「女性・女系天皇」「平成流」「皇室」を学べる鉄学者と作家の対談、好評発売中
「女性天皇・女系天皇を認めてもよい 」派が7割を越えた!?
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2019年4月19日付の朝日新聞に掲載された「朝日新聞世論調査」において「『女性天皇・女系天皇を認めてもよい 』派が7割を越えた!?」との報道もあり、5月1日を前にして「女性・女系天皇」「平成流」「皇室」に関する注目が高まっています。本書はまさにこれらを学べる1冊として、好評を博しています。
なお、本書は好評を受けて4月23日付の読売新聞朝刊一面下(サンヤツ)に広告を掲載しています。
【内容紹介】
さようなら、「平成」! いよいよ「平成」が終わり、「令和」が始まります。
歴史の転換期、政治学者/鉄学者と作家が、「通学時の沿線風景」から「生前退位」に「新元号」、「女性・女系天皇」など、ゆるっとまじめに皇室を語り合いました。
新刊『平成の終焉』をはじめ、『大正天皇』『昭和天皇』『皇后考』と皇室関係の著作を多数出版してきた政治学者・原武史さんと、『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞、『船を編む』で本屋大賞を受賞、数々のベストセラーを手がける作家・三浦しをんさん。原さんの「鉄道愛」に戦きながら、三浦さんのツッコミが冴えわたる! ためになる脱力系対談、平成珍道中。
三浦しをん(「まえがき」より抜粋)
あるとき、会議中に原さんが猛然としゃべりだした。とある鉄道の本について、熱く熱く語っているのである。「いや、そんな細かい部分、ここにいるだれもわからんがな」と呆気に取られつつ、私は深く納得した。
なーんだ、ただのオタクだ!
そこからなにがどうなって対談をすることになったのか、いまいち記憶が定かではないのだが、小説や天皇制や鉄道について、二人で好きなようにしゃべったのが本書だ。
私と同様、門外漢のかたにも、肩肘張らずにお読みいただける内容になったのではないかと思う。
原 武史(「あとがき」より抜粋)
三浦さんが女性作家として、時にびしっと本質を衝く意見や質問をされることに、思わずはっとさせられた。
「社会全体の中で女の人をどう位置づけるかは、学校教育も政治家も何も考えていないような気がします。」
「アマテラスは女性の神様ですが、その子孫であるとされる天皇家は、なぜ女系を採用しなかったんでしょうね。」
学者でない人々、とりわけ女性との対話を積み重ねることで、自らの学問が鍛えられてゆくことの大切さを、改めて思い知らされた次第である。
【書誌情報】
書籍名:皇室、小説、ふらふら鉄道のこと。
著者名:原武史、三浦しをん
発売日:2019年2月27日
定 価:本体1500円+税
体 裁:四六版並製
頁 数:224
装 丁:寄藤文平+鈴木千佳子
ISBN:978-4-04-107668-2
発行:KADOKAWA
【著者プロフィール】
原 武史(はら たけし)
1962年東京生まれ。政治学者。鉄学者。東京大学大学院博士課程中退。
98年『「民都」大阪対「帝都」東京』でサントリー学芸賞、2001年『大正天皇』で毎日出版文化賞、08年『滝山コミューン一九七四』で講談社ノンフィクション賞、『昭和天皇』で司馬遼太郎賞を受賞。
著書に『皇后考』『日本政治思想史』など。現在、放送大学教授、明治学院大学名誉教授。
三浦しをん(みうら しをん)
1976年東京生まれ。2000年『格闘する者に○(まる)』で小説家としてデビュー。
以後、『月魚』『ロマンス小説の七日間』『秘密の花園』などの小説を発表。『悶絶スパイラル』『あやつられ文楽鑑賞』『本屋さんで待ちあわせ』など、エッセイ集も注目を集める。
06年『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞、12年『舟を編む』で本屋大賞、15年『あの家に暮らす四人の女』で織田作之助賞、19年『ののはな通信』で島清恋愛文学賞を受賞。
著書に『むかしのはなし』『風が強く吹いている』『仏果を得ず』『光』『神去なあなあ日常』『天国旅行』『木暮荘物語』『愛なき世界』など。
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