パナソニック ホールディングスとフィル・カンパニーが地域課題解決に向けた共同実証実験等に関する協力協定を締結
パナソニック ホールディングス株式会社(本社:大阪府門真市、代表取締役 社長執行役員 グループCEO:楠見 雄規、以下、パナソニックHD)と株式会社フィル・カンパニー(本社:東京都中央区、代表取締役社長:金子 麻理、以下、フィル・カンパニー)は、地域課題解決に向けたコミュニティビジネスでの共同実証実験等に関する協定書を締結したことをお知らせいたします。
■協業の背景と目的
少子高齢化や都市部への人口集中が進む中、「関係人口」(※)の創出、拡大に向けた取り組みが注目されています。これまで地域活性の取り組みとして、観光客である交流人口を増やす施策や定住人口を増やすための移住促進などが積極的に実施されてきましたが、その地域に居住していない地域外の人々に対しても地域づくりの担い手として活躍することを促すために、地域の魅力発信や交流イベントの開催など、継続的に多様な形で関わる人々である「関係人口」を増やすための取り組みが広がっています。
パナソニックHD モビリティ事業戦略室では、人々のくらしを起点に「移動」のあり方を見つめ直すことで、人やコミュニティの活性化を目指しています。モビリティ事業戦略室が推進中の「コミュニティ消費」プロジェクトでは、リアルな体験とデジタルの利便性を提供するECサイト「ハックツ!」を運営し、2023年5月から神奈川県藤沢市でサービスを展開しています。藤沢市では、地域の農家や魅力的な店舗の情報発信・商品販売に加えて、複数の出店者が連携して企画された地域の魅力を体験できるイベントの開催などを通じて、地域内外の人々が交流できる仕組みを構築し、お互いに支え合う共助を促すことで、これからの時代に求められる豊かなくらしの実現に取り組んでいます。
フィル・カンパニーは、空間ソリューション事業として駐車場(コインパーキング)の上部未利用空間に「空中店舗フィル・パーク」などの独自性の高いサービスを展開し、「まちづくりをオーダーメイド」というビジョンのもと、まちの活性化を主とした地域の課題解決を目指しています。まちの治安や賑わい作りに作用しにくかった三鷹市の市営駐輪場の上部空間に駐輪場を残したままフィル・パークを建築し、クリニックや学童保育、ダンススクールなど地域に必要なテナント業態を誘致するなど、行政とも連携しながら地域の人々の豊かな暮らしの一助となるような取組みを行っております。
本協業は、地域課題の解決を目指すものであり、両社が提供する体験価値を掛け合わせることで新たなシナジーの創出と検証を目的としています。
※「関係人口」とは、移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域と多様に関わる人々のこと。
全文は以下プレスリリースをご覧ください。
▼[プレスリリース]パナソニック ホールディングスとフィル・カンパニーが
地域課題解決に向けた共同実証実験等に関する協力協定を締結(2024年7月12日)
https://news.panasonic.com/jp/press/jn240712-1
<関連情報>
・パナソニック ホールディングス株式会社 モビリティソリューションズ
https://holdings.panasonic/jp/corporate/mobility.html
・「コミュニティ消費」プロジェクトサイト
https://holdings.panasonic/jp/corporate/mobility/community_consumption.html
・「ハックツ!」サービスサイト
https://hack-tsu.jpn.panasonic.com/
・株式会社フィル・カンパニー
・「空中店舗フィル・パーク」サービスサイト
・「プレミアムガレージハウス」サービスサイト
・関係人口ポータルサイト(総務省)
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