウルトラマン』第1話の、不思議な世界でウルトラマンが科学特捜隊のハヤタ隊員にベーターカプセルを託すシーンこそ、「インナースペース」の元祖と呼べそうで、ウルトラマンシリーズはまさにここからスタートしているのです。


ところが、ブレーザーは変身者のヒルマ ゲントと会話はもちろん、他の方法でも意思を通わすことができません。これが新機軸その1です。一度、ゲントが「イエスかノーか」で意思疎通を図ろうとしたこともありましたが、その時もはっきりとしたコミュニケーションは取れませんでした。

↑ブレーザーとのコミュニケーションができないのも、SF感を増している。↑ブレーザーとのコミュニケーションができないのも、SF感を増している。

ゲントはブレーザーの力で怪獣を倒して皆を守れるから、そしてブレーザーに悪意を感じないからと、いざという時は変身して戦っていましたが、実は「あんな得体の知れないものにすがってどうなるか!」と叱責する地球防衛隊参謀長の言い分の方が正論なのかもしれません。


しかし一緒の時間を過ごしていく中で、ブレーザーがゲントの体を気遣っていること、ひいては生命を守るという共通の使命感を持っていることに気づくことで、ゲントとブレーザーは真の一体感を持つにいたるのです。これは、言葉でコミュニケーションが簡単に取れていた場合には、逆に難しいことなのではないでしょうか。


そして新機軸その2は、変身者のゲントが防衛チーム・SKaRD(スカード)の隊長であることです。ウルトラマンシリーズの変身者の多くは防衛チームのルーキーで、人間としての成長とウルトラヒーローとしての成長が重ねられて描かれてきました。しかしゲントはチームをまとめあげる立場にあり、上からは無理な命令が飛んできて、家庭の妻子との生活もあり、それでも世界を守る任務を遂行しなければなりません。

↑ゲントは隊長でありながら、特戦獣アースガロンで前線に出撃することも。↑ゲントは隊長でありながら、特戦獣アースガロンで前線に出撃することも。

そんななかで、ゲントは皆と話し合い、その結果を実行していくことで、問題を解決していきます。常に誠意をもって事に当たる姿は、夫として、父として、上司として、仲間として、そして頼れる部下としても、ぜひ目指したい形を見せてくれているように思えます。


また、この2点の他にも第19話でファードランアーマーにパワーアップするまではタイプチェンジをせずに同じ姿で戦い続けることや、シリーズに登場する怪獣の大半が完全新キャラクターであることなど、さまざまな新しい試みが目を引きました。

↑タイプチェンジせずに戦うブレーザーの姿は逆に新鮮に見える。↑タイプチェンジせずに戦うブレーザーの姿は逆に新鮮に見える。

タイプチェンジでのバトルやドラマの盛り上がり、歴代スター怪獣の活躍は近年のニュージェネレーションウルトラマンの大きな要素でしたが、こういったチャレンジにより、新機軸でありながら同時に宇宙人と怪獣のSFというウルトラマンの王道に立ち返ってもいるのです。


新機軸へのチャレンジは、いずれも作品の魅力につながり、新しい王道を生み出すことに成功しました。

そして2月23日に劇場公開される『ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突』が待っています。こちらでも新王道を突き進むブレーザーの活躍に期待したいものです。


『ビジュアルシリーズ ウルトラマンブレーザー 全バトルクロニクル』(定価:2970円〈税込〉)では、最終回までの名場面をバッチリ掲載しています。ぜひこのムックを読んで、『ウルトラマンブレーザー』の世界を振り返ってみてください。


【商品概要】
●書名:ビジュアルシリーズ ウルトラマンブレーザー 全バトルクロニクル

●定価:2970円(税込)

●体裁:A4判 80ページ(カバーつき) 

●発売日:2024年1月22日

●発行所:株式会社講談社

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(C)円谷プロ (C)ウルトラマンブレーザー製作委員会・テレビ東京

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代表者名
野間省伸
上場
未上場
資本金
3億円
設立
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